かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

黄龍その3 争艶彩池

2010年08月31日 | China・Mongolia


五彩池から、ケーブルカーからの遊歩道と黄龍の合流点を通り越して、下に向かう。
黄龍中寺があった。途中にも見所はあるようだが、遊歩道は、一本であり、そこから出ることは、禁止されているため、黄龍の全ては、見ることはできない。
それでも、見所満載なので、ご心配なく。



吉祥紋や、マニ車は、チベット風だが、元々人がそんなに住んでいた所ではなく、宗教色は、強くないようだ。



そこから、接仙橋を渡って、遊歩道は、再び、黄龍に近づいていく。



また、広々とした黄色い川と、美しいコバルトブルーの池達が見えてきた
このあたりが、争艶彩池と呼ばれる一帯だ。
池達が、色の美しさを競い合っているということなのだろう。



このあたりは、遊歩道も多く、存分味わうことができる。



このあたりは、広い黄河?になっている。



一つ一つのプールは、池子と呼ばれる。黄龍全体で、一体いくつあるんだろう。



水は、近くで見ると透明だ。
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黄龍その2 五彩池

2010年08月30日 | China・Mongolia


ケーブルカーから黄龍に出た所は、かなり上の方になるのだが、そのさらに上に、黄龍の中でも一番美しいと言われる五彩池がある。標高は、3700mにもなる。
その前にあるのが、黄龍寺だ。



黄龍寺の奥に、五彩池が広がっていた。遊歩道に沿って一周できる。遊歩道には、展望台があり、全体を見渡すこともできる。
カルシウム分が強いため、冬でも凍ることがなく、龍の目にも例えられる。



見る角度によって、色も様々に変わる。



上から、見るとこんな感じ。この時間帯、逆光で、色は今一。
一番標高の高いところで、ゆっくり歩かないといけない。



自然のマジック。色のマジック。1年1mm成長するのだという。



五彩池から、水が勢いよく流れ落ちていく。ここから4km程、黄龍に沿って、遊歩道を下っていく。
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黄龍 その1 ケーブルカー

2010年08月29日 | China・Mongolia


重慶から、九寨黄龍空港に向かった。標高3500mの高地にあり、霧が出やすい。当日も、朝一で、到着したから良かったが、その後の便は、かなりキャンセルになった。
成都からの便が最も多いが、重慶からの便もそこそこある。その他の空港からは、ぱらぱらだ。2004年に開港したという。
黄龍の入り口や、九寨溝は、この空港よりも低い地点にある。

近辺は、チベット族が半分ぐらいで、チベット族と漢民族の中間にあたるチャン族も多いそうだ。
黄龍と、九寨溝の中間にあるが、黄龍の方が近い。ただし、峠越えになる。四川大地震の時、かなり崩れてしまったが、秋に温首相が訪問するそうで、整備工事が急ピッチで進んでいた。



急峻な山が続くが、ヤクや、高山ヤギ(パシュミナの毛がとれる)などを見ることができる。白く見えるのは、雪ではなく、道路の周辺に植えた草を保護するための、ビニールのカバーだ。
峠には、標高4300mの表示があるそうだが、かつては、5300mと表示されていたそうで、そちらの方が正しいとガイドさんは言うのだが。5300mまで、上ったようにも感じなかったけど、4300mではちょっと低すぎるようにも思うし。定かではない。



黄龍唯一というレストラン兼ホテルで腹ごしらえをした後、早速黄龍に向かった。
奥に見える石が、黄龍がユネスコ世界遺産であることを示す石碑だ。



右が、チケットオフィス。左が、黄龍の入り口。
この入口から、上っていくこともできるが、シャトルバスでちょっと行ったところに、ケーブルカー乗り場があり、行きは、ケーブルカーで上って、そこから、下りながら黄龍見学とあいなった。



ひじょうに空いているが、空港の天候不順による欠航と、四川大洪水の影響で、成都からのバスルートが寸断されているためという。ラッキーと言っては、申し訳ないのだが。



このケーブルカーも2006年にできたばかり。全長1500m、高度差300m。
下りながら、黄龍はすべて見ることができるし、ケーブルカーの下りたところから、黄龍までは、森林の中の遊歩道になっており、イオンエネルギーをたっぷり吸収できる。
何と言っても楽なので、お勧めだ。



