なかなか落ち着いた生活が送れません。疲労感が抜けきらないままで次の疲労に襲われるという日々です。国体に一緒に行ったsnzk先生は疲労から帯状疱疹が出たと。私もストレスはかなりですが。何と乗り切っています。
毎回のことですが「忙しそう」と言われます。実際、まーまー忙しい気はしています。休むことが全くできない中で活動するとエネルギーが枯渇します。そうなると大半のことがどうでもよくなる。モチベーションの維持ができない部分があります。マグロと同じなのかもしれませんが、さすがにこれだけ動き続けていると何も残らない感じが出てきます。
今後のことについても色々考えたりします。高校の指導をするのか、クラブチームを作るのか。それとも全てを離れて陸上以外のことをやるのか。エビを育てるというのは私の中で興味関心が高い部分ではあります。とはいえ、そればかりはできませんし。難しい部分ではあります。
何人かに自分の思っていること、考えていることを話しました。今回は本当に数人にだけですが。県全体の強化をしたい。その中心はskyになるべきだと思っています。実際にそれがどれだけできるのか。今その役割を果たせているのか。周りからどのような目でみられるのか。そしてその中で私の存在する意味はあるのか。重い話になりますが、これから先のことを考えると今自分が何をやらないといけないのか、何を求められているのかというのは考えさせられます。別に必要とされていないかもしれませんし。
県全体のレベルが上がらなければインターハイで戦うというのが本当に厳しくなります。国体で優勝した選手やU18で優勝した選手は元々「ずば抜けた能力」を持っていました。原石だったと思います。が、普通の選手があそこまでのレベルを目指せるのか。個人的に私は目指したいと考えてやってきました。それが受け入れられるのかどうかは別にして。やるからには「持っている力を最大限に引き出す」という部分を目指したい。
「競技志向」と批判されるかもしれません。が、大半の選手は大学で本気で競技をやることはできません。高校時代がピークになる選手は多くいます。逆にその段階でも競技力が上がらなくてドロップアウトしてしまう選手も複数います。「伸び代を残す」ことが長いスパンで見て必要だと言われます。その部分を否定する気はありません。しかし、実際は多くの選手は「力を磨く」前の段階で終わってしまっています。本気で競技に取り組むということさえないまま終わってしまう選手が数えきれないくらいいるのです。
ハードル練習会をやる。ここは「やりたいけどやり方がわからない」という選手に対してのアプローチです。ある程度のことを教えてあげれば自分でやろうとする。が、与えられるのが当たり前になっていたら練習に対して不平不満が出る。厳しいことを言われる。思い通りにできない。ここに対しての不満は尽きないのだ思います。
「やっているのに」という部分がある。それは「本物」を知らないから出てくる感情かなと。本当はもっとやらないといけない。が、「やっていない人」と比較して「やっている」と思うだけでは本当に必要なことは身につきません。ストイックにならなくても勝てる選手はいます。それは残念ながら「能力の差」だと感じています。どう足掻いても逆転できない部分。
相手が90%の磨き方であれば100%磨くことで勝てるチャンスが出てくる。ここは本当に難しい部分です。「伸び代を残す」というのは本当にトップに立てる選手だけなのではないか。必死になって磨きまくっても戦えるかどうか分からない選手というのが大部分を占めているのだと思っています。それに対して「どのようにアプローチするか」というのは大きな課題だと思っています。
様々な形で人と関わる。幸い人には恵まれているのかなと思っています。前任校の選手で17秒くらいだったハードルの選手がとにかく言われたことをひたすらやり続けてくれました。結果的にインターハイには届きませんでしたが14秒5まで記録を伸ばす。これって大半の人にはできません。それをやりきった選手の強さはこれから先大きな財産になると思います。私はこの選手を誇らしく思います。
もっと磨いたほうがいい素材はたくさんいるのだと思います。が、そのきっかけがない。ひょっとしたらクラブチームの方がそれを磨けるのかもしれない。いや、学校で私がやりたいと思っていることを徹底的にやることでそれが磨けるのかもしれない。今、自分が周りから何を求められていて、なにをするべきなのか。ここに関して答えがあるかどうかわかりません。それでも何かをやらないといけないのかなと。
陸上を離れるというのも一つの選択肢にはあります。全く違う世界で生きてみる。それはそれで面白いのではないかなと思っています。それなりにやる自信もあります。ある程度マルチに働けると思っているので。
答えはすぐには見つかりません。どこに正解があるのか分からない。もどかしいなと感じながら時間が過ぎていきます。
まとまりません。