昼にハプナに移った後、午後は、Whale Watching に参加することにした。
Whale Watching は、昔、マウイで見て以来だ。その時は、モロキニ島にシュノーケリングをしに行く途中で、たまたま見かけたのだけど。
船が、出るのは、ヒルトンのあるワイコロア。空港と、マウナケアビーチホテルの中間ぐらいにある。
まず、ワイコロアのQueens Market Place にあるショップで、手続きして、ビーチに向かう。
途中、ワイコロアリゾートが広がるが、溶岩の上に造られた人工的なリゾートであることがわかる。
湖などもあり、ここもいい感じのリゾートだ。
ビーチに出ると、船が停泊していた。この一番奥に見えるカタマランを使用。
カタマランまでは、グラスボートで行く。
ここから、ダイビングや、シュノーケリングなど、いろんなツアーが出ているようだ。
私が参加したのは、W&C。トイレではなく、Whale Watching & Cocktail 。飲み放題で、思わず飲み過ぎてしまった。
ここで、様々なビーチグッズが借りられる。
ペットの犬も同乗。
いよいよ出発。ホテルが、どんどん遠ざかっていく。
みんなで、眼を皿のようにして、クジラを探す。見つかると、方角(時間で表現、正面だと12 o'clock、右だと3 o'clock)と、距離(フィート)で、案内してくれる。
だんだん、あちこちにクジラがいることがわかってきた。
ここにいるクジラは、ザトウクジラ。冬の間、食料を求めて、また子作りのために、アラスカや、アリューシャン付近から、南下してくる。ハワイに来るのは、アラスカからのが多いらしいが。
条例で、100ヤード(約90m)より近づいては、いけないので、遠くから眺めることになるが、運よく、クジラの方から近づいてくれば、至近距離から見れることもある。
当日は、残念ながら、あまり近くからは、見れなかった。
こんな感じで、潮吹きの様子は、そこここで見れる。
途中で、水中マイクを下ろして、クジラの声を聴かせてくれる。多くのクジラが、コミュニケーションとっている様子が聴ける。凄い量のコミュニケーションだ。相当高度な会話がなされているようにも聞こえる。
この時期、親子連れのクジラも多い。
尻尾が見えたら、これから潜るところ。15分から20分は、上がってこない。それでも潜水時間は、短い方とのこと。
ジャンプが見れたのは、1回だけ。写真は、撮り損なった。
数は、見れたが、あまり近くでは見られなかったということで、クルーが、乗船用のTAGに、次回2割引のサインをして回っていた。単に、リピーターを呼び込むための作戦のようにも思えるが。
時間を延長して、クジラを探し続けてくれた。帰った頃には、もう夕暮れ時になっていた。
ワイコロアのコテージも、夕陽に映えて美しい。
このツアーに参加してしまうと、捕鯨反対派になることは間違いない。それは、論理ではなく、感情的なものだ。
捕鯨の是非は、よくディベートのテーマになるが、それとは別次元の何かがあるような気がした。