ということで、先週末は、白布温泉に泊った。東京から、3時間ぐらいで行けるが、本当に田舎だ。が綺麗なので、楽しみにしていたのだが、曇りで、星空は、見れなかった。
写真は、鉄砲鍛造遺跡。来年の大河ドラマの主役である直江兼次公が、1604年に、近畿から鉄砲職人を呼び寄せ、ここで、密かに鉄砲を作らせたという。関が原の合戦直後で、まさかその時は、その後250年余も、太平の世が続くだろうとは夢にも思わなかったに違いない。
ちなみに、白布よりちょっと米沢寄りにある小野川温泉は、小野小町が訪れたとされ、ご丁寧に小野小町の”休み石”が残っているが、これはさすがにいくらなんでも眉唾である。
白布温泉にも見所はある。旅館自体も見所かも知れないが。
ちょっと山に入ると、白布西国三十三観音がある。歴代米沢藩主も産詣したという。
薬師如来尊堂も残っており、湯治と参詣がいっしょに行われていたことを示すものだろう。
白布には、立派な滝もある。これは、近くにあるのだが、結構行くのはたいへん。長袖、長パンツ、滑りにくい靴で行くのが望ましい。道なき道を、草を掻き分けながら、下りていくのだ’(10分ぐらい)。でも、早朝にもかかわらず、ちゃんと数人見にきていた。ご丁寧に滝つぼで、釣りしている方もいた。
白布温泉からは、天元台高原へもすぐ。スキー場で有名だが、夏は、トレッキングと、グラススキーを楽しむ人が、大勢いた。
そのままちょっとドライブすると、もう福島との県境(白布峠)で、桧原湖が見下ろせる。磐梯山側から入ると、一番奥まったところにある湖だ。
本当にいいとこ。来年ブームになる前に、訪れてみたらいかが?