かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

東レPPOテニストーナメント

2023年09月30日 | Sports


今日は、1年振りのテニス観戦。
会場も同じ有明。
大会も同じ東レPPO。
見たかった選手が負けてしまってちょっと残念だが、シングルの準決2試合と、ダブルス決勝。



ちょっと温度は高かったものの、いいテニス日和。
ちょっと雨もふるかなと思ったが、結局、晴れたり曇ったりで終わった。
歴代の優勝者。
かつては、名選手が多く出場したが、中国が金に任せて、上位大会を持って行ってしまい、しばらく、地味な大会が続いた。
ところが、中国の不透明な運営に協会が不信感を持ち、本大会の格も再び上がって、上位選手が出場してくれるようになった。
今回も、ランク2位のシフィオンテクが参加したが、ベスト8で姿を消した。



会場の外で、リラックスしながら観戦する人も。
東京オリンピック開催のためのリノベで、よりよい会場になった。



とにかく熱戦?が続いて、予定より、大幅に時間を要した。
特に、準決の1試合目が、1セット、2セットタイブレイクで、フルセットになったため、3時間以上を要し、結局最後までみないで、会場を後にすることになった。
結局シフィオンテクを準々決勝で破った第8シードのクデルマトワが、ノーシードのハブリンチェンコワを破ったが、シーソーゲームで、大きな力の差は感じなかった。



準決2試合目は、第2シードのペグラ(JPと呼んでくれと言っていた)と、準々決勝で土居美咲を破った第4シードのサカーリのゲームだったが、こちらの試合の方が、スピード感があった。
全体的にわずかづつペグラの方が上で、ストレートでペグラが明日の決勝戦に進んだ。



その後、昨日のサカーリとの試合がラストゲームになった土居美咲の引退セレモニー。
昨年引退した奈良くるみとの2ショット。
どうしても、日本人選手は体格で劣るため、身体に負荷がかかってしまう。
その中で、よく頑張ってくれたと思う。
お疲れ様。



そして、ダブルスの決勝戦。
昨日加藤未唯・キッチュノック組を破った穂積絵莉・二宮真琴組と、第2シードの青山修子・柴原瑛菜(えな)組を破って勝ち上がってきたエイケリ・ニール組との決勝戦。
全くタイプの違うペアの戦いで面白かった。
エイケル・ニール組は、体格で勝るがミスもあり、互角の戦い。
エイケル・ニール組は、フォーメーションを次々と変えるので、戸惑ったが、日本のペアも上手く対応し、1セット目を先取。
2セット目も、日本組が優位に進め、マッチポイントまで握ったが、最後にミスも出て、セットを失う。
そこで、遅くなったので、会場を後にしたが、第3セットのタイブレークで、残念ながら逆転負けを喫した。
ただ、両選手とも、小柄ながら、随所にスーパーショットを出し、特にそのアグレッシブさが光った。
ということで、乞うご期待。

1年振りのテニス観戦を満喫できた。
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Yumi Matsutoya 50th anniversary concert

2023年09月29日 | Music


今日は、待ちに待った?ユーミンの50周年記念コンサート。
本当は、前期に申し込んだのだが、はずれて、後期の今日になったが、会場は、武道館で、たいへんな地方公演も一巡したところで、充実のパフォーマンスを披露してくれた。
本当に素晴らしい。

席もステージに近い。
近すぎて、反対側の武部さんが、演奏中は、全く見えなかったが、ユーミンは、目の前で熱唱してくれた。



やはり、武道館は、ホーム?
最初が40年前だったそう。
私がユーミンのコンサートに初めて行ったのが、38年前ぐらいの武道館だったから、武道館デビューからは、間もない頃だった?
当時から、ステージの豪華さには、目を見張った。



グッズもちょっとゲット。
いつも、工夫を凝らしたラインアップになっている。



新アルバムも待機中で、予約を取っていたが、たぶんかなりの人は、予約済みだろう。
今時のミュージシャンが、ユーミンの曲をカバーしている。
私の好きなミュージシャンも参加しており、楽しみにしているところ。



お花も、いつも豪華。

コンサートは、50周年というだけあって、最高に豪華。
NHKの解体キングダムで、披露されてはいたが、とにかく巨大なステージ。
アリーナの真ん中に、どんと陣取っている。

そのステージが回ったり、迫り上がったり、ドラゴンが火を吹いたり。
前から、4番目の席だったので、炎の熱さが、直に伝わってくる。
スモークも、もろに正面から、受けた。
イルカが空を舞うし、人も空を舞う?

