goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨降り

2022-11-25 | 陸上競技

水曜日。雨でした。予定では少し降るかなという感じでしかなったのですが、朝の段階でかなりの雨でした。屋外で練習するのは難しいだろうなという感じ。そのためピロティでの練習。

 

アップサーキットをやってからドリル系などをやる。比較的広く使えるということで一歩ハードルをひたすらやろうという感じになって20台くらいを並べての練習としました。専門的にやっていない選手もいますから「ハードリング」を求めるわけではありません。そこには意味がない。きちんと地面に力を伝えて「踏み切る」ことが重要です。上手く跳ぶというよりはそこかなと。

 

逆足も含めて6本。帰りは15mくらいのショートスプリント。有酸素系に近い感じですね。これを見ていると「跳べない」理由が明確に見えてきます。専門にしていない選手に関しては「抜き足」が前まで来ません。さらには抜き足が接地するときに「開いて前」に着きます。この結果ブレーキがかかってしまい「スピードが鈍る」のです。ある程度ハードルが跳べる選手でも同様の動きになるというのもありますが。この部分は重要だと改めて感じました。抜き足がきちんと前まで持ってこれるかどうか。ここをしっかりとみていきたいですね。

 

休憩を兼ねて(?)補強を実施。いつもは屋外で実施するメニューです。手狭なとことでやるので大変ですが。この時に動きの指摘をしたのですが「自分は〇〇を意識しているのでそこは考えていません」との返答。そうであればこれから先もアドバイスをする必要はないと思います。別に「指導しなければいけない」わけではありません。その練習の課題を明確にして「やるべきこと」をやるだけ。「速く動く」というのが重要なのに「自分のペースでやる」というのであればそれが必要なのでしょう。批判を受けようが「誰かに強制されて指導する」のであれば、今後どの場面でも誰に対しても「指導する必要はない」と思っています。こちらが「何とかしたい」と思わないのであれば、他者から強制されて「指導する」なんてありえないことだと思っています。

 

その後、屋外で60mスプリント40mウォーク。500mトラックで4本やって140m歩いて次へ。これを連続で3周。短い距離なのでやり切れたという感じがありました。練習中になかなか声が出ません。1年生の女子に対して指摘をしましたが、「誰かに引っ張ってもらうからできる」というのでは絶対に強くなりません、やるのは「自分自身」です。他の人が声を出すから出すというのではない。他の人が走るから自分も走るというのでもない。「自分のため」にやる練習でなければいけません。ここは重要。言われてからやっと声が出始めました。それに引っ張られて男子も声が出るようになる。やはり、ある一定水準になるまでは「指導する側」が引っ張っていかないといけないと思います。それが当たり前にできるようになってから「本当の勝負」になるのかなと。


午後からはテスト作成に加えてクラスの生徒から色々言われているので「動画作成」をしました。私が担当している授業ではないですが。この子達のためにできることはやっておきたいと思っています。必要であれば。来年も担任をというのをひたすら言われます。それは私の意見というよりは全体の流れの中で決まっていくことです。「担任をしてほしい」と言われるのは教師冥利に尽きると思います。「担任を変えろ」とか「授業担当を変えろ」とか好き勝手なことをいう時代になっていますから、「望まれる」というのは自分としては今があるのかなも思っています。そうであれび「動画作成」くらいはしても良いのかなと。


この日は舎監。日本代表のサッカーもありました。生徒の味方になるつもりもありません。が、四角四面でやるのは性格的に合わないんだろうなと思っています。生きていく中でもっと幅のある人間になれたらと思っています。無駄なことは一切したくないですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流れの中で

2022-11-25 | 陸上競技

火曜日。この日も日中の記憶が(笑)。とにかくあれこれやっているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

 

この日の練習は男女別メニューで。まだ流れができません。練習準備なども時間がかかります。練習開始が16時30分くらいになる。こうなると前任校でやっていた時よりも30分短くなります。予定していた練習が足りなくなる。そうなると何かを削らないといけない状況が生まれる。もっと何ができるかを考えたいですね。

 

