かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Robert Glasper Trio

2023年01月06日 | Music


今日は、今年初めてのライブ。
Robert Glasper Trio.
2回目だが、慣れてきたせいか、予習のおかげか、観客のノリが良かったせいか、今回の方が、良く感じた。
超満員。



見かけは、ストリートミュージシャン風だが、一度演奏を始めると、何が起こるかわからない、予測不能な、素晴らしい演奏を聞かせてくれる。
ジャズらしいジャズは、2曲ぐらいしかなくて(境界が難しいが)、様々な、演出を駆使した、また、トリッキーなリズムを交えた、でも、計算し尽くされた演奏を聞かせてくれた。
映像も、ライブとアーカイブをミックスした凝ったもの。

メンバーは、Burniss Travis(エレクトリックべース)、Junstin Tyson(ドラムス)、Jahi Sundance(DJ)。
ベースのみ、前回とメンバーが交代。

席が前すぎて、演奏中は、彼の顔と、ドラムと、シンセ(ピアノは、シンセの影に隠れて見えない)しか見えなかったので、ずいぶん助かった。
ベースは、映像に頼りっぱなしだったが、ソロ演奏は、ほとんどギター?
6弦ベースを巧みに操る。
Robertは、右端で(前回は、左端?)ベースや、ドラムソロの時は、ステージを降りて、目の前で、ドリンクを飲んだり、瞑想したりしている。
表情がよく見えて、様々な声色も駆使し、口笛も交えて、大サービス。
もちろん、キーボード演奏は、神。
ウーハースピーカーが足元にあって、始まる前は、ずいぶん響いていたので(風を感じる)心配したが、実際の演奏時は、大丈夫だった。

たっぷり、80分。
終了後、娘さんを抱き抱えての退場だった。
家族みんな、日本で年越ししたのだろう。
ただ、日本語は、全然ダメなようで、最初に、"OMEDETOH!"と、挨拶したのだが、たぶんほとんどの人は、わからなかったろう。
流石に、"ARIGATOH GOZAIMASU" は、いつもの言葉で、流暢に言えたが。

ループ音も駆使されるが、その場のものか、事前の音か判然としない。
日本語のループ音があったが、これは、事前に準備されたものだろう。

何故彼が人気を得続けているか、分かったような気がした。
進化(深化?)を続けている。
コメント
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