かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

今年も紅白

2006年12月31日 | Other Eastern Japan



Conservativeな私には、大晦日での紅白は定番。特に、海外にいた時は、紅白は、自分が日本人と感じる一時だった。シカゴ駐在時代は、まだ衛星放送はなくて、西海岸で放送されたもののビデオを(親切な業者が空輸してくれた)、正月の夜に見るのが、年中行事だった。

今、”英語でしゃべらナイト”のコーナーが終わったところ。ずっと紅白の視聴率が下がっているのは、NHKのせいというより、日本人の興味が多様化したせいなのだろう。見ていても知っている歌は、1/4あるかないかだ。昔は、半分以下ということはありえなかった。
懐メロ紅白とするわけにもいかないし。この流れを予感してか、タクローとか、ユーミンとか、ずっと紅白に出なかった。でも、年に一辺ぐらい、ごった煮方式で、楽しむ機会があってもいいよね。

昨夜は、ふらっと伊豆に泊まったが、富士山が綺麗だった。
今日は、(サスペンスドラマによく出てくるつり橋で有名な)城ヶ崎海岸に寄ってから帰ってきた。伊豆七島がよく見えてよかったですよ。



帰りしなに”怪しい少年少女博物館”にも、好奇心で行ってみた。



1,000円は高いし、かなりマニアックということで、目的のある人向け。”怪しい”という表現がぴったり。すごい量の展示物があるから、興味のあるものは、絶対見つかると思うけど。ビートルズの”HELP”のポスターもあった。あれだけでも、結構いい値段するんだよね。

これは、御馴染みの海老名インターにあるゴリエの像。さすがに、今年は、紅白に出ませんでした。



来年は、年男なのですが、156万人もいるそうです。まだまだ、たくさん生まれていたんですね。もちろんピークは、昭和22年生まれの団塊の世代の皆さん。2007年問題の主役の方々です。

よいお年をお迎えください。

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会社は誰のために

2006年12月29日 | Books
今年もたくさん本を読んだ。

"会社は誰のために”も、良く売れた本だろう。伊藤忠の丹羽さんと、キャノンの御手洗さんの対談から出来た本だ。
サクセスストーリーだから、普通のサラリーマンには縁がないかいうとそうでもない。
でも、だからみなできるかというとそうでもない。

あれほどになるには、すごい実力と運と、両方が必要なのだろう。

正直言って、目新しい話はなかった。『汗出セ、知恵出セ、マジメニ働ケ』などというフレーズを見ると、基本は、大きくは変わっていないんだと思う。
この本の内容が、今の若者や、ウォールストリートの○千万プレーヤーにマッチするかもわからない。
勉強になる点は、たくさんある。でも、盲目的についていくほどでもない。

人生に、王道はない。

明日は、たぶん休みます。
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ウルトラマン誕生

2006年12月28日 | Books
今年、亡くなられた方の一人に、実相寺昭雄さんがいる。
たまたま、ちくま文庫から出た”ウルトラマン誕生”という本を読んでいた時だったので、ショックだった。何しろ、我々の世代の精神構造創造期のヒーローを作った立役者である。
この本は、2部構成で、より試行錯誤度合いが強い、一部の方が面白い。
当初は、『科学特捜隊ベムラー』という名の企画だったというが、絵コンテを見る限り、そのベムラーは河童だ(映画にもなった”ガッパ”にも似ている)。ただ、①科学特捜隊という呼称②宇宙から地球を守るという設定③ベムラーという主人公が巨大化できるという点で、ウルトラマンの原型と言える。
そして、次の企画が『レッドマン』だが、姿は、まだまだウルトラマンにはほど遠かった。頭がとがって、ひげをはやしている(この本で、その姿を初めて見たが笑える)。その後、『ウルトラマン』に近い姿になったが、名はそのまま、当初は、レッドマンだったという。
そういえば、最初の候補の『ベムラー』が、最初のウルトラマンの敵役の名になったというのだから面白い。
その後ウルトラマンの顔もどんどん変わっていくのだが、これは、TVを見ていた小学生の我々にもわかった。着実にかっこよくなっていった。
話すと切りがないが、当時の ”Try&Error”振りが、とっても楽しく書かれている。
ウルトラマンファン、クリエイターに憧れている人は、一読されたら、いかがだろうか。
すばらしヒーローをCreate してくれてありがとう。
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The Last Emperor

2006年12月27日 | China



今年は、ラストエンペラーこと溥儀生誕100周年だった。ラストエンペラーの映画で、その数奇な生涯が、改めて認識されたが、これほど、鮮やかに、世の流れに翻弄された人も少ないだろう。
清国の皇帝になりながら、辛亥革命で、帝位を追われる。一瞬の帝政復活で、帝位に再度着くがすぐ、12日でまたその位を失う。そして、満州国の傀儡皇帝となり、日本との皇室とも交流を持つが、敗戦し、ソビエトの捕虜。そして、中国の共産党による人間改造により、生まれ変わり?平民として、一生を終えた。
映画では、平民となった溥儀が、観光客と一緒に紫禁城を訪れ、玉座に、清国の皇帝になった幼い頃を懐かしむように、座るシーンがあるが、いいラストシーンだった。でも、現実は、そんなロマンチックなものではなかったろう。

岩波新書より、今年、「溥儀」という本が出た。彼の人生を、主体的に人生を切り開く「波乱万丈」型に対し、時代の激流に翻弄された「数奇な運命」型であるという。毛沢東は、溥儀の性格を、「小心、権力に媚びる、死ぬことを怖がる」と評した。世に伝えられている物語は、本人によるもの(「我が前半生」→実はゴーストライターによるものだったという)も含めて、恣意的なものが多いという。東京裁判での証言も、保身のため、歪められているという。新事実もたくさん盛り込まれている。まだまだ研究の余地が多いのだろう。

人間の本質を考える上で、(極端なケースだが)溥儀の生き様の研究というのは、すごい題材だ。

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ROCK HARD !

2006年12月26日 | Music
ジェームズブラウンさんが亡くなられた。確か、一年前ぐらい前、来日していたのに、突然で、びっくりした。昔から、ソウルの神様的な存在だったが、一度もお会いできなかった。そんなにファンではなかったのだが、ブルースブラザーズでの神父役で、印象に残っている。ご冥福をお祈りします。

去年、ディナーショーで楽しませていただいた”マジー”が、紅白にゲスト出演するらしい。がんばってね。先週末のディナーショーで見た某演歌歌手は、来年出られるかな?

ROCK AERAという雑誌があるが、今回は、60-70年代のロックファンをターゲットにした企画。ロックミュージッシャンの初来日特集があるが、70年代前半の来日ラッシュはすごかったんだなと改めて感じ入った。当時、私は、仙台にいて、指を銜えていたわけだが。

70年代後半で、上京し、KISS、BOB DYLAN、BOSTON などに感動した訳だが、BOB DYLAN 以外は載っていない。どうも私の見たKISSは、2度目の来日だったらしい。BOSTONが何故載っていないのだろう?
このコーナーを読んで、私が、見逃したと感じたのは、BOB MARLEY。見たかったなぁ....たまたま、後に、ジャマイカにも行けたことも、レゲェへの、憧れの一因かもしれない。

いずれにしても、この雑誌は、40-50代のロックファンをあからさまにターゲットにした雑誌なので、あからさまにターゲットになった人は、一読されたらいかがでしょう?

この本で、BOSTONが、5枚アルバムを出していることを知った。私の知っていたのは、3作目まで。8年毎にアルバム出していたらしい。ついていけないよね。

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