kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習をする2

2019-03-24 | 陸上競技

なんとなく続きを。あまり詳しく書く必要があるのかどうか分かりませんが。まーやった事を記録しておくことは必要かなと。

ある程度基礎的な事をやってからバトン走へ。いつもは1本ずつという感じでやるのですがせっかくの機会なので2本ずつにしました。10バトンは10バトンで意味がある。25並走は25並走で狙いがある。ここの意味をどれだけ分かってくれるか。うちの選手には前日に資料を渡していました。これまでも何度か渡しています。この意味があるのかどうかよく分かりませんが。その都度きちんと見てくれているなら「やりたい事」は分かってくれているはず。まだまだ時間はかかると思いますが。

前日の資料の予備があったのでhys先生に一部渡しました。うちでやっている練習の基礎的な部分です。せっかく来ていただいたというのもありますし。色々な場面でうちがやっていることは抱え込まずに周りに提供できればなとは思っています。余計なお世話だとは思いますが。

バトン基礎を3種類。それぞれに意味を持たせながら。単純にやれば良いというわけではない。10バトン、25並走、合流走。これを全て2本ずつとしました。本当に短い距離を走ることになります。距離を踏む練習はほとんどやりません。しかしながらこの手の練習はかなりやります。体幹補強と短い距離でどう走りを作っていくのか。

前の記事に書いた部分と矛盾しているかもしれません。マラソンで結果を残すためにスピードを重視して距離を減らした。そこで失敗したと気付いて距離を伸ばして結果に繋がった。これと同じ考えかたをすれば「短距離で勝負するためにスピード重視」したことで結果に繋がらなくなるので距離を伸ばす方が良いという感じになるのかもしれない。ここは逆だと思っています。個人的な感覚的に短い距離でスピードを上げていって勝負する。正解かどうか分かりません。

県内レベルで考えると何が正解か分かりません。12秒台で走る選手がいたからといってそれが正しいかどうか分からない。これまで指導してきた選手がそれなりに速くなっていますが他の学校で練習したらもっと速くなっていたかもしれないという可能性はあります。絶対にないと思いますが、それは私がそう思うだけであって本当はどうなのか分からない。それでも今やっていることの方向性は間違っていないと思います。

今の一番気がかりは大学でやっていくnaoとmichiがスピードレベルで対応できるか。これまでやってきた練習が合っているのか。この子達にプラスになっているのか。ここです。michiはかなり走れるようになっていると思っています。話をした時に12秒4はかからないと思うといっていましたがそれくらいのスピードレベルはありました。naoはどうか分かりません。速く動くタイプではないので。上手く中間に繋げられるかどうか。ここに尽きます。

周りからすればこの感覚は分かってもらえないと思います。大学でやるんだから関係ないだろうという部分。しかし、大学で競技をして記録が出なかったら面白くない。だからこそこちらは最大限のことをやって送り出したい。私にとって特別な存在ではあります。だからといって何かできるわけではない。だとすれば高校時代にやってきたことが大学に繋がってくれたら良いなという感じだけです。競技を通じでしかサポートはできないので。

やっていることが間違っていなければそれなりに走れるようになってくれていると思います。分かりません。手応えはありますがこれまでは「中学生から高校生」の指導しかしていませんこら。これからのために知っておきたい部分ではあります。「高校から大学」の方が圧倒的に難しいですからね。

話がかなり逸れましたが。スピード重視でメニューを作っています。その中心がバトン走。この意味が分からずバトン練習しているだけでは効果はない。考えてやっていけるのかどうかは大きいかなと思っています。渡して終わりではないし、渡すことだけがメインではない。ここの部分は少し話をしました。なかなか伝わらないかもしれないですが。うちの選手はしつこく言い続けています。感じ取ってもらいたいですね。

本当はシャフト補強をしようと思っていたのですがやはり説明等に時間をかけてしまったので予定の時間よりオーバーしていました。午後からうちの学校で競技力向上委員の会議があるのでそんなに長くはできません。開始時間もいつもより1時間程度遅いのでやはり難しい部分がありました。シャフト補強をやっていたら終わらないので割愛。DM投げ∞と腸腰筋補強だけをやることにしました。うちにとってはこの辺りが普通のことですが合同練習の時には多すぎるかもしれないですからね。