上半身下半身をやる。まだまだ「やるだけで精一杯」という感じになります。種目は前と比べると少なくなっていますが25分近くかかる選手もいます。きちんとできるようになると20分弱でできるメニューです。どこかの効率が悪いのです。この部分も踏まえて「見直し」が必要です。本当は一つ一つ「正確にやる」というのが重要です。細かい部分まで指示を出して「意識させる」ことえ効果は上がります。しかし、今の段階は「ひとまずやってみる」というだけです。これ以上のことを求めてもできません。ある程度の慣れないと「やるだけで精一杯」の状況からは抜け出せない。正確に理解してやることが理想だとしてもそこを待っていたら「いつになるかわからない」ということになります。進みながらできるようにしていくという感じが重要なのではないかなと思っています。

 

DM∞をやりました。この練習をやると「体幹の強さ」や「身体の使い方」がわかります。DMに勢いがない。身体を使って投げることができないので力強く投げることができません。正直、8か月やってきてこの筋力では「走れない」というのも分かります。ある程度のことはやっています。が、それが筋力アップにつながっていない。この部分をどうするか。逆にこの部分がきちんとできるようになるだけで「力は上がる」と思いますね。

 

ドリル系をやってスプリント練習もやる。種目を絞ってやっていますがこの日は先週と比べるとかなり遅れていました。先週は私が途中で抜けなければいけない状況でした。それでも17時45分の時点で「加速段階T走」が終わっていました。タイヤを使ってのバウンディングと最初の5歩の練習です。かなり時間が押していたのでバトン並走を2セットから1セットに削りました。20-30-40-50を2本ずつ。バトンを渡してから10mは走り続ける。何度もやっていますが「バトンを渡して終わり」という選手が何人か。ここは本当に手ごわいと思います。何度も言い続けていても実際に走ると「渡して終わり」になってしまう。それほど難しいことをやっているわけではないのですが。本数的にもバトン的にももう少しやりたかったなというところです。

 

そこから補強サーキットを。下半身中心のメニューです。ここ最近は全体でやるときにもサーキットが入っています。休むことなく動き続けるというのをやっています。ここは本当に大事だと思っています。動きと身体づくりをリンクさせながらやっていくことで効果は上がると思います。前も書いたかもしれませんが、こうなると女子がウエイトの代わりにやっていた種目も見直しが必要だと思います。重なる部分が多くなるのであれば別の形でやるほうが効果的。バランスよく色々なことができるといいなと思っています。

 

まだまだ「流れ」ができません。ここができるようになると全く違ってくるのかなと。3か月後に「間違いなく強くなった」と思えるだけのことをやっておけなければいけないと思っています。この日も話をしましたが「インターハイに行けるのは中国で6人」です。1種目6人しか行けない。今の練習の内容や取り組みでその「6人」に入れるのか。それほど甘いことではない。これまで問題なく6番以内に入る記録を出しているのであれば「可能性」は見えてきますが、今のところ「はるか遠い場所」でしかありません。その場所にたどり着こうと思えば「これまで通り」では無理です。何かを劇的に変えない限り、「来年も同じこと」です。その感覚があるのかどうか。言われたことをやっていたら「届く」と思っているのであれば残念ながら100%無理だと思います。

 

どうせやるなら「勝ち上がる」ためにやりたいと思っています。その感覚があるかどうかは分かりません。「強くなりたい」という気持ちはあるでしょう。しかし、それをどのようにして「実行に移すのか」というのが分からない。これは技術的なことと同じだと思います。「意識して身に付ける」という話ができないのであれば「進みながらやる」しかないのです。現実に目を向けながら「何が必要か」を判断できるようになる。本当に必要なことができるようになる。「流れ」の中で身に付けていく。動きの基礎を考えながらやるので葉はなく「強制的にやる」ことで身につく部分もあると思います。理屈がわかると面白いのは確かです。しかし、「結果」が出せなければ満足はできないと思います。ここに対してどうするか。

 

動き始めてすぐに「変化」は生まれません。本物にできるかどうかです。繰り返し言い続けることができたらと思います。先は長い。それだけは確かです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする