ここ最近自分の指導スタイルについて考えさせられる事が増えています。ある程度きちんとした指導が出来るようになってきたとは思いますがまだまだ足りないものが多すぎます。カリスマ性を必要としているわけではありませんが、何か足りない部分があるような気がしています。
うちの学校だから出来る練習というのがかなりある。こういう意味では恵まれています。これを当たり前だと思い始めたら指導者としての成長は止まってしまいます。選手の意識を高め、考え方を成長させていく事が指導者としての命題だと思っています。そのためには自分自身が生き方の指針を持たなければ何も伝えられない。とにかく足りない部分が多すぎる。今、チームが上手く育たないのは私の力量が不足しているからだと思っています。
合宿等でうちの選手の話をすることがあります。rinaが65秒から57秒に大幅に記録を伸ばした例が多いですが。何度か書いていますがこれは本当に本人の努力と強い意志の結果だと思っています。こういう選手に巡り合わせてもらった事に感謝したい。ここに自分の指導力が大きく影響しているとは思えません。様々な話をしてきましたが、それにより何かしらのきっかけを与えることはできたかもしれませんが、最終的に本人が「強くなりたい」と心から想ったから結果を手にすることができたのだと思います。ちょうど1年前ですがrinaが全く走れなくなりました。本人は逃げ出したくなるくらい辛かったと思います。。同級生が走れるようになっていく中で自分だけが取り残されてしまう感覚があったのではないかと思います。私はrinaが走れるようになるためにさまざまな手を尽くしました。完全別メニューにして1から動きを作り直していく、師事している方にお願いして動きを見直してもらう、諦めずに目標に向かって取り組むことの大切さを伝える。そして、同級生は「rinaは必ず強くなって戻ってくるから自分たちはもっと強くなろう」と言い合いながら練習をする。それに応えるべく涙を流しながらも必死で練習に取り組んだ。その結果、神様が「インターハイ」に行くチャンスをくれた。それを自分自身の力で掴み取った。本当に必死にやっていました。そこまでやって何とかつかめるものだというのが私自身分かった気がします。中途半端な取り組みでは絶対に届かないのです。
この経験が全ての選手に当てはまるとは思いません。目の前の選手を見ながら伝え方、関わり方を変えていかなければいけないと思っています。しかし、上手く伝わらない部分が多いというのはやはり私自身の力不足なのだろうなというのを痛感しています。新チームになってさまざまな部分でトラブルが発生します。こちらが伝えようとしていることがうまく伝わりません。3年生が一緒にいる場面で話をしたこともあります。しかし、伝わるのは3年生だけで下級生は何も変わらないということが繰り返されてきました。それでもしつこくしつこく言い続けています。12月、1月とかなりしんどい状況が続いています。だからといって私が投げてしまえば何も変わりません。伝わらないかもしれませんが、目の前の選手を良い方向に導いていくのが教育というものだと思っています。諦めたらそこで終わりです。
指導者として自分の信じる道を進む。なかなか伝わらない時もある。それは受け取る側だけが悪いのではなく、伝えようとする指導者の力がないのかもしれません。私が今までやってこれたのは私の指導者としての能力ではなく、素直に受け止めてくれる選手に恵まれていたのではないかと思います。普通、何も実績のない選手が何もない学校に入学していきなり「インターハイを目指す」と言われて「やります」とはならないでしょう。今の3年生は2年生のときに後一歩で中国の決勝に届きませんでした。その瞬間から何かのスイッチが入ったように変わりました。本当に別人になったと思います。そういうきっかけを与えてあげられるかどうかが私の指導者として不足している力なのだと思います。今の選手にはその「きっかけ」を与えてあげることができていない。だから変わりきらないのだと。
指導者として・・・。今が何度目かの正念場だと思っています。4年位前は自分では必死にやっていたつもりですが結果的に選手の心には届きませんでした。その結果、多くの人間が流さなくてもいい涙を流すことになった。感じなくていい不快感を感じて、レースに出なければいけなくなった。それと同じ道を歩むわけにはいきません。今の選手は高い潜在能力を持っていると思います。女子は4人で県新人トラックの部2位です。これを磨くことができるかは私の努力と取り組み。変わらないから諦めるのではなく、さまざまな方法を考えてやっていかなければいけません。
正直、ほぼ諦めかけていた部分がありました。これだけ言っても、これだけ話しても伝わらないのか・・・と。しかし、これで終わるのはもったいない。もっともっと真剣に物事に取り組む大切さを伝えていくことができる。そう思います。
目の前にいる選手のために、本当に何ができるでしょうか?指導者として人間として成長していく必要があります。今のままでは数年前と同じことを繰り返しています。それだけは避けたい。インターハイにいける可能性がある選手、種目がいくつかあります。そこに向けて選手の心を育てる、動かせるようになっていきたいと思います。
まだまだです。ちょっとまとまりがないかなと思いますが、思いつくまま書きました。お許しを。
うちの学校だから出来る練習というのがかなりある。こういう意味では恵まれています。これを当たり前だと思い始めたら指導者としての成長は止まってしまいます。選手の意識を高め、考え方を成長させていく事が指導者としての命題だと思っています。そのためには自分自身が生き方の指針を持たなければ何も伝えられない。とにかく足りない部分が多すぎる。今、チームが上手く育たないのは私の力量が不足しているからだと思っています。
合宿等でうちの選手の話をすることがあります。rinaが65秒から57秒に大幅に記録を伸ばした例が多いですが。何度か書いていますがこれは本当に本人の努力と強い意志の結果だと思っています。こういう選手に巡り合わせてもらった事に感謝したい。ここに自分の指導力が大きく影響しているとは思えません。様々な話をしてきましたが、それにより何かしらのきっかけを与えることはできたかもしれませんが、最終的に本人が「強くなりたい」と心から想ったから結果を手にすることができたのだと思います。ちょうど1年前ですがrinaが全く走れなくなりました。本人は逃げ出したくなるくらい辛かったと思います。。同級生が走れるようになっていく中で自分だけが取り残されてしまう感覚があったのではないかと思います。私はrinaが走れるようになるためにさまざまな手を尽くしました。完全別メニューにして1から動きを作り直していく、師事している方にお願いして動きを見直してもらう、諦めずに目標に向かって取り組むことの大切さを伝える。そして、同級生は「rinaは必ず強くなって戻ってくるから自分たちはもっと強くなろう」と言い合いながら練習をする。それに応えるべく涙を流しながらも必死で練習に取り組んだ。その結果、神様が「インターハイ」に行くチャンスをくれた。それを自分自身の力で掴み取った。本当に必死にやっていました。そこまでやって何とかつかめるものだというのが私自身分かった気がします。中途半端な取り組みでは絶対に届かないのです。
この経験が全ての選手に当てはまるとは思いません。目の前の選手を見ながら伝え方、関わり方を変えていかなければいけないと思っています。しかし、上手く伝わらない部分が多いというのはやはり私自身の力不足なのだろうなというのを痛感しています。新チームになってさまざまな部分でトラブルが発生します。こちらが伝えようとしていることがうまく伝わりません。3年生が一緒にいる場面で話をしたこともあります。しかし、伝わるのは3年生だけで下級生は何も変わらないということが繰り返されてきました。それでもしつこくしつこく言い続けています。12月、1月とかなりしんどい状況が続いています。だからといって私が投げてしまえば何も変わりません。伝わらないかもしれませんが、目の前の選手を良い方向に導いていくのが教育というものだと思っています。諦めたらそこで終わりです。
指導者として自分の信じる道を進む。なかなか伝わらない時もある。それは受け取る側だけが悪いのではなく、伝えようとする指導者の力がないのかもしれません。私が今までやってこれたのは私の指導者としての能力ではなく、素直に受け止めてくれる選手に恵まれていたのではないかと思います。普通、何も実績のない選手が何もない学校に入学していきなり「インターハイを目指す」と言われて「やります」とはならないでしょう。今の3年生は2年生のときに後一歩で中国の決勝に届きませんでした。その瞬間から何かのスイッチが入ったように変わりました。本当に別人になったと思います。そういうきっかけを与えてあげられるかどうかが私の指導者として不足している力なのだと思います。今の選手にはその「きっかけ」を与えてあげることができていない。だから変わりきらないのだと。
指導者として・・・。今が何度目かの正念場だと思っています。4年位前は自分では必死にやっていたつもりですが結果的に選手の心には届きませんでした。その結果、多くの人間が流さなくてもいい涙を流すことになった。感じなくていい不快感を感じて、レースに出なければいけなくなった。それと同じ道を歩むわけにはいきません。今の選手は高い潜在能力を持っていると思います。女子は4人で県新人トラックの部2位です。これを磨くことができるかは私の努力と取り組み。変わらないから諦めるのではなく、さまざまな方法を考えてやっていかなければいけません。
正直、ほぼ諦めかけていた部分がありました。これだけ言っても、これだけ話しても伝わらないのか・・・と。しかし、これで終わるのはもったいない。もっともっと真剣に物事に取り組む大切さを伝えていくことができる。そう思います。
目の前にいる選手のために、本当に何ができるでしょうか?指導者として人間として成長していく必要があります。今のままでは数年前と同じことを繰り返しています。それだけは避けたい。インターハイにいける可能性がある選手、種目がいくつかあります。そこに向けて選手の心を育てる、動かせるようになっていきたいと思います。
まだまだです。ちょっとまとまりがないかなと思いますが、思いつくまま書きました。お許しを。