かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Big Island その11 マウナケア天文台

2011年02月28日 | USA


ONIZUKA CENTER から、ひたすら上る。途中までひどい凸凹道だったが、途中から、舗装道路に変わる。



周りは、超現実的な月世界のような光景が広がる。



雪が見えてきた。雪が降った後は、スキーもできるそうだが、酸素が薄い(地上の65%)ので、普通にはできない。



寝るなと言われて、降りたところが、この別世界。天文台群のど真中だった。

マウナケア天文台群については、こちらをどうぞ。

雲の上は青空。
一番左は、カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(口径3.58m)。
その右が、ジェミニ天文台。アメリカ、イギリス、カナダ、チリなどの共同プロジェクトだ(口径8m)。
その右が、ハワイ大学の望遠鏡(口径2.2m)。
その右が、イギリスの赤外線望遠鏡(口径3.8m)。
そのまた右の小さく見えるのが、ハワイ大学の教育センターだ。
世界の最高峰の望遠鏡が、軒を連ねている。



手前は、我日本のすばる望遠鏡(4,139m、口径8.2m)。誇らしい。
その右は、アメリカのケック望遠鏡Ⅰ(口径10m)。



カルテックサブミリ波望遠鏡(口径10.8m)は、すぐ近く。



これは、James Clerk 望遠鏡(4,092m、口径15m)。
ここから各天文台を見上げた。
これだけ多くの各国の望遠鏡がここに集中するのは、それだけ環境がいいということ。
世界(地上)で、一番天体観測に適した場所である。
さらにこれからマウナケアを登る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Big Island その10 ONIZUKA CENTER

2011年02月27日 | USA
春一番 言い訳できた ゴルフかな
風神 こと かねやん

今日は、房総でゴルフだったが、春らしい陽気でよかった。
ただ、流石に、風が強くて....
春を求めて多くの人が房総を訪れたようで、帰りのアクアラインは、大渋滞。



午前中、ハプナゴルフコースを回ってから、午後は、マウナケアに星を見に行くことにした。
ホテルまで、車が迎えに来てくれる。ほぼ山頂まで、車で、行けてしまうのだ。

標高2800m近くにあるONIZUKA CENTER まで、一気に上る。舗装道路が、続く。
Mauna Kea Visitor Information Center で一服するが、ここで、高度順応をするのだ。
お湯のサービスがあるほか、土産物屋や、マウナケアの科学を紹介する映画が常時上映される。

ONIZUKAさんは、スペースシャトルの事故で、亡くなられた日系人だが、ハワイ島の出身だった。実家は、コーヒー農園だったそうだ。
ONIZUKAさんは、ハワイ島の誇りだ。

ONIZUKA CENTER の、H/Pは、こちら。



ここで、無料のお湯のサービスがある。レンタカーなどは、立ち入りが制限されており、やたらに、車が増えないようにしている。
観光客が増えすぎて、星の観測環境が悪化しないための対策らしい。



ここで、日本食のお弁当サービス。味噌汁サービス付き。昼に特大バーガーを食べた直後で、ちょっと重かったが。



奥に、Silversword(銀剣草)の植生地がある。花は、数十年に一度しか咲かないが、葉っぱだけのSioverswordは、多く生えている。この草が見られるのは、ここと、マウイのハレアカラと、ヒマラヤだけという。不思議な話だ。マウイとは近いから、まだしも、何故ヒマラヤ?



葉っぱは、見かけどおり、木のように硬い。



荒涼とした高地に、背の低い草が、ぼつぼつと生えている。



マウナケア山頂は、まだずっと上。はるか上の方を登って行く車が見えた。
ここからしばらくでこぼこ道が続くが、天文台方向に行く車が増えないようにという目的があるのではないかということだった。
天文台近くになると舗装が奇麗になるが、これは、天文台の観測の邪魔になる埃がたたないようにということだった。いろいろあるんだなぁ。

ホテルのような建物があるが、天文台職員の宿舎ということだった。
天文台は、高度が高すぎるので、ここまで下りてきて、休息をとるそうだ。
今から、そこに登って行くのだ。ガイドさんから、ここからの睡眠禁止令が出た。ここから眠ってしまうと、起きた時、高山病を発症するリスクが高まるのだ。
水も、5分毎に一口づつ飲むようにとの指示だ。これも、高山病予防に効果的だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Big Island その9 ハプナゴルフコース IN編

2011年02月26日 | USA


富士山も 花粉に霞む ゴルフかな 

ハクション大魔王 こと かねやん

きょうは、久し振りの、日本でのゴルフだった。
花粉がたいへん。
あちこちで、ハックション・ハックョンやっている。
私は、大丈夫なのだが、一緒に回ったパートナーが、ついに今日臨界点を超え、花粉症患者の仲間入り。
私も気を付けなければ。
その点でもハワイは最高だった。



ハプナのINに回る。途中には、スナック売り場もない。ゴルフは、18ホール通しでやるのが本来の姿。



山が近い。木々が少なく、火山の裾野であることがわかる。



手入れも行き届き、すばらしい。



ハワイ島の北方向を臨んだところ。別のリゾートらしきものが見える。



海に向かって打て!



