かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

称名寺

2015年05月31日 | Yokohama ( Japan )


今日は、予報に反して、いい天気。
午後、気になっていた、金沢文庫に行くことにした。
称名寺赤門。



山門。記念写真のご一行が。



アオサギが一羽。



いつ訪れてもすばらしいお庭。
平成になって、当時の姿に復元されたものだ。
鎌倉時代、北条泰時が、建立した。



称名寺から、金沢文庫に抜けるトンネル。
これは、新しいもので、隣に、当時からのトンネルが残る。



これが、気になっていた日向薬師如来。
鉈彫りの名品。
鎌倉時代のもの。
仏像マニアらしき人々が、仏像談義。



ちょっと時間があったので、ベイサイドマリーナで、お買い物。
昨日の地震など、みな忘れたかのようだ。



夜は、ブルーノートで、山中千尋さんを中心としたトリオのショー。
ドラムは、バークリーの同級生。
ベースは、22歳のイスラエル人という。
とにかくうまい、すごい。
山中さんは、ピアノ、キーボード、ギター風のキーボードの三種の楽器を使い、自由奔放に、熱演。
ギター風のキーボードは、嘘か誠か知らないが、通販で買ったものという。

7月の新アルバムの曲も披露。
シンコペーション・ハザードという曲。
シンコペーションというより、打ち寄せる波のよう。
もう完璧。

1日2回公演だが、曲目を変えているのだそうだ。
明日もあるので、日本を代表する若手ジャズピアニストの山中さんを、体験して欲しい。
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古代史の謎は「海路」で解ける

2015年05月30日 | Books



今日は、最高の天気。
スコアは、そこそこだけど、プレイしていて、気持ちいい



本書は、本屋で見つけた。
題名に惹かれたのだが、中身も相当なもの。

著者は、理系で、海運のプロ。
その目で、古代史を分析。
斬新な話を展開しており、結構、古代史の考え方に一石を投じる一冊になるかもしれない。

まず、驚くのは、2~4世紀の海運技術では、瀬戸内海を往来できなかったという見解。
そうすると、東征などという話は、絵空事になる。

また、当時の技術では、船での長距離移動ができないので、停泊する場所が小刻みに必要。だから、半島など、断崖になっているところは、航行できず、陸路を行ったはずとの見解。

そして、鉄を制したものが力を持つ中、瀬戸内海を航行できない時代、日本海側が圧倒的な力を持っていたが、瀬戸内海を航行できる技術を身につけてからは、力が拮抗。
そして、継体天皇の時代、それらの力がまとめられて、大和朝廷の基礎ができあがったというストーリーだ。

今の陸地部分についても、かつては、陸が退行しており、海、川になっていた部分があり、そこに水を通すことにより、水運ができるようにして、活動範囲を広げることができた。
斉明天皇時代の謎の水利施設があるが、川と盆地部分をつなげるための工事をしようとしたのではないかと推理する。

古代史ファンは、是非一読を。

といってたら、地震で、電車ストップ。
とほほ。


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鳥獣戯画展

2015年05月29日 | Culture・Arts


今晩は、東京国立博物館で開催中の、鳥獣戯画展に、行った。
平成の修理前、サントリーでの展覧会に行ったので、割愛しようと思っていたが、これをのがすと次に見れるかわからないので、行く決断をした。
決断というと、大げさなようだが、待ち時間が、半端じゃない。
昼に、行くと、入るまでに、1~2時間、人気の甲巻を見るのに、さらに、2~3時間、計4~5時間かかる。
遅くまで、やってる金曜日だと、そこまで、ひどくないだろうと思って行ったのだが、入場待ち時間は、なかったものの、甲巻の待ち時間が、190分ということで、体力勝負の、見学になった。

実際の待ち時間は、180分だったが、それにしても、凄い人気だ。印刷も、相当いいのがあるから、現物を見なくても、その良さは、わかりそうなものだが、現物が、見れるチャンスがあれば、見たくなるのが、人情だろう。

見る価値は、十分ある。
特に、アニメ大国といわれるようになった日本のアニメのルーツが、ここにあると思うと、感慨深い。
絵がうまいのは、もちろんだが、題材が、ユニーク、かつ庶民的で、思わずほのぼのした気持ちにさせられる。
国内に散逸したものの展示もあるが、さらに、海外にも散逸しているものが、あると知った。
残念だが、パネル展示ぐらいは、して欲しかったかな?
図録に、写真は、載っている。

あと一週間だが、ますます混むこと、間違いなし?
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LONG TALL SALLY

2015年05月28日 | The Beatles



復刻盤が出たということで、とりあえずゲット。
モノシリーズのアナログ版が出た時、7000枚限定で発売された。

1964年6月19日に発売された当時、全て初登場の曲ばかりだった。
ノリのいいロックンロール中心で、当時本EPを手にしたファンが喜ぶ顔が目に浮かぶ。

特に、LONG TALL SALLYは、ライブで、いつも歌われていた曲だし、PMのシャウト、本領発揮。

一方、オリジナルの、I CALL YOUR NAMEは、やや地味?
ちょっと、プレーヤーの調子が悪くて、調整に時間を要したが、これも、アナログらしいところ?

ということで、復刻版(特に、スリーブ)に、価値を見出す人向け。

復刻としては、いいんじゃないかい?
全部復刻されたら、それはそれで、つらいけど。

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僕のビートルズ音盤青春期Part1

2015年05月27日 | The Beatles



本書は、本屋で見つけた。
それにしても、出続けるビートルズ本。
どこまで付き合うか、根比べ?

本書は、正直高いが、読んだらはまった。
著者(絵も)の牧野氏は、ちょうど私より、1歳上。
だから、かなりビートルズにはまっていったパターンが似ている。
もう一つは、著者は芸術家だそうで、最初の絵は、SGTの歌をテーマにした著者のリトグラフの作品群。そして、エピソード一つ一つに、著者の挿絵がつけられ、これが、またよい。
マニア向けだが、初心者にも楽しめる内容になっている。
特に、50代以上の人には。

特に面白かったのは、牧野氏の生まれて最初に買ったレコードが、S&Gのベスト版。まさに、私と一緒。これは、かなりの偶然。
そして、東芝がやっていたビートルズデビュー50周年を記念したプロモーショングッズをゲットした話。
私は、その時、もらった横尾さんの絵のポスターは、引っ越している中で、なくしてしまい、再ゲットしたのだが、冊子は、どこかに残っているはずだ。
ステレオこれがビートルズだVol1のステレオの違和感。
などなど。

面白かった。
こんな本を、私も書いてみたい。

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