この辺りで「ひょう」が降ってきました。晴れ予報だったのに。かなり大きな粒でした。直撃して痛い。雨ではなくひょうでした。体育館の上に落ちた時にかなりの音がしていました。不安定な天気ですね。それでもやり続けましたが。やると決めた時にはやる。それは譲れない部分です。関係なくやる。

そここらTDMを。本当は2サイクル予定でしたがこれも時間の関係で1サイクル。Saがふくらはぎに痛みがある様子でした。せっかく力がついているのにこんな所で怪我をさせるわけにはいきません。様子を見ながらやって欲しい。1年生2人がうちの今後の鍵を握っているのだけは確かです。

最後に140-120-90-60。120DM-90-60を。短長は往復走の形で実施。うちのHは普段1人でやっています。こうやって練習パートナーがいて競り合えるという環境は大きいと思います。本当にありがたいですね。前半スピード練習をしてから最後にこの手の走り込みをする。他校からすれば走り込みといえる量ではないと思います。それでもうちにとっては最大の負荷になる。いつもと異なる雰囲気の中で追い込みができるのは大きい。走れるようになっているなという感覚とまだまだかなというのが同時にありました。

こうやって来てもらうことで分かってくることがあります。引きこもっているだけではダメなのかもしれません。他校から刺激をもらうことで分かってくることもある。そうであればやはり外で練習をする必要があるのかもしれません。ここも分からない部分ですが。今やっていることにはある程度手応えはあります。が、それが本当に正しい方向なのか。ここはわかりません。私がまだ信じているだけなので。

かなりの時間練習をしました。感じ的には悪くないと思っています。少しずつ。少しずつ。やれることをやっていきたいなと思います。どこに向かうのか。しっかり考えてやっていきたいと思います。

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合同練習をする

2019-03-24 | 陸上競技

土曜日。この日は急遽合同練習になりました。21日にhys先生から「23日一緒に練習しよう」という誘いがありました。うちとしては本当にありがたい。新入生が入ってくるまで活気がなくなります。最低限の人数でやっていかなければいけない状況です。他校の力を借りながらやっていけたらなと。

大丈夫ですよ!どこでやりますか?と返信をしていたのですが連絡なし(笑)。前日の昼頃に連絡がつきました。うちのグランドで実施することに。開始時間の調整もしながら。比較的暖かいという感じの予報だったので。しっかり走れたらと思って言いました。練習時間も少し長めになるだろうなと。

ukj高校から来校。以前一度来てもらったことがあります。本来であればうちが出向かないと行けないのですが。hys先生とも少し話したのですがうちはグランドのすぐそばに部室があります。道具の出し入れなどの効率がよい。やりたい練習をやろうと思ったら道具が必要になります。外でやるよりもグランドでやった方が効果が上がると思っています。そのことも理解してもらってから練習開始をすることに。

相変わらずバランス系から。これも慣れがあるので。他校と一緒にやるときには省略する種目もあります。明らかにできない種目をやるよりは効率よくやる方が良いと思っているので。この日はしっかりと時間をかけたいと思っていました。バランス系をやってから股関節強化サーキット。普段は少人数でやるのでサクサク進みます。が、初めてやる選手にとってはよく分からないメニューだと思います。説明も必要としますし、理解してもらわないと練習の意味がなくなってしまいます。ここの部分も考えながらです。

股関節に刺激を入れてセラバンド補強、ハードル股関節を。うちの選手はこの数日間毎日やっているのでかなり負荷がかかっていると思います。それでもセラバンド補強は2セット。他のハードル股関節もがっつりやりました。こういう部分は外せないかなと思っています。補強だけでかなりの時間を要しました。それだけの意味があると思っています。

基本的に休みません。道具の出し入れだけが休み。すぐに縄跳び走をして台ドロップ。これもなぜやるのかは少しずつ説明しました。Naが説明をしてくれていたので任せている部分もありましたが。必要な部分に関しては補足しながら。選手主導でやる練習にしたいとは思っています。せっかく足を運んでもらったので最低限の部分はこちらも出て行かなければいけない。台ドロップなどは普段やらない練習だと思うので。

