かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

仏像の顔

2013年09月30日 | Books


本書は、今月出たばかり。
清水さんという三井記念美術館館長の方が著した仏像の顔を中心にした鑑賞法を伝授する本。

確かに、仏像を拝む時は、顔を中心には見ているはずなのだが、こうパーツ毎に解説されると、意外としっかり見ていないことに気付く。
一重か二重か?
目の開け方は?
口の形は?
全体で、優しい印象とか、厳しい印象とかイメージは残っているのだが、その原因は、表情のパーツのどこかにあることに気づかされる。
鎌倉時代までの有名な仏像は、かなり網羅されているので、仏像案内書としても十分使える。

面白いし、読みやすい。
仏像の初級者から、中級車向け。
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謎の大王 継体天皇

2013年09月29日 | Books
今日は、ゴルフだった。コンディションは、最高と言ってよく、ここでいいスコアを出さないと.....
先週、いまさんだったが、今日は、いまいちで済んだ。
ドライバーがいまいち。パットが戻った分、いまさん→いまいち。原因が不明で困る。
再来週は、久振りに、オフィシャルなコンペがあるのだが。



本書は、最新作の”継体天皇と朝鮮半島”の元祖的著書。
順序が逆になったが、読んでみた。
流石、12年も読み継がれているだけあって、読み応えあり。
古代史研究は、こうあるべしという書だ。
著者の卒論からの研究テーマだという。

継体天皇の血統の謎、天皇になった経緯、磐井の乱をどう捉えるべきか、他の豪族との関係?
そして、そのタイミングに起こった大陸での力関係の大変動。

まさに、日本の国が形作られた時のキーマン。
天皇家が万世一系となったのは、継体天皇から?

古代史ファンには、必読の書。
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東レパンパシフィックテニス

2013年09月28日 | Sports


今日は、秋らしいいい天気だった。途中から、雲が厚くなってきたけど。
何回目かの東レパンパシに行ってきた。
30回記念ということだが、今回が最後とも噂されており、どうなってしまうのだろう。



まずは、シングル決勝戦。
クビトバさん登場。



対戦相手のカーバーさんも強豪だ。



でもクビトバさんのパワーがやや勝って、フルセットの末、クビトバ優勝。



表彰式の前に、30周年記念のセレモニー。
5回優勝のヒンギスさんが、ゲスト。



シングルスの、優勝者と、準優勝者。



ヒンギスさんが、日本人小学生ナンバー1と、練習。
まだまだやれそうだ。



ダブルス決勝開始。
ブラック組と、フーバー組の対戦。
USA、台湾、インド、ジンバブエと、4大陸選抜みたいだ。



ブラックさんの技巧が際立った。



フーバーさんも、ダブルス巧者らしく応戦。



フルセットの末、タイブレークで、それもジュースになり、最後ぎりぎりで、ブラック組が優勝。
PKで勝ったようなもので、力は、全くの互角だった。



帰り、東京によった。
丸之内南口。



再生なった、中央郵便局。



よく行くA16さんで、ディナー。
大賑わい。

ということで、充実した一日。
来年も東レパンパシやってね!
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ラヴィシャンカル わが人生、わが音楽

2013年09月27日 | The Beatles


本書は、本屋で見つけた。
全然知らなかったのだが、マストと思いゲット。
今月の発行とあったので、ゲットしたら、あのバングラデッシュの直後に書かれているずいぶん年期の入った本だった。以降に追記された部分が加わっている。
訳者が彼と会ったのは、何と私の生まれる前の1957年だという。

驚きから始まったのだが、本書を読むとその驚きは、深まるばかり。
あの、ラヴィさんは、日本で言えば、江戸時代と、現代の橋渡し役だったのかなと思われてきた。
この世のものとは思えない?

幼少時代ヨーロッパにいたことは知っていたが、それは、兄が、インド舞踊を極めるために、フランスにその場を求めたことがきっかけだったという。
特に、裕福な家庭ではなかったようだ。
ラヴィさんも、その時シタール奏者となるために行った訳ではなく、トライ&エラーを続ける中で、今のラヴィさんがいるということも知った。

それにしても....
音楽を学ぶというのは、楽譜を読んでというのが普通と思うのだが、当時のインドでは、まずグルを決めて、滅私奉公をする中で、生き残っていく修業の世界。
読んでいても、これが音楽の修業なのか、宗教なのか、哲学なのか、わからなくなるほどだ。
気の遠くなるような修業の世界。
インド音楽伝統の神髄は、グル、ビナーヤ、サーダナだという。指導者、謙遜、鍛練だ。
1オクターブの中に、66も音程がある!
リズムは、3から108?洋楽だったら、せいぜい16ビート。
途方もない。

わかったのは、彼の音楽への情熱と、兄と、師匠の存在の大きさだ。

私が、彼を知ったのは、1970年のバングラデッシュのコンサートの映像だが、何と、私の生まれたころに、彼の楽団が、すでに日本公演を行っていたのだそうだ。
その前に、もちろん紆余曲折があるのだが。
もちろん、ジョージとの出会いの話も出てくる。でも、ちょっとだけ。
ジョージには、敬意を払っているが、ヒッピーとの付き合い方には苦労もしたようだ。

びっくり尽くしの本だった。
ノラジョーンズとは、成長期には、会ってなかったとのこと。彼女の才能には、大拍手。

面白い!
ちょっと、現代の感覚からは、現実離れしてるけど、実話だ。
大拍手!!
ご冥福をお祈りする。
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ロックジェット ポールマッカートニー特集

2013年09月26日 | The Beatles

baseball今日は、久しぶりに、まじめに野球中継を見た。
最初は、ロッテは、勝ってるし、楽天は、追加点を入れらるし、今日は、お預けかなと思って見ていたら、急にロッテが逆転され、急に楽天が逆転し、9回裏に、マー君登場。
先頭打者に内野安打を打たれ、ファーボールを出し、送りバンドで、1アウト2、3塁。そして、三振、三振、優勝!
おめでとう楽天!
がんばろう 東北!

ちゃんとオーナーもいたね。今日、優勝するかどうかわからなかったのに、偉い?



PMの来日公演も、2か月弱に迫ってきて、どんどん本が出ているが、本書もその内の一冊。
老舗のシンコーさんの本だが、ユニークだった。
マニア向けと言ってしまえばそれまでだが、いわゆる音楽評論家の記事はなく、ミュージシャンや、漫画家、ライブハウス店長などのビートルズ論、PM論が展開される。

それぞれ言いたい放題なので、コメント難しいが、例えば、最初のミュージシャンの真鍋さんは、エンジニアもやられているそうで、スタジオの機器に詳しい。
デッカオーディションを落ちたビートルズは、パーロフォンに拾われ、アビーロードスタジオで、ジョージマーティンプロデュースの下、ファーストシングルを録音。
デッカスタジオの機器は、アビーロードスタジオの機器に比べ劣るそうで、たまたますばらしい音が残ることになった。偶然にしては、ラッキー過ぎ。
アイソーハースタンデイングゼアの、イントロのカウントなど、最高過ぎる!
確かにそうだ!

もちろん今回のツアーでの曲も丹念に紹介。この曲目を見ているだけでもワクワクしてくる。

さらに面白かったのは、フィラデルフィアのローリングストーンズツアー観戦レポート。
アメリカのコンサートの雰囲気がよく出ている。
安チケットで、入ったら、アリーナ席に突然案内されたという。
たぶん高いチケットに売れ残りが出たのだろう。でも、日本では、たぶんありえない?

しばらく、この手の本の発行が続くだろう。
やっぱり、この手のマニアックな本が面白いな。

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