kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

段階を追って

2013-07-27 | 陸上競技
金曜日、この日は朝から天候が微妙。職場に7時前に着いたのですが車から降りて昇降口に到着した瞬間バケツをひっくり返したような大雨。前が見えなくなるくらいの雨が一時的に降りました。いやーー、いつもなら降りた瞬間に雨が降るパターンなのですが今回はついていた。というか、最近目に見える「不幸話」が発生しなくなっています。その代りに仲の良い指導者に「笑いの神」が降りてきています。「kanekoと一緒にいる時間が長くなるにつれてキャラが変わってきた」と言っていました。ひょっとして私は周りを不幸にするタイプなのでしょうか(笑)。

雨の関係で屋外で練習をしようと思っていたのですが室内で。前日にキャプテンが発熱したので練習を休むと連絡をしてきました。疲れがたまっているのもあるでしょう。体調管理に細心の注意を払わなければいけません。せっかく練習をしても休みが続けば台無しです。特にこの日はこの子の動きの改善のための練習を計画していました。もったいないですが、まずは体調を万全にすることが大切。

このことにより、「練習について」聞きに来る者がいません。前の記事にも書きましたが「人任せ」なのです。練習を聞きに行くのはキャプテン。だから自分は関係ないという部分がるのでしょう。しかし、担当の者がいないのであれば他の者が動かなければいけないのです。当然の話。これだから声も出せない。「誰かがやってくれるだろう」という人任せの雰囲気がチーム内にあるのです。良いことではありません。練習の初めに全体に話をしました。来週はインターハイのため前半私はいません。2年生両エースも不在です。そのなかで自分たちでどのように動くのか?ここが考えられないようでは話になりませんね。しっかりと声を出して練習に取り組むように指示をしました。

この時点で外は雷雨。ここ数日間の暑さとは真反対ですね。とても外で練習ができる状態ではありません。廊下でドリルをすることにしました。合宿で「縦の動き」をしっかりやりました。また、県合宿でも同じようにやっています。ある程度のことはできるようになってきていると思うので、少し早いですが次の動きに進むことに。合宿で見ていて「膝」だけの動きになっている感じが強くありました。大切なことなのですがこれだけでは前に進めません。ここを改善しなければどれだけ膝がしまっても進まない。小さなエースはこの辺りの動きが顕著に出ていました。もともとピッチで走るタイプなので足は動きます。しかし、これに移動が伴わないと「その場足踏み」のような動きになってしまうのです。

この動きを改善するために次の段階へ!!と思っていた矢先に体調を崩しています。まー言っても仕方ないのですが(笑)。練習場所も限られているのでできることを最大限にやることにしました。縦の動きから横の動きへ。この部分に時間をかけてやっていかないと進まなくなります。勢いでごまかしてしまわないように丁寧に丁寧にやっていきました。これを2時間強やったでしょうか。スティックを使ったドリルだけではなく他の動きも組み合わせながらやっていきました。階段ドリルなどで膝締めはかなりやってきているので1年生にも大きな変化が見られました。やはり「地味な練習」は大切です。

私は面談もあったので途中抜けたりしましたが集中して練習ができたようです。後半はかなり良くなってきていました。インターハイ選手も同様に練習をさせました。負荷的にはそれほど高くないので問題はないと思っています。時間的に長くなるのが心配ですがここで進むことができるようになれば目標まで届くかもしれません。バネを使うような練習を避けて基本的な動きの確認です。

感じ的には良かったと思います。段階を追ってしっかりと取り組んでいきたいと思います。

やっとカレンダーに追いつきました(笑)。
コメント
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