かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles Book バイブル

2012年03月31日 | The Beatles



今日は、春の嵐。朝、ゴルフ場に行ったが、あまりの風の強さにめげてキャンセル。
すごすご帰ってきた。
その後、雨足が強まり、台風みたいになったが、夜には、一転静かになった。
東京の桜も開花したそうで、春いよいよという感じではあるが。
これは、庭のユキヤナギ。風が強い感じが出たかな?



夜、横浜に行く用事があったが、台風一過ですっきり。
今日のクロックタワーは、ずっとこのピンク色。
たぶん、桜の開花をお祝いしているのだろう。



桜とクリスタルのコラボ?



バラも春の花?



本書は、本屋に並んでいるのを、偶然見つけた。今年の5月発行と書いてあるから、まだ、宣伝されていないのだろう。
見るからに”とんでも本”という感じだったが、一応GET。

内容は、???だが、ほんのちょっとは、参考になることもある。それにしても、内容の割に高い。

要するに、日本で発行されたビートルズ関係の本のカタログみたいなものなのだが、まぁ、そんなに物珍しい本はなく、知られている本がほとんど。私も本書に紹介されている本の内、かなりの本を持っている。
AMAZONで検索してもらうとわかるが、重要な本でも、結構落ちていたりもする。
もちろん洋書で、翻訳されていないものは、載っていない。

本は、★で5段階評価されており、でも★2つ以下は、見当たらないから、実質3段階評価。この評価は、かなり正しい。ということは、もしビートルズの本をこれから読み始める人は、★5つの本から読み始めるといい。
★5つの本の内、所有していないのが2冊あったが、一応読んでおこうと思って、内1冊は、注文した。古書で、定価の倍ぐらいの価格だった。

活動の紹介や、アルバムの紹介コーナーもあるが、ビートルズのことをまったく知らない人に対してしか意味のない内容。

ということで、このお金を払うんだったら、もっといい本がたくさんある。文庫本で、半額ぐらいで出してくれれば、一応お勧めはできたのだけど。

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Road Show

2012年03月30日 | Music

baseball日本のプロ野球も開幕した。これで優勝しなくちゃおかしいというジャイアンツの布陣だが、いきなりノーヒットノーラン寸前の敗戦。だから、スポーツは面白い。



ユーミンの2011年のツアーのBDが出た。
3.11が、リハーサル初日という多難なスタートではあったが、その苦難を乗り越え、最後は、宮城でのコンサートで締めた。
このBDは、その寸前の東京フォーラムでの録画だ。
私も、東京フォーラムで見たが、これは、元々5月の予定が、震災で延期になり、8月に開催されたもの。
ブログを検索したら8/10だった(ブログの利点は、その検索機能だ!)。

極めて完成度の高いショーだった。新旧の曲を織り交ぜながら、観客をどんどん引き込んでいく。
ユーミンのコンサートは、映像化されることが多く、映像化されたものは、かなり(というかほとんど)持っているが、映像もたぶんベスト。音も、たぶんベスト。
おまけに、ユーミンへのインタビュー(何故か、ずっとメイキャップ中)と、コンサートに訪れたタレント(同業者?)へのインタビューがついているが、これも面白い。
彼(女)らの、ショー、エンターテイメントに対する考え方が、よくわかる。

ちょっと値ははるが、ユーミンワールドに浸りたい人は、是非どうぞ。

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ほんとうの時代 Life+ 3月号

2012年03月29日 | The Beatles


少し春めいてきたかな?駅構内のモニュメントにも、sakuraが。

baseball昨日の野球は、結局最後まで見られなかった。TV放送も、大リーグ並に最後までやってほしかった。今日の試合は、地味にすぐ終わっちゃったけど。



本書は、結構前に読んだ。月が替わってしまうといまいちなので、ちょっとご紹介。

50代からの暮らしに”質と楽しさ”をプラス!
という銘打った雑誌だが、そっちが目的ではなく、
"我がこころのミュージック"
という方が目的だった。
専門書ではないから、さらっと大まかに、我々世代が聴いてきた音楽について、総括してくれている。

その世界には、まだ現役の私には、かったるい内容だが、すっかりご無沙汰だった人だったら、昔のレコードをひっかき回したくなること、請け合いだ。
ピーターバラカンさんも寄稿しているが、やっぱり当時の音楽が、一番輝いていたように思えてしょうがないのだ。ビートルズにしても、拓郎、陽水、ユーミンにしても。

アナログのデジタル化手法もさらっと説明してくれるが、私の経験だと、この方法だとたぶん物足りなく感じるはず。アナログは、やはりアナログプレーヤーで聴かないといまいち。

ついでに、旅行コーナーやら、写真コーナーやら、歴史コーナーやら、思わずぱらぱらめくってしまったが、そっちの方が、面白かった??

