かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズ ピンズ コレクション

2007年09月30日 | The Beatles
今日は、ゴルフの予定だったのだが、行ったら、寒くて、雨も降っていたので、それでもやろうという根性のあるパートナーもなく、そのまま帰ってきた。ただ、止めて帰った人は、少なかったようだ。日本のゴルファーは根性がある。こっちは、お金がセーブできたのはもちろんだが、時間も得したような気がする。秋晴れの中、思いっきりプレーできたら、一番よかったのだけど。

おかげで、日本女子オープンの中継が見れた。見ごたえがあった。今、男子のゲームを放送しているが、石川遼選手(ハニカミ王子)の、話題で、持ち切りだ。スパイダーマン?(この調子だと優勝するかもしれない)も出ているが。遼君の方は、大苦戦していて、今も、池ャ`ャした。
たまたま沼澤聖一さん(元プロゴルファー、現解説者、指導者)の話を聞く機会があったが、石川遼君の資質、キャラクターについて、べた褒めだった(K選手のキャラクターとはえらい違いとのこと)。あれだけ、騒がれる理由は、ちゃんとあるらしい。
一方、アマの間は、アマの試合に徹し、プロの試合出場は(例外を除いて)プロになってからにして欲しいというご意見も、お持ちだった。沼澤さんは、アマ時代、5つも大きな大会で優勝している。40年以上前の話だが、今のハニカミ王子以上の活躍だ。
ちなみに沼澤さんの妹さんは、篠ひろこさんで、お二人とも、私と同郷の、仙台ご出身の方である。

ということで、久振りに雑用(DVDや、PC内のデータ整理等?)をしたが、ゴルフを見ながら、買い集めていたビートルズのアルバムのピンズの額装をした。額装といっても、13個のピンズを、ダンボールに綺麗に並べて刺すだけなのだが、なかなか綺麗にはいかない。でも一応できた。



日本で、ビートルズを聴いていた人は、LPが、アメリカ物と、イギリス物がごちゃごちゃで、そこに、日本物が入り、何がオリジナルなのかわからない状況だった。イギリス本国でも、その状況はあり、新曲を一曲だけ入れたベスト版があったり、EP版(4曲入り)を寄せ集めてLPにしたり、インストゥルメンタルがほとんどでビートルズの歌が数曲しか入っていなかったり、ぐちゃぐちゃである。今から、20年前ぐらい前から始まったCD化プロジェクトの際、一応この13枚が正式のLPということになった。その他に、この13枚に入りきらなかった曲のために、2枚のCDが追加されたが。もちろん、その他に、無数のテイクが出回っている。これらのごちゃごちゃの状況の解説本も、死ぬほど出ている。
実は、このピンズセットは、12個物もあり、そちらには、イエローサブマリンが入っていない。解散後も、正式なLPは出ているから、決めの問題ではあるのだが。
なかなか手作り感のあるいいコレクションになった。ホワイトアルバムのピンが、やや正方形でないのが気になるが(右上に、白の塗料がはみ出しているのがわかるかな?)。さすが、MADE IN UK。
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ピサヌローク

2007年09月29日 | Thailand・Vietnam・Phillipines
今週の朝日新聞の、『アジアの街角』は、タイのピサヌロークだった。スコータイに行った時、寄ったことがある。タイ北部の軍事、交通の要衝で、アユタヤ朝の都が置かれたこともある。16世紀に、ビルマ軍を破った英雄の出身地でもある。タイと、ビルマは、かつては、抗争を続けていた。



このお寺の仏像は、タイで、一番美しいと言われている(前に載せた)。チンナラート仏といい、この仏像を見にタイ全国から観光客がやってきて、一所懸命拝んでいる。



お寺の近くには、ナーン川があり、水上レストランが並んでいる。記事によると、この辺りには、水上生活者が多く、政府は、陸に上がるように要請していて、既に240軒が去ったそうだ。もう70軒しか残っていないという。