セトリは、ノリのいい曲と聞かせる曲を取り混ぜて、絶妙なのバランスになっている。
バックバンドも、いつもの面々で、息もぴったり。
50周年にふさわしい、超豪華なステージだった。
ユーミンのコンサートに行き慣れている人も、特別感を味わったのではないか。
ツアーは、まだ続くので、まだの人は、ぜひ足を運んでもらいたい。
日本国内では、間違いなく、一番ゴージャスなステージだ。
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播州寺社巡り

2023年09月28日 | Other Western Japan


今日も1日関西。
晴れたり曇ったりだが、やや蒸し暑い。
今、帰りの新幹線内。
今まで行けてなかった播州寺社巡りをした。

まずは、姫路スタート。
姫路城は、前見たから、外から拝むだけ。



まず訪れたのが書写山圓教寺。
姫路駅から、バスで北西に30分ぐらい行ってから、ロープウェイ。
ロープウェイ降りてからも20分ぐらい歩くので、ちょっとしたハイキングだ。
西の比叡山と呼ばれているぐらいで、天台宗の大寺院。
平安時代に、性空上人によって、開かれたという。
書写とは、珍しい名だが、素戔嗚から来ている説もあるという。
和泉式部ゆかりの寺でもある。



ロープウェイを降りてしばらく登ると見えて来るのが、摩尼殿。
その巨大さにびっくりする。
現在の摩尼殿は、昭和5年の再建だそうだが、堂々とした造りで、見るものを圧倒する。



御本尊は、如意輪観音で、秘仏だが、今回特別開帳中。
実は、そのチラシで、書写山の存在を知った次第。
これが、特別開帳中の如意輪観音様。
性空上人が刻まれたとされ、摩尼殿は、何度も焼けたが、本尊の場所は変わっていないという。
意外と小さい。



さらに伽藍が続く。
比叡山や、神護寺を思い出す。
これが大講堂で、釈迦三尊像が元々あったが、摩尼堂に移されていた四天王像が大講堂に戻され,今は同所に祀られている。
これが今回の目玉第二弾。
正直釈迦三尊像が立派過ぎて(重文)、四天王像は、やや見劣りするが、本来の場所に戻ったところに意義がある。
兵庫県内の四天王像の中では、最古のものという。



中央の広場のようなところを囲んで、3つの伽藍が並ぶが、いずれも室町時代のもので、重文に指定されている。
これは食堂(じきどう)で、2階が博物館になっている。
仏像以外にも、弁慶の机?など、ユニークなものも展示されている。
ここは、ラスト・サムライのロケ地でも有名。



さらに奥に行くと、奥之院。
まるで、お寺のテーマパークだ。
これは、開山堂でやはり重文。
一千年の間、法灯を守っているという。



護法堂。
室町時代の再建で、重文に指定されている。
乙天(不動明王)、若天(毘沙門天)を、祀る山の鎮守社。
これも、ちょっとユニークだ。



姫路の街が一望できるが、ちょっと霞んでいて、姫路城や、その先の明石大橋までは、見えなかった。



次に行ったのが、姫路から、電車で15分ぐらいの宝殿駅から、さらに歩いて20分ぐらいのところにある生石(おうしこ)神社。
タクシーがいたので、行きは、タクシーを使った。
最後に山をちょっと登ったところにある。



拝殿。
大穴牟遅(おおあなむち)と、少毘古那(すくなひこな)を、祀る。
出雲から、この地に来て宮殿を造営しようとしたが、未完成に終わったという。



そして、これが、その未完成の宮殿?



基本的には、一片6〜7mの直方体の岩なのだが、奥に奇妙な出っ張りがある。



かつ、下部は、食い込むように削られていて、水が溜まっているため、巨大な岩が、水に浮いているように見える。
何が何だかという感じだが、かなりの労力をもって削られたことは、間違いない。
伝えられるように、西暦97年創建は、無理にしても、相当昔からあったことも、間違いない。



上から見るとこんな感じで、まず巨大な岩があって、その前の狭いスペースに拝殿が造られたことがわかる。



周りは、今も採石場になっている。



そして、今日最後に訪れたのが、宝殿駅の隣の加古川駅から、歩いて30分ぐらいのところにある鶴林寺。
ここも、行きはタクシーを使った。
ここも、驚くほど立派なお寺で、びっくりした。
これは仁王門と三重塔。
聖徳太子の命を受けた秦河勝が創建したと伝わる。



