かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

週刊日本の神社 出雲大社

2014年01月31日 | Books


あぶでかシリースが、映画版以外のものについては、終わって、日本の歴史シリーズも、興味のあった古代のところが終わって、さてと思っていたら、あのデアゴスティーニから神社シリーズがスタート。

神社シリーズがこれまであったかわからないが、デアゴスティーニであればと思い、第一巻の出雲大社の巻をゲット。特に、お寺から、別世界の神社に興味を持ち始めたところだったから、なおさらだ。
初刊で大割引(290円)なので、文句はないが、これから100巻まで刊行予定というから、2年越しの凄いプロジェクトだ。

内容は、オーソドックスに思える。周辺神社の情報が少ないのが気になるが、その他については、平成の大修理の情報も含めて、しっかりカバーされており、オーソドックスな編集がなされている印象を受ける。

古事記、日本書紀にも残る、特に古事記においては、神と天皇家のつながりのキーとなる出雲大社であり、この日本の神社シリーズの初っ端を飾るに相応しい内容になっているように感じた。

乞うご期待?!

何巻まで付き合うかわからないけど。
1月ももう終わり???
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楽しい古墳案内

2014年01月30日 | Books


本書は、新聞の広告で見かけた。
本屋に行ったらあったので、早速ゲット。

まさに私向け?
専門度の高い人よりは、古墳って何?っと興味を持ち始めた人向け。
しかも古墳案内という題名が示すように、学術書というよりは、旅人向けの書きぶりになっているのでありがたい。

私もここ数年、古墳はかなり訪れたが、訪れた場所についての本書の書きぶりは、まさにその通り。的を得ている。

では、本書の収穫はというと、まだ訪れていないところ。
吉備は、前々からどうにかしたいと思っていたのだが、本書を読んでいたらもう一つの穴場?である高崎近辺に多くのすばらしい古墳が残されていることを知った。
埼玉古墳群を同じタイプなのだとは思うのだが、ぜひ一度訪れたいところが増えた。

もう一つ、関東近辺に多くの知られていない古墳も紹介されている。これこそ本書ならではかもしれない。
古墳に興味のある初心者にピッタリのわかりやすい古墳案内書。
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なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか

2014年01月29日 | Books


本書は、本屋の平積みで見つけた。
ちょうど、葛城の道など踏破後で、弾みで、ゲット。
しっかりした本で、たいへんためになった。

神社の数は、8万ぐらいある中で、八幡神社は、8千弱という。
本書では、八幡だけではなく、最強11社(他の神社についても説明あり)について、その歴史、祀ってある神々、ご利益等、すっきり説明してくれる。
お寺だと宗派とか、その開祖とか、比較的由来があり、わかりやすいのだが、神社の場合、まず神々の数、種類がやたらに多く、混乱する。
本書では、最初に神社で祀っている神々を、記紀に出てくる神々、その後、日本の歴史の進行の中で出てくる神々、人が神々になったものの3種に分類できるという。

その中で、八幡神社は、日本の歴史の進行の中で、生まれてきた神社だ。
最初に出てくるのが、737年。記紀編纂の後だ。新羅との関係が悪化した時に、宇佐神宮に祈った記録が最初という。
その後、応神天皇と習合し、八幡信仰が広がった。さらに、奈良の大仏が建立された時に、八幡神上京。道教の託宣事件で、さらにクローズアップ。

宇佐八幡の史料を分析すると、八幡様は、韓国の神と考えられるという。同じように、韓国からの神を祀ったのが、三井寺の護法神という。

このように、驚きの考察が展開され、目から鱗。

本書を読んでキーワードは、習合。元の神が、実在の人物や、仏様と習合し、様々な展開をしていく。変化(へんげ)と言ったら、いいすぎか。明治維新までは、長い間、仏様と神様は、同じように祈りの対象だった。そこから、また分離したので、由来が、ますます混沌とし、それを掘り起こすのは、特に神道側は、難しくなっている。

いずれにしても、神社、神々に興味のある方は、ぜひ一読すべき一書だろう。極めて興味深い考察が展開される。
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beatleg 1月号

2014年01月28日 | The Beatles



値段もそこそこながら、マニアックなファンには、欠かせないBeatleg。
タイトルに惹かれ、久しぶりにゲット。

昨年vol2も出たビートルズのBBCライブについての徹底追求版だ。

まずは、何故たかが一放送局のライブ番組にあれだけの名演が残されたかだが、当時のライブは、30分程度で、決まりきった曲のみ。このBBCライブで、鬱憤ばらしをしていたのではないかと、勝手に分析。やらされ感のコンサートに対し、やりたい感のBBCライブだったという分析だ。

そのBBCライブのピークは、やはり1963年の音源ではないか。先般の、iTunes 独占販売の音源を聴いてもわかる。それから、ジョージが目立つのも、BBCライブの特徴だが、その分析もなされている。
そして、各番組の紹介の後、時系列に、ビートルズが出演した音源の説明。その内容が半端ない。BBCの音源を全て聞いた上での解説という感じ。
我々が聴いても、演奏が調子いい時と、イマイチの時の違いが感じられるが、本書では、その辺も一刀両断。

出来立てほやほやのPMのライブレポートや、ちょっと前のKISSのライブレポートなど、他にも興味深い記事がたくさん。
ビートルズ以外の記事も多いが、そのディープさを考えると、ビートルズファン必読の一書。

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ゴルフに深く悩んだあなたが最後に読むスウィングの5ヶ条

2014年01月27日 | Sports


昨日の、”ゴルフに泣かされた.....”の前編に当たる本が、この”ゴルフに深く悩んだ......”。2012年に出た本。

ついついゲットし、早速読んでしまった。
順序としては、やはり本書の後に、”泣かされた.....”の方を読むべきだったとは思うが、セットで読むと、効果も2倍?

前者が精神面中心とすれば、こちらは、技術面中心。ということであるから、巷にあふれるゴルフ本と共通点も多いが、著者が体で覚えたことを、我々レベルのアマチュアにわかりやすい形にしてまとめて提示してくれる。

結構前の本だから、ネタバレしてしまうと、5ヶ条とは、立つ、捻る、遠心力、管理、連動の5つ。なーんだと言われそうだが、その一つ一つに大きな意味があり、それが連動して、すばらしいスィングにつながる。

例えば、立つ。
方向性については、結構気をつけているつもりだが(でも、時々ャJする)、地面に杭を刺すように立つというのは意外と実践できていない。
しっかりしたスウィングをするには、まず下半身を地面にしっかり安定させなければならない。その当たり前のことができず、上半身のスウィングの方に気をとられ、結局ミスショットということが、いかに多いことか。

プロのゲームを見ていると、確かに、プロは、まず下半身を安定させてから、スウィングに入っている。我々が、バンカーで足場を固めるように。

そして、ゆっくり、リラックス。これは、いつもそうしようと思ってはいるが。

当たり前のことを、整理して、シンプルにして、我々レベルのゴルファーレベルに合わせて提示してくれている本として貴重だと思う。
何度か読み返して、私に合うようにカスタマイズして、プレイに活かしたい!
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