そのままハードルドリル。ver2で。これも時間がかかります。重心移動の小さいところから大きく広げていくので。途中壁を使った壁抜きも入れます。慣れてくるとあっという間に終わるのですがやはり初めてやるには時間がかかる。理解しながらやらなければいけないというのもあるので。単純にハードルを使うというのではなく接地ポジションやフォロースイングのタイミングも合わせながら。この手の動きをすることで股関節強化にもつながります。

スパイクを履いてスイッチングから。これも普段やらないというチームがあると思います。ukjも同じような練習をしていると思います。「速く動いて」という指示を出すとしっかりと動けます。うちの動きは「身体の前側で動かす」という感じなのでちょっと違う部分があります。今回はそれに合わせてもらうことに。小さく速くではなく大きく速くを目標に。

スイッチングランも実施。これはタタタで。決められた距離の中で少しは速く動くことにしています。しかし、狭すぎても意味がなくなります。ここも普段やっている練習なのでうちとしては全く問題ないのですがやはり慣れないと難しいのかもしれません。ある程度できるようになるとしっかりと走れるようになっていました。力がある選手が多いので何かのきっかけになればいいなという感じがありました。

うちの練習は色々とやります。が、やりたい動きに一貫性を持たせるようにしています。多くの技術的な事をやるといいのかもしれません。ネットの記事にマラソンのことが書いてありました。日本の男女マラソンが低迷期を迎えていたことについて触れてありました。なぜそのような事になったのか?「マラソンでアフリカ勢に勝つためにはスピードを磨くしかない」という感じの考え方が長距離指導者の中で大きくなっていたと書いてありました。結果、距離を踏まなくなる。きちんと結果が出なくなってもう一度原点回帰。距離を踏む練習を導入したら復調してきた、と。

少しうちとは違うと思いますが。昔からやっている基本的な練習。そこをどれだけ理解して続けていけるか。ここは大きな事だと思います。結果が出ている間にあれこれ形を変えすぎるというのは良くない。長距離でもっと強くなろうという事で距離を捨ててスピード練習を増やす。対応できなくなる部分があるのかなと。本来良かったものも「もっと良いのがあるのでは?」とおざなりにしてしまう。それで結果が出なくなる。そんなことがあるんだろうなと。

上述のようにうちはあれこれやります。しかし、よく観察してもらうと分かるのですが「やっていること」は全て同じ狙いがあります。手を替え品を替えやっているのですが「方向性」に関してはブレないようにしています。シンプルな動きを目指す。前任校では「しっかりとやる」ことで対応していました。ひたすらやる(笑)

これも何度も書いていますがkanaが入学してきて途中で勝手にドリルをやめていたことがありました。膝締めと膝締め歩行。雨だったので軒下でひたすらやっていました。すると勝手にやめている。どうしたのか?と聞くと「飽きました」との返答。あー飽きたんだ(笑)それ以来「ひたすらやる」というメニューが減りました。こちらも工夫しないといけないなと。飽きたらやらないんだから飽きさせないように。

それでも「やりたい動き」に関しては譲れないものがあります。そうであれば狙いを明確にして他の動きと組み合わせながらやっていくのが必要かなと。今は当時よりも工夫できるようになりました。選手のお陰で勉強させてもらっている感じかなと。

他校の選手が来てくれた時に動きの変化を見ることでまた新しいイメージが湧いてくる部分があります。この動きを変えるために何をするかなと思っているとやりたいことが新しく出てきます。競技を通じて何をするかを見極めていけるかどうか。大きな話だと思います。

やりたいことはシンプル。そこに対する方法論が多くあるのかなと。まー何度も書いていますがうちの練習はある意味特殊かもしれません。引きこもってやっていますから。学んできた事を自分なりにアレンジしながら取り入れていく。ガラパコス諸島のように「独自の進化」をしているのではないかと(笑)。物珍しい生き物が生息しているのと同じかなと。

まとまりがなくなってきました(笑)まーとりあえず途中ですが記録しておきます。また別に続きを書きます(笑)

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