すっかり梅雨空。
明日のゴルフは、どうなっちゃうんだろう。
本書は、本屋で見つけた。
神崎さんの本は、前にも読んだことがあり、記紀中心の話かと思ったら、最初の部分だけで、あとは、日本全国に残る、性にまつわる伝統、儀式、風習、歌などを、掘り起こそうとした本だった。
性は、秘め事だったり、明治以降、取り締まりが厳しくなり、なかなか全体像を明らかにするには,至っていない。
ただ、我々世代には触れる機会のない話がほとんどで、面白かった。
例えば道祖神。
あることは、知っていたが、その分布、かたちの違いなどを追っていくと、その歴史や、当時の人の動きが、見えてくる。
同じく、金精様という神様もいたそうだが、全然知らなかった。
チベットで見た歓喜天の話も出てくるが、私の見たものは、比較的新しい物であることを知った。
ブータンで見たものは、もっとあからさまだったが、本書では、触れられていない。
性にまつわる風俗は、古くは、記紀から始まり、江戸時代もたいへんおおらかだったことが、当時の外国人に驚きの目で捉えられたいる。
もちろん、子孫繁栄の祈りが元だろうが、豊作を願ったり、純粋な信仰となったり、様々な形で伝えられて来た。
すでに、忘れられてしまったものも多いが、このような形で、後世に残す試みも無駄では、ないだろう。
最後に、西岡秀雄さんという懐かしい名前が、繰り返し出て来たことについて。
この研究では、大家だそうだ。
大学の教養課程で講義を、受けたが、人気だった。
学科は、地理学だったか?
当時は、世界各国で集めたトイレットペーパーの色、材質から、各国のお国事情を洞察する話だったと記憶するが、教授としては、最晩年で、その後も,名誉教授として活躍されたそうだ。
日本の風俗史・民族史に興味のある人向け。
明日のゴルフは、どうなっちゃうんだろう。
本書は、本屋で見つけた。
神崎さんの本は、前にも読んだことがあり、記紀中心の話かと思ったら、最初の部分だけで、あとは、日本全国に残る、性にまつわる伝統、儀式、風習、歌などを、掘り起こそうとした本だった。
性は、秘め事だったり、明治以降、取り締まりが厳しくなり、なかなか全体像を明らかにするには,至っていない。
ただ、我々世代には触れる機会のない話がほとんどで、面白かった。
例えば道祖神。
あることは、知っていたが、その分布、かたちの違いなどを追っていくと、その歴史や、当時の人の動きが、見えてくる。
同じく、金精様という神様もいたそうだが、全然知らなかった。
チベットで見た歓喜天の話も出てくるが、私の見たものは、比較的新しい物であることを知った。
ブータンで見たものは、もっとあからさまだったが、本書では、触れられていない。
性にまつわる風俗は、古くは、記紀から始まり、江戸時代もたいへんおおらかだったことが、当時の外国人に驚きの目で捉えられたいる。
もちろん、子孫繁栄の祈りが元だろうが、豊作を願ったり、純粋な信仰となったり、様々な形で伝えられて来た。
すでに、忘れられてしまったものも多いが、このような形で、後世に残す試みも無駄では、ないだろう。
最後に、西岡秀雄さんという懐かしい名前が、繰り返し出て来たことについて。
この研究では、大家だそうだ。
大学の教養課程で講義を、受けたが、人気だった。
学科は、地理学だったか?
当時は、世界各国で集めたトイレットペーパーの色、材質から、各国のお国事情を洞察する話だったと記憶するが、教授としては、最晩年で、その後も,名誉教授として活躍されたそうだ。
日本の風俗史・民族史に興味のある人向け。