水曜日。雨でした。予定では少し降るかなという感じでしかなったのですが、朝の段階でかなりの雨でした。屋外で練習するのは難しいだろうなという感じ。そのためピロティでの練習。
アップサーキットをやってからドリル系などをやる。比較的広く使えるということで一歩ハードルをひたすらやろうという感じになって20台くらいを並べての練習としました。専門的にやっていない選手もいますから「ハードリング」を求めるわけではありません。そこには意味がない。きちんと地面に力を伝えて「踏み切る」ことが重要です。上手く跳ぶというよりはそこかなと。
逆足も含めて6本。帰りは15mくらいのショートスプリント。有酸素系に近い感じですね。これを見ていると「跳べない」理由が明確に見えてきます。専門にしていない選手に関しては「抜き足」が前まで来ません。さらには抜き足が接地するときに「開いて前」に着きます。この結果ブレーキがかかってしまい「スピードが鈍る」のです。ある程度ハードルが跳べる選手でも同様の動きになるというのもありますが。この部分は重要だと改めて感じました。抜き足がきちんと前まで持ってこれるかどうか。ここをしっかりとみていきたいですね。
休憩を兼ねて(?)補強を実施。いつもは屋外で実施するメニューです。手狭なとことでやるので大変ですが。この時に動きの指摘をしたのですが「自分は〇〇を意識しているのでそこは考えていません」との返答。そうであればこれから先もアドバイスをする必要はないと思います。別に「指導しなければいけない」わけではありません。その練習の課題を明確にして「やるべきこと」をやるだけ。「速く動く」というのが重要なのに「自分のペースでやる」というのであればそれが必要なのでしょう。批判を受けようが「誰かに強制されて指導する」のであれば、今後どの場面でも誰に対しても「指導する必要はない」と思っています。こちらが「何とかしたい」と思わないのであれば、他者から強制されて「指導する」なんてありえないことだと思っています。
その後、屋外で60mスプリント40mウォーク。500mトラックで4本やって140m歩いて次へ。これを連続で3周。短い距離なのでやり切れたという感じがありました。練習中になかなか声が出ません。1年生の女子に対して指摘をしましたが、「誰かに引っ張ってもらうからできる」というのでは絶対に強くなりません、やるのは「自分自身」です。他の人が声を出すから出すというのではない。他の人が走るから自分も走るというのでもない。「自分のため」にやる練習でなければいけません。ここは重要。言われてからやっと声が出始めました。それに引っ張られて男子も声が出るようになる。やはり、ある一定水準になるまでは「指導する側」が引っ張っていかないといけないと思います。それが当たり前にできるようになってから「本当の勝負」になるのかなと。
午後からはテスト作成に加えてクラスの生徒から色々言われているので「動画作成」をしました。私が担当している授業ではないですが。この子達のためにできることはやっておきたいと思っています。必要であれば。来年も担任をというのをひたすら言われます。それは私の意見というよりは全体の流れの中で決まっていくことです。「担任をしてほしい」と言われるのは教師冥利に尽きると思います。「担任を変えろ」とか「授業担当を変えろ」とか好き勝手なことをいう時代になっていますから、「望まれる」というのは自分としては今があるのかなも思っています。そうであれび「動画作成」くらいはしても良いのかなと。
この日は舎監。日本代表のサッカーもありました。生徒の味方になるつもりもありません。が、四角四面でやるのは性格的に合わないんだろうなと思っています。生きていく中でもっと幅のある人間になれたらと思っています。無駄なことは一切したくないですが。