遊歩道は、比較的広く、木製。木製だから、2~3年で、取り替えるという。黄龍全体が、この遊歩道でつながっている。ちなみに、黄龍の方は、冬季は、クローズ。九寨溝の方は、一年中オープンだが、滅茶苦茶寒いそうだ。
トイレも各所にあるし、ゴミ一つ落ちていない(チベット人警備員が常に、違反行為がないか見回っている)。公園内は全面禁煙である。



途中に展望台もあって、今来たくねくね道も見渡せた。



黄龍もちらっと見えた。でも、遊歩道のほとんどは、深い森の中の道だ。
ちなみに白くほわっと見えるのは、湯気ではなく、霧(雲?)なので、念のため。



一時間弱の散歩で、黄龍に出た。いきなりすごい迫力。
黄色い泥川に見えるが、色は、川底の色。酸化カルシウムの色だ。この色の川が、数キロに渡って、くねくね続いていることから、黄龍と呼ばれるようになった。
水自体は、クリスタルクリヤーだ。



川の勢いも感じられる。音も凄い。
いよいよ黄龍に着いた。
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平山郁夫 平和への祈り

2010年08月28日 | Culture・Arts



今日は、ホテルオークラでやっている、”平山郁夫 平和の祈り”展に行ってきた。
平山さんが、昨年亡くなられて、いろいろ展覧会が催されているが、これもその一つ。
1ホテルで催されたものにもかかわらず、たくさんの人が訪れていて、平山ファンの層の厚さを実感した。
ここ数カ月で、ずいぶん、平山さんの有名な絵画の現物にお目にかかることができている。

平山さんの作品が、公の機関のみならず、さまざまな法人、個人の方々に愛されていて、こういった機会に一同に会するというのも、何か不思議な気分だ。平山さんの絵の同窓会といったところか。
ホテルオークラ神戸にある”津田の松林”は、本展覧会の目玉。たまたまあの大震災直後に宿泊したことがあるのだが、この絵の記憶はない。撤去されていたのか、こちらに絵を見る余裕がなかったのか。まだ回りは、ひび割れだらけで、たいへんな状況だった。



その後、自由が丘のスイーツフォレストに行くことになった。

1階は、パンやケーキを作るための食材、器具がいっぱい。ここにいると、すぐパティシュエになれるような気になってしまう。無料の、ケーキ作り方教室も開かれているようだ。夏休みだからかな?

2階は、スイーツフォレストと名付けられた、スイーツの殿堂。新横浜のラーメン博物館や、昔、伊勢佐木町にあったカレーミュージーアムに匹敵する。
と言っても、そんなに調理施設はいらないので、狭いところに多くのスイーツ専門店が並んでいて、甘党は、われを忘れてしまう。
だよね?



ケーキには興味のない私。と思っていたら、亜細亜スイーツの店を発見。
タピオカ入りのココナッツジュースを満喫。
シンガポールの味と一緒だった。
甘党諸氏は、絶対訪れるるべし。

でも、毎日行ったら太るよ。
たぶん。



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重慶その2 人民解放碑

2010年08月27日 | China・Mongolia


短い重慶滞在の中で、もう一つ見た所と言えば、この人民解放碑になるだろう。
重慶は、山城と呼ばれるほどで、坂の多い町。市街地は、狭い道も多いが、この人民解放碑の回りだけは、歩行者天国になっており、広々している。

この人民解放碑は、元々、ここに臨時政府を置いた国民党によって建てられたが、その後抗日戦争記念碑としての紀功碑となり、重慶解放を記念する人民解放碑となった。



回りには、百貨店、銀行、高級ホテルなどが立ち並び、まさに大都会の様相を呈している。
人出も多いが、警官が多い町で、治安の不安はない。



人民解放碑からさらに西に行くと、見にくい写真で恐縮だが、人民大礼堂がある。1954年に完成したというから、共産党の中国になってから、間もない頃のことだ。北京の天壇公園の祈年堂に似た、中国らしい巨大な建築で、中国共産党の力の入れようがわかる。



これは、ホテルの部屋からの眺めだが、このビルの谷間のスペースも、この高層ビル群に飲み込まれて行くのだろう。
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