国宝の本堂。
室町時代のものだそうだが、素晴らしい姿。
本尊は、秘仏で、生きている内には、見られそうもないが、写真でみる限り、立派なものだ。



その隣にあるのが、太子堂で、やはり国宝。
平安時代のもので、兵庫県最古の木造建築。
中に内陣があるが、その仏様と、赤外線写真を参考に再現されたものが、宝物館で見れる。
これも見事で、平等院や、中尊寺金色堂を思い起こさせる。



その他にも、重文のお堂が,立ち並んでいる。
これは小ぶりだが、行者堂。
元は、天台宗の寺内を護る神社・山王社だったが、神仏分離で、役行者を祀る行者堂に転化したという。



ここが、宝物館。
別料金だが、見る価値あり。
前に紹介した太子堂内陣の再現と、聖観音立像が、目玉。
聖観音立像は、法隆寺の夢違い観音とそっくりで、同時期、同系統の作者によるものであると思われる。
一時期盗まれたが、盗人が溶かそうとして失敗し.観音様のお尻を叩いたら、"あいたた"と言ったと伝えられ、"あいたた観音"の愛称もある。
白鳳時代の傑作。

南北朝時代の聖徳太子絵伝も、保存状態がよく、見事。
変わったところでは、盗まれた重文の阿弥陀三尊造影の複製品が展示してあった。
誰か個人の所有になっているのだろうが、そっと返して欲しい。

ということで、充実の播州寺社巡りだった。
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物語で読む国宝の謎

2023年09月27日 | Books
今日は、1日、関西でお仕事。
思ったほど、カンカン照りにならなくて良かった。



本書は、本屋で見つけて、即ゲット。
カラー写真が豊富で、読みやすそうだったので。
昨日、新幹線で移動中、読み終えた。

結構、知っていた話が多かったが、日本の国宝に関する入門書として、いいかな。
写真があるページとないページがあるが、あった方がイメージが当然湧く。
ただ、やや小さい写真もあり、説明の内容を写真で確認しようとしてもわからないケースがあった。
新書版の限界。

結構、疑問が解けたものもあった。
例えば、正倉院御物が何故国宝ではないのか。
天皇家の所有物は、管轄が宮内庁となり、文化庁管轄の国宝指定の対象にはならないそうだ。
縦割り行政の影響とも言えるが、近年指定されるケースも出て来たという。
ユネスコ世界遺産に指定されるためには、国が指定したお宝である必要があり、そのため、改めて重文や、国宝に指定されたケースもあるという。

ただ、制度的な話よりも.やはり国宝一点一点に関する蘊蓄話が、秀逸だ。
実際見たものが、7割ぐらいあるから、知っている話も多かったが、知らなかった話も多数。
説明は、分野毎になっており、工芸品の分野で、見ていないものが多いことがわかった。
一方、建物は、ほとんど見ているが、一度行きたいと思っていた投入堂は、なかなか難易度が高そうだ。
一方、熊谷の歓喜院は、新たに指定された国宝だそうで、絢爛豪華。
一度見に行きたい。

一番国宝を多く描いたのは、雪舟だそうで、言われてみれば、なるほど。
総論と各論が、うまく組み合わされており、国宝の面白さが伝わって来る。

国宝初心者にお勧めできる。
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勝山

2023年09月26日 | Other Western Japan


今日は、仕事で岡山県。
勝山という街に来た。
岡山県の北端の方にある。
城下町で、昔からの街並みが保存されていた。

勝山という名は、仙台にもあるが、何か関係があるのだろうか。
仙台の勝山は、酒蔵で有名なのだが。



食事をいただいたのは、造り酒屋の酒蔵を改装したレストラン。
寅さんの最終作のロケが行われたという。
谷崎潤一郎が疎開していた街としても、売っている。
御前酒というブランドで、海外の賞も受賞している。



1階が土産物屋で、2階がレストラン。
梁の木が見事。
こんなに梁が重なっているのは、初めて見た。



土産物やのデコレーションは、昔の酒造りの道具類が展示されている。



この街の真ん中を、出雲街道が通っていた。
JR勝山駅も近い。
これだけ古い建物を残したのは、立派。



凝った暖簾の家が多いのも、この街の特徴。
やや浮世離れした空間だが、そこがいい街?



ということで、今晩は、岡山泊。
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