お寺の前には、お供え物セットが並べられていて、これからお祈りする人々が、買っている。ビルマと並んで、仏教が厚く信仰されている国だ。
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スーレーパゴタ

2007年09月28日 | Cambodia・Myanmar・Laos


今日は、何となく憂鬱だった。朝、フジTVで、長井さんが射殺されたシーンを見たからだ。写真は、現場の近くにあるスーレーパゴタ。市の中心部。
天安門の二の舞にならないようにと祈っていたが、二の舞になった。しかも、日本人が巻き込まれてしまった。これは、想定外だった。映像を見る限り、絶対、故意。他の国だったら、空を撃つなり、催涙ガスを使うなりして、命は奪わないだろう。相手は、丸腰だ。
ミャンマー国軍の統率力のなさか、もともと殺してもよいという指令が出ていたのか。
確か、ミャンマー国軍は、日本軍がその基礎を作ったはず。

いずれにしても、ミャンマー政府は、統治能力のなさと、国際感覚のなさを、改めて露呈した。

こうなってしまったからは、本格的な民主化への道を歩むか、北朝鮮への道を歩むかしかなくなってしまったかもしれない。少なくとも、現政権下のミャンマーに行く気はしなくなった。人の命を、何とも思わない支配者を利することになるからだ。支配者に能力がないということは、どうしようもなく、情けないことだ。

悲しい。
合掌。
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おくのほそ道2007 その5 弁慶と義経

2007年09月27日 | Tohoku ( Japan )
中尊寺から、バスツアーの皆さんは、猊鼻渓の川下りへ。私は、グループと分かれて一人、平泉散策へ。




最初は、弁慶のお墓。中尊寺への上り口の近くにある。大きな松の木が立っているが、弁慶松というらしい。



そこから、東北本線を渡って反対側に行くと、義経が最期を迎えたの小山、高館がある。
そのふもとにあるのが、『卯の花清水』。芭蕉さん一行も訪れている。
残念ながら、今は、水が枯れて、水道水が流されている。



高館の小山には、義経堂があり、義経さんが祀られている。中の、義経さんの像が見えるかな。芭蕉さんが訪れた、数年前に作られたものという。芭蕉さんは、ピカピカの像を見たのだろうか。途中には、ミニ博物館もあり、義経さんの波乱の人生を振り返ることもできる。



こここそ、

夏草や 兵共が 夢の跡

の句が、ぴったり来る場所だ。
北上川を見下ろす、絶景でもある。
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おくのほそ道2007 その4 中尊寺

2007年09月26日 | Tohoku ( Japan )


今日は、またまたドームに行った。まさに天王山。最初いきなり4点とられたが、結局、見事逆転勝ち。監督も選手も全力投球のゲームだったと思う。ナイスゲーム。巨人は、セリーグ優勝に大きく前進した。



中尊寺は、あまりにも有名。平安時代の人々が描いた浄土の世界が、この5m四方の金色堂に濃縮されている。本当にここまで、平安時代の浄土思想が濃縮されている寺院があるだろうか。正面から、ガラス越しにはなるが、じっくり見ることができる。
このお堂の下に、平泉の地で栄華を誇り、最後に義経をかくまって頼朝に滅ぼされた藤原4代のご遺体が安置されている。



芭蕉さんは、ここで、

五月雨の 降のこしてや 光堂

という句を残した。これまた完璧。



芭蕉さんが訪れた当時は、旧覆堂(おおいどう)が、金色堂を覆っていたので、様子は、少し違っていたかもしれない。今は、旧覆堂は奥に移築され、金色堂は、コンクリート製の覆堂に守られている。

讃衡蔵(さんこうぞう)は、宝物館だが、これますばらしい。平安時代に、京と全く同レベル(もしくは、それ以上)の文化が、この平泉に花開いていたという事実には、驚くしかない。

山全体にお堂が立ち並んでいて、時が経つのを忘れる。
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