kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習をする

2019-03-24 | 陸上競技

土曜日。この日は急遽合同練習になりました。21日にhys先生から「23日一緒に練習しよう」という誘いがありました。うちとしては本当にありがたい。新入生が入ってくるまで活気がなくなります。最低限の人数でやっていかなければいけない状況です。他校の力を借りながらやっていけたらなと。

大丈夫ですよ!どこでやりますか?と返信をしていたのですが連絡なし(笑)。前日の昼頃に連絡がつきました。うちのグランドで実施することに。開始時間の調整もしながら。比較的暖かいという感じの予報だったので。しっかり走れたらと思って言いました。練習時間も少し長めになるだろうなと。

ukj高校から来校。以前一度来てもらったことがあります。本来であればうちが出向かないと行けないのですが。hys先生とも少し話したのですがうちはグランドのすぐそばに部室があります。道具の出し入れなどの効率がよい。やりたい練習をやろうと思ったら道具が必要になります。外でやるよりもグランドでやった方が効果が上がると思っています。そのことも理解してもらってから練習開始をすることに。

相変わらずバランス系から。これも慣れがあるので。他校と一緒にやるときには省略する種目もあります。明らかにできない種目をやるよりは効率よくやる方が良いと思っているので。この日はしっかりと時間をかけたいと思っていました。バランス系をやってから股関節強化サーキット。普段は少人数でやるのでサクサク進みます。が、初めてやる選手にとってはよく分からないメニューだと思います。説明も必要としますし、理解してもらわないと練習の意味がなくなってしまいます。ここの部分も考えながらです。

股関節に刺激を入れてセラバンド補強、ハードル股関節を。うちの選手はこの数日間毎日やっているのでかなり負荷がかかっていると思います。それでもセラバンド補強は2セット。他のハードル股関節もがっつりやりました。こういう部分は外せないかなと思っています。補強だけでかなりの時間を要しました。それだけの意味があると思っています。

基本的に休みません。道具の出し入れだけが休み。すぐに縄跳び走をして台ドロップ。これもなぜやるのかは少しずつ説明しました。Naが説明をしてくれていたので任せている部分もありましたが。必要な部分に関しては補足しながら。選手主導でやる練習にしたいとは思っています。せっかく足を運んでもらったので最低限の部分はこちらも出て行かなければいけない。台ドロップなどは普段やらない練習だと思うので。

そのままハードルドリル。ver2で。これも時間がかかります。重心移動の小さいところから大きく広げていくので。途中壁を使った壁抜きも入れます。慣れてくるとあっという間に終わるのですがやはり初めてやるには時間がかかる。理解しながらやらなければいけないというのもあるので。単純にハードルを使うというのではなく接地ポジションやフォロースイングのタイミングも合わせながら。この手の動きをすることで股関節強化にもつながります。

スパイクを履いてスイッチングから。これも普段やらないというチームがあると思います。ukjも同じような練習をしていると思います。「速く動いて」という指示を出すとしっかりと動けます。うちの動きは「身体の前側で動かす」という感じなのでちょっと違う部分があります。今回はそれに合わせてもらうことに。小さく速くではなく大きく速くを目標に。

スイッチングランも実施。これはタタタで。決められた距離の中で少しは速く動くことにしています。しかし、狭すぎても意味がなくなります。ここも普段やっている練習なのでうちとしては全く問題ないのですがやはり慣れないと難しいのかもしれません。ある程度できるようになるとしっかりと走れるようになっていました。力がある選手が多いので何かのきっかけになればいいなという感じがありました。

うちの練習は色々とやります。が、やりたい動きに一貫性を持たせるようにしています。多くの技術的な事をやるといいのかもしれません。ネットの記事にマラソンのことが書いてありました。日本の男女マラソンが低迷期を迎えていたことについて触れてありました。なぜそのような事になったのか?「マラソンでアフリカ勢に勝つためにはスピードを磨くしかない」という感じの考え方が長距離指導者の中で大きくなっていたと書いてありました。結果、距離を踏まなくなる。きちんと結果が出なくなってもう一度原点回帰。距離を踏む練習を導入したら復調してきた、と。

少しうちとは違うと思いますが。昔からやっている基本的な練習。そこをどれだけ理解して続けていけるか。ここは大きな事だと思います。結果が出ている間にあれこれ形を変えすぎるというのは良くない。長距離でもっと強くなろうという事で距離を捨ててスピード練習を増やす。対応できなくなる部分があるのかなと。本来良かったものも「もっと良いのがあるのでは?」とおざなりにしてしまう。それで結果が出なくなる。そんなことがあるんだろうなと。

上述のようにうちはあれこれやります。しかし、よく観察してもらうと分かるのですが「やっていること」は全て同じ狙いがあります。手を替え品を替えやっているのですが「方向性」に関してはブレないようにしています。シンプルな動きを目指す。前任校では「しっかりとやる」ことで対応していました。ひたすらやる(笑)

これも何度も書いていますがkanaが入学してきて途中で勝手にドリルをやめていたことがありました。膝締めと膝締め歩行。雨だったので軒下でひたすらやっていました。すると勝手にやめている。どうしたのか?と聞くと「飽きました」との返答。あー飽きたんだ(笑)それ以来「ひたすらやる」というメニューが減りました。こちらも工夫しないといけないなと。飽きたらやらないんだから飽きさせないように。

それでも「やりたい動き」に関しては譲れないものがあります。そうであれば狙いを明確にして他の動きと組み合わせながらやっていくのが必要かなと。今は当時よりも工夫できるようになりました。選手のお陰で勉強させてもらっている感じかなと。

他校の選手が来てくれた時に動きの変化を見ることでまた新しいイメージが湧いてくる部分があります。この動きを変えるために何をするかなと思っているとやりたいことが新しく出てきます。競技を通じて何をするかを見極めていけるかどうか。大きな話だと思います。

やりたいことはシンプル。そこに対する方法論が多くあるのかなと。まー何度も書いていますがうちの練習はある意味特殊かもしれません。引きこもってやっていますから。学んできた事を自分なりにアレンジしながら取り入れていく。ガラパコス諸島のように「独自の進化」をしているのではないかと(笑)。物珍しい生き物が生息しているのと同じかなと。

まとまりがなくなってきました(笑)まーとりあえず途中ですが記録しておきます。また別に続きを書きます(笑)


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