PHP研究所の本だが、PHPにお世話になったのは、学生時代の教材以来かもしれない。
ずいぶん一般的な本も出してるんだ。
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白昼の死角

2012年03月28日 | Books
baseball大リーグの開幕戦をやっている。今、1対1。緊迫感のあるいいゲームだ。イチローも、持ち味を出している。
hanadiAIJ社長の強弁には驚いた。弁護士のアドバイスを受けていたのかもしれないが、何年も嘘をつき続けて、その間、とんでもない報酬を受け続けて。
これで犯罪にならないのであれば、金融犯の大半は、釈放しなければならないのでは。だました相手が、欲に目の眩んだ投資家ではないところが、また救いようがない。あまりにも素人だったらしいけど。

AIJ事件がきっかけではないのだが、たまたま”白昼の死角”を読了した。



本書は、元々50年以上前の1960年に出た本だ。
何故、そんな古い本をというと、実は、本書は、私の人生に大きな影響を与えた本なのだ。
ではなぜ今なのかというと、本書を映画化した角川映画(1979年)がDVD化されGETしたら、もう一度33年振りに(たぶん)読みたくなったのだ(DVDはまだ見ていない)。
何故、33年前とわかるかというと、映画になったのが、1979年、ゼミを決めたのが、その寸前。そして、本書が、ゼミを決めたきっかけになったのは間違いないからだ。

久し振りに本書を手にし、その分厚さに驚いたが、面白さであっという間に読めた。不思議なもので、そのトリック(手形詐欺を繰り返す犯罪者を主人公にした小説だ)も、よく覚えている。
改めて読むと、戦後のどさくさの雰囲気、経済の浮き沈みの様子がよく描かれている。実際の光クラブの事件をモデルにした事件を前座の事件にし、高利貸しで長者番付に名を連ねた森脇将光を登場させ、実在したかわからないが、実在した人物から聞いた話として、この大作は描かれている。高木彬光氏を代表する犯罪小説といっていいだろう。実際に本書のモデルになった事件は存在したらしい。

33年振りに、本書を読んで、二つ、新たな発見(もしくは思い出したこと)があった。
一つ目は、主人公が、最後結核を病むこと。ゼミの先生も、若かりし頃、結核で、休学したという話を、入ゼミ後に聞いた。
二つ目は、裁判中に海外に逃亡した主人公が、著者に送った最後の手紙の日付が、何と私の誕生日になっていること。これは奇跡。

法律と、サスペンスに興味のある方に、絶対お勧めできる。
人生を変えるかも?
私の人生は、変わった。本書で、変わったのではなく、本書をきっかけに某ゼミに入ったことが理由だけど。


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金沢21世紀美術館

2012年03月27日 | Other Western Japan



長町武家屋敷を散策してから、”きたま”で治部煮。前日の夜もいただいたのだが、金沢らしい料理。高級料理ではなく、家庭料理という。
付け出しに、ゴリ煮と、クルミの佃煮が付く。ゴリは、もう金沢では採れないらしいが。
”きたま”は、かつては大きな料亭だったと思われるが、今は、さびれている。
かつて片町は、繁華街の中心だったが、金沢の老舗デパートである大和が一筋隣の香林坊に移って、その主役の場を奪われたという。



そこから、金沢城近くにある金沢21世紀美術館に行った。付属中学校跡地に作られたユニークな博物館。一度行ってみたいと思っていた。
この写真だとわかりにくいが、円形の平べったい形をしており、上に方形のオブジェが無秩序に並ぶ。中も、博物館の中心部は方形で、外側のショップなどは円形スペースに収まる。
すべてが、方形と円形の組み合わせでできている。



美術館内は撮影禁止だが、この作品は、屋外にある。一見プールだが、中に人?おぼれてはいないし?



美術館内に入ると、プールの下に行ける。
簡単な話なのだが、不思議な気分。中にいる人が、アートの一部になっちゃうんだね。
こんな感じの作品が並んでいる。芸術というより、発想で勝負!なんて言ったら、失礼かな?
蚕を這わせて作った大きな布みたいなオブジェもあった。これなんか、作る過程で勝負!



その近くにあるこの立派な建物は、元県庁。今、県庁は、駅の反対側に移ってしまった。これが、いい街づくりなのかな?今は、しいのき迎賓館とかいう訳のわからない施設になっていた。



その隣にあるのが、石川近代文学館&石川四高記念文化交流館。旧制四高の建物が保存され、博物館になっている。
明治26年から使われていたというから、すごい。石川四高記念館には、所縁の品々が展示されている。バンカラな校風だったようだ。



石川近代文学館の方では、石川県所縁の文人たちの原稿や、本などが展示されている。
鏡花、秋聲、犀星が、三文豪とされているが、その歴史が受け継がれてきたことがわかる。五木さんもその一人だ。変わり種では、あの苦役列車の西村さんも、ちゃっかり名を連ねていた。



中は、当時の学校の様子がよく保存されている。私の叔父も四高卒業のはずだが。

ということで、1日だけど、金沢のちょっとマニアックなところを回ってみた。
次回行くチャンスがあれば、茶屋街や、寺町も回ってみたい。

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