今日は、早くも大みそか。といっても、大掃除をして、紅白を見るぐらいなのだけど。
今年の大ニュースは、何といっても、民主党への政権交替なのだけど、早くも、懸念されていた事態が、現実のものとなり始めている。政権支持率の低下に見事にそれが表れているのだが。まだ、間に合うので、この正月休み、今後どうするか鳩山さんにはじっくり考えてもらいたい。自民時代と違って、各大臣がいろいろ自分で考えているということは、感じられるので。
デリー国立博物館の中庭を見下ろす回廊も展示場になっている。
これは、誰だったろう。何か修業中のように見えるが。昨日ご紹介したライ王のテラスのヤマ天にも雰囲気が似ている。
これは、ガネーシャとパールヴァティか。
これは、仏様だろう。やや寸詰まりに見えるが、それがかえって愛着の湧くお姿だ。
これは、ヒンドゥ関連?クローズアップしてみると、その精巧さがよくわかる。
印度記は、まだ続くが、みなさんよいお年を。
今日は、日本橋三越でやっているアンコールワット展に行ってきた。
数年前横浜そごうでやっていたものよりやや規模は、小さいような気もするが、各時代の特徴を表した逸品が、バランスよく展示されている。この絵葉書にあるものは、その中でも代表的なもの。名品揃いだ。
かなりが、プノンペン博物館のものだが、プノンペン博物館で見た時は、暗くてよく見えなかったので、こちらの方が、ゆっくりと、じっくりと観賞できる。
屋根裏のこうもりがうるさかったのを思い出した。今は、どうなっているだろうか。
ヤマ天も展示されていた。これは、本物が、プノンペンの博物館の中庭に展示されていて、レプリカが、ライ王のテラス(写真)に置かれているものだ。これがヤマ=閻魔大王とされたのもそう昔もことではない。その前は、何の像かわからなかった。デリー博物館で見たヤマ天とは、まったく違う。
今回の目玉は、2001年にバンデアイクデイで発見された仏像の展示だろう。現地に新しくできたシハヌークイオン博物館に行けば見れるのだが、日本では初公開かもしれない。
なぜか、仏像が大量に捨てられ、埋められていたのだ。アンコールでは、仏教とヒンドゥ教が、入れ替わり立ち替わり信仰されたことがわかっているが、たぶんヒンドゥ教を信仰する王に変わった時、この廃仏毀釈が起こったと考えられるのだ。仲良く共存していたという説は、この捨てられた仏像達を見ると、ちょっと違うようだ。インドでも、仏教は、ほとんど駆逐されてしまっている。
2001年1月にバンテアイクデイに言った時は、ちょうど発掘調査中で、入れなかった。その直後の大発見だった。意図的に、首が切断されたりしてはいるが、地中に埋もれていたため、保存状況は極めてよく、芸術性の面でもきわめて高いレベルであったことが分かる。
カンボジアは、必ずいつか訪れたいところだ。インドで生まれた宗教、芸術を、東南アジアの地で、これだけ高いレベルにしたクメール人。すごい。
今、レコード大賞をやっているが、最近の曲で、知った曲がさっぱりない。かろうじてコマーシャルで使われているのをちらっと聞いたことがあるぐらいだ。
それに引き換え1980年代の知っている曲の多いこと。歌手の個性も際立っている。やはり最近の曲は、作り手の力が強くなりすぎたのではないか。当時ももちろんプロデユーサーの力は強かったけど、あくまでも素材があってそれを輝かせるのがプロデューサーだったような気がする。独りよがりの思い込みかもしれないが。でもやっぱりヒット曲は少なかったよね。
ボロブドゥールの仏像の頭もあった。道理で、ほとんど頭が残っていなかったわけである。
踊るシヴァ神はあまりにも有名。ナタラジャとも呼ばれ、東伝し、大黒天となった。これは、その中でも見事な像である。
これは、その脇にあった像だが、その妻パールヴァティか?
これは、仏舎利だったかな。メインの展示物の扱いだ。
細密画のコーナーの充実度もすごい。私も、昔お土産で、求めたことがあるのだが、この繊細度はすごい。毛一本一本で書いたとも言われる。それがこんなに展示されているとは。興味はあるのだが、これだけあると付き合い切れない?
ムガール帝国時代の展示物も多い。ちょっとごてごて過ぎて好みではないのだけど。
これは、何だっけ?
この神様の表情は、ユニークだ。立派なひげを生やしている。
これは、ヒンドゥらしいにぎにぎしさがある。
こんな感じでゆったり展示されている。ガラスケースに入っているものもあるが、ほとんどのものは、直に見れる。
これは、仏様。かなり古いものと思われる。