かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Herbie Hancock Quartet

2016年08月31日 | Music


今日は、久しぶりのBlue Note。
しかも、何と、あの、グラミー賞常連のHerbie Hancockさんのショー。
まさに、一生に一度のチャンス?



自由席の28番だったが、運良く、前から、2番目、かつ、キーボードのど真ん前の席をとることができた。
カルテットだったが、主役のHerbieは、いつも目の前。

年を感じさせない熱演で、チャレンジングなアレンジの曲が続く。
若いメンバーとのかけあいも、ガチンコだ。
Herbieも、ピアノ、シンセ、ショルダーキーボードと、アクティブかつアグレッシブな演奏。
古い曲(Water Melon Manなど)と、新しい曲を、織り交ぜ、また組み合わせたアレンジで、曲兼Iな3人の演奏が盛り上げる。
今製作中というアルバムの、パッチワーク的なアバンギャルドな曲も披露された。
と思えば、ピアノの独奏もあり。

一生、忘れられない夜になった。

アンコールの後、退場時に、握手まで、してもらった。
Thank you! と言ってくれたが、こちらこそThank you! だ。
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出雲神話の旅その17 賣布神社

2016年08月30日 | Other Western Japan
前後するが、また、出雲の話。



松江城の後は、最終日ということで、まだ行けていない神社を回った。
最初に訪れたのは、賣布(めふ)神社。
松江の中にある。



落ち着いた佇まい。
出雲国風土記や延喜式にも記されている由緒ある神社。
櫛八玉神(くしやたまのかみ)が、潮の流れのなかにあるとされる速秋津姫賣神(はやあきつひめのかみ)を命の祖神として祀ったことに始まり、樹種の神とされる相殿(あいどの)の三神が合わされ祀られたという。
海と、森を祀っているということなのだろう。



本殿。
立派な襖絵が残されているということで、その絵葉書を購入。
そんな大きな神社ではないが、歴史、風格ともすばらしい。
龍の彫刻もすばらしい。

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ウルトラQの精神史

2016年08月29日 | Books


本書は、まだ出たばかり。
著者も、私とほぼ同年代で、まさにフィット。

本書を読んで、そのうんちくと、洞察の深さに感動。

ウルトラQは、かなりバラエティに富んだ内容だが、それをカテゴリー毎に区分し、洞察を加えているが、知っているものと、知っていないものがあったが、トータルに、ウルトラQが、どういう作品であったかかが、見事描かれている。

作者は、ガラモンを見られなかったのが心残りと言っているが、私は、最初に見たゴルゴスの画面が暗くてよくわからなかったのが心残り。
ビデオも、当然DVDもない時代、見逃したら、次いつ見られるか、わからない時代だった。
最終が、カネゴンと思ったら、その後、ケムール人が出てきた。
それが、ウルトラマンの世界につながっていたと、著者は言う。

後付けのち理屈と、事実が、今となっては、判別難しいが、昭和40年代初期を生きてきたものとして、著者と、認識を共有する部分が多い。

今まで出たウルトラQ関連の著書を踏まえて、総括的にまとめられていて、ウルトラシリーズの元祖であるウルトラQをまず知りたい人は絶対目を通すべき、名著。
題名の精神史の言葉には、やや違和感あるが、既存本の題名を、継承しているらしい。
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RIVER

2016年08月28日 | Music
今日も、ゴルフ。
出だしで、つまづき、さっぱり君。
まぁ、次回がんばろう。
雨には合わなくて、ラッキーだったが。



こちらは、IMGINCE PROJECTの前作。
2008年グラミー賞で、最優秀アルバム賞を受賞した。

ジョニ・ミッチェルの楽曲を、フィーチャーしたトリビュート盤だが、本人も、ボーカルで参加している。
演奏が、オーソドックスで、夜のバーで、そのままかけておけば、何の心配もなく、バーテンダーは、カクテル作りに励めるような感じ。
楽器も、オーソドックスなものしか使われていない。
語りも入って、サービス満点。

本アルバムにも、様々なミュージシャンが参加しており、ノラジョーンズ、ティナターナーなどが、アルバム全体の雰囲気を、知っていたかのような歌声を聞かせてくれる。
これも、ちょっと個性を出すIMAGINE PROJECTに参加したミュージシャンの参加の仕方と異なる。
Herbieも、年を経るにつれ、どんどん任せながら、自分のプレイに徹するというスタイルになってきたということなのか。

それにしても、この調和感。
ピアノの音が、綺羅星のように光る。
流石、グラミー賞を受賞しただけある。

もっと古いのもちょっと聴いているが、常に新たなチャレンジを続けてきたピアニストであることがよくわかる。
来日公演が、ますます楽しみになってきた。
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IMAGINE PROJECT

2016年08月27日 | Music
今日は、朝からゴルフだったが、最後3ホール雨になって、危なかった。
最後までやれてよかったが、結構豪雨だったので、無理してやった人は、びしょびしょになったろう。
台風が近づいており、その動きが気になるところ。



今度、Herbie Hancok さんが、来日する。

ひょんなことで、ライブに行くことになったので、予習も兼ねて、2枚CDをゲット。
その1は、2010年の70歳の時に、制作されたIMAGINE PROJECT。

初っ端のIMAGINEから驚かされる。
ギターは、ジェフ・ベックだし、ボーカルも、ピンクとシールが歌いつなぐ。
HerbieとJohnは同い年だというから、初っ端に持って来たのかもしれないが、豪華かつすばらしい。

その後にも、有名曲を取り上げた夢の競演が続く。
演奏も、バラエティに富んでいて、ムンバイで、録音した曲は、インド楽器満載。
どんな風に、録音したのだろうか(インド楽器は、楽譜がないから、合わせるのがたいへんと聞く)。
ビートルズ関連では、もう一曲、なんとあのTomorrow Never Knowsが取り上げている。
意外な選曲と言えるだろうが、違和感なく溶け込んでいる。

まさに、聴いて、よかったという1枚!
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