2月にもかかわらず、海には多くの人が。流石ハワイ。
ゴルフ場にゴルフをしに来たのか、景色を見に来たのか。



午前中に1ラウンド周り、ホテルに戻ってランチ。MEHANAビールも地ビール。このビールも味が濃い。南国のビールは、味が濃い目なのかな?



久し振りに、アメリカの本場の本当のBIGなバーガーをいただく。すごいボリュームだ。
とにかく太った人の多いこと。
見慣れていたはずなのだが、改めて、驚いてしまった。
ダイエットという言葉はないのか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Big Island その8 ハプナゴルフコース OUT編

2011年02月25日 | USA
ハプナゴルフコースは、マウナケアゴルフコースの山側に隣接している。
海岸沿いのホールはないが、よりダイナミックな風景が楽しめる。
マウナケアに比べると、アンジュレーションとか、バンカーの位置など、やや優しいセッティングになっているが、爽快感が味わえるすばらしいコースだ。



ホテルの前は、ハプナゴルフコース。南国らしい景色。



これは、Turkey? ボーリングじゃないぞ。



ゴルフレンジに陽が登って来た。



ラフがほとんどない。フェアウェイをはずすと、すぐヒース。我々の腕だと、即アンプレ。



海からの距離は、ちょっとあるが、あいかわらず、すばらし眺めが堪能できる。



山も近い。火山灰のせいか、もやっている。天気の他に風向きによって、眺めが違うそうだ。



珍しく池があった。ここだけ?



あひるが出てきた。バーディは出ないかな?



池の向こうに、海が。



ここにも別荘が。
こんなところで、のんびり過ごせたら最高?
海と山とゴルフ場しかないけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Big Island その7 Whale Watching

2011年02月24日 | USA


昼にハプナに移った後、午後は、Whale Watching に参加することにした。
Whale Watching は、昔、マウイで見て以来だ。その時は、モロキニ島にシュノーケリングをしに行く途中で、たまたま見かけたのだけど。

船が、出るのは、ヒルトンのあるワイコロア。空港と、マウナケアビーチホテルの中間ぐらいにある。
まず、ワイコロアのQueens Market Place にあるショップで、手続きして、ビーチに向かう。
途中、ワイコロアリゾートが広がるが、溶岩の上に造られた人工的なリゾートであることがわかる。



湖などもあり、ここもいい感じのリゾートだ。



ビーチに出ると、船が停泊していた。この一番奥に見えるカタマランを使用。
カタマランまでは、グラスボートで行く。
ここから、ダイビングや、シュノーケリングなど、いろんなツアーが出ているようだ。
私が参加したのは、W&C。トイレではなく、Whale Watching & Cocktail 。飲み放題で、思わず飲み過ぎてしまった。



ここで、様々なビーチグッズが借りられる。



ペットの犬も同乗。



いよいよ出発。ホテルが、どんどん遠ざかっていく。



みんなで、眼を皿のようにして、クジラを探す。見つかると、方角(時間で表現、正面だと12 o'clock、右だと3 o'clock)と、距離(フィート)で、案内してくれる。



だんだん、あちこちにクジラがいることがわかってきた。
ここにいるクジラは、ザトウクジラ。冬の間、食料を求めて、また子作りのために、アラスカや、アリューシャン付近から、南下してくる。ハワイに来るのは、アラスカからのが多いらしいが。
条例で、100ヤード(約90m)より近づいては、いけないので、遠くから眺めることになるが、運よく、クジラの方から近づいてくれば、至近距離から見れることもある。
当日は、残念ながら、あまり近くからは、見れなかった。
こんな感じで、潮吹きの様子は、そこここで見れる。



途中で、水中マイクを下ろして、クジラの声を聴かせてくれる。多くのクジラが、コミュニケーションとっている様子が聴ける。凄い量のコミュニケーションだ。相当高度な会話がなされているようにも聞こえる。



この時期、親子連れのクジラも多い。



尻尾が見えたら、これから潜るところ。15分から20分は、上がってこない。それでも潜水時間は、短い方とのこと。
ジャンプが見れたのは、1回だけ。写真は、撮り損なった。
数は、見れたが、あまり近くでは見られなかったということで、クルーが、乗船用のTAGに、次回2割引のサインをして回っていた。単に、リピーターを呼び込むための作戦のようにも思えるが。



時間を延長して、クジラを探し続けてくれた。帰った頃には、もう夕暮れ時になっていた。



ワイコロアのコテージも、夕陽に映えて美しい。

このツアーに参加してしまうと、捕鯨反対派になることは間違いない。それは、論理ではなく、感情的なものだ。
捕鯨の是非は、よくディベートのテーマになるが、それとは別次元の何かがあるような気がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする