kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

木曜日

2012-05-12 | 陸上競技
木曜日、ほぼ記憶から消え去りつつあります(笑)。こうやって書いているうちに思い出すかな~という感じですね。

この日は前の記事にも書きましたが「総合実践」があります。他の教員と協力して進めていくのですがある程度の下準備を私がします。早起きして学校に行きひたすら準備。ここ最近は何故だかわかりませんが5時過ぎに目が覚めます。年を取ったからなのか必要に迫られてなのかは分かりませんが、とにかくかなり早い時間に職場に到着。ひたすら作業。前日作成した「マニュアル」をもう一度目を通して内容の確認。これとは別に同時展開しないといけないことがあるのでその準備も。どうでもいい話ですが今年度「10年次終了研修」という研修を受けなければいけません。教員になって10年が終了した者に強制的に課せられる研修です。詳しくは書きませんが「もう十分だろう」という感じがあります。これだけの内容を学校でやっているのにも関わらずまだ「研修」を受けろというのか?まー仕方ないから受けますが。こんなblogばかり書いているから「遊んでいる」と思われているかもしれませんが、めちゃくちゃ「戦力」です(笑)。座って話を聞くよりもどんな実践を行っているのかのほうが大事だと思うのですが。今私がやっていることをできる人がどれだけいるのか?情熱とエネルギーを持っていないと間違いなくできない内容です。簡単に書いていますがめちゃくちゃ大変なんですよ。全ては生徒のためですから絶対にやり遂げますが。

「表向き」に目立つことをやるのが好きな人もいます。下準備を全て教員側がやって最終的には「生徒がやりました」というような見せ方をする。外部からの受けはいいでしょうね。しかし、「外部からの評価」が大切なのか?大いに疑問を感じます。また、自分がやりたいことを生徒を使ってやる。これも「見た目」の部分だけです。生徒に「本当に必要な力」が身についていないのであれば意味がありません。生徒は道具ではありません。学校教育は「生徒のため」にあるものです。目立つため、評価を受けるために生徒を利用するのは絶対に違います。そういうとがなくても結果的に「利用する」形になっているものを見かけます。私のスタンスとは全く違います。目指す方向性が違うなーという感じですね。

話がそれてしまいました。ここまでの文章を読むだけで私がどれだけの「ストレス」を抱えているかが分かってもらえると思います(笑)。これに加えて他の要素もありますから計り知れないストレスでしょうね~。突発性難聴になるというのもうなずけまず(笑)。そういえば、「ある方」からメールをもらった瞬間から数日間続いていた「耳が聞こえない」という状況が改善されました。本当にストレスだったのでしょうね。良くわからないけど治るというのは「ストレス」だったのかもしれません。土曜日にもらったメールのおかげですごいエネルギーが出ています。持つべきものは「優れた師」だというのを改めて感じています。

授業準備はかなりやっておいたおかげで「総合実践」は比較的スムーズに進みました。PCからの登録メールの送信が上手くいかないので生徒の携帯から基本登録を行いました。これ以外は全く問題なくできた感じです。これで下準備は完了。一応「徳山商工総合実践」というページを作りました。このページがベースになっていってそこからリンクでそれぞれの班のページに飛ぶというう形です。

http://blog.goo.ne.jp/tokusho_jissen/

これが基本のURLです。土曜日に確認すると外部の方がコメントを書き込んでくれていました。ほとんど公開されていないのですが、本当にうれしいですね。我々の取り組みを応援してくださるというのは心強いですね。各班の更新に関しては一応、「更新票」を私に提出させて内容を確認、その後「公開」するという形にしています。これが思ったよりも手間がかかる。一人でやるには大きな負荷がかかりますね~。各班のgooIDとパスワードで入って内容を確認、公開の手順でやっていきます。全部で26班ありますから確認作業だけでも膨大な時間がかかります。それでもやると決めたからには絶対にやりますが。IDとパスワードの管理も生徒自身に任せている部分があります。班単位で管理するように指示を出しました。この辺も「単にやるだけ」の授業展開とは変わってくると思います。「自分たちでやっている」という自覚を持たせる必要があります。

放課後はこの「公開」作業をしたかったのですが、欠席者のSPI試験の試験監督を任されました。自分のクラスの生徒が受けるのでこれは仕方ありません。この日の練習は完全に休み。放課後は全て勉強会としました。この日だけで3時間の勉強です。家に帰ってからもやればかなりの時間勉強することになります。「練習だけ」と言われるのは心外ですから時間の確保はします。強制的にやらせるだけではなく本人たちがどれだけ「自覚」を持って取り組んでくれるかですね。

めちゃくちゃ労働しました。帰ってからは速攻でダウン。これはさすがに許してもらいたいですね。こんな状況で自分のblogを更新するほどのエネルギーは私にはありませんでした。ちょっとずつ余裕ができてくると思うので更新します。

まとめて3回分の記事を更新!!遅れを取り戻せたでしょうか?(笑)
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水曜日のバタバタ

2012-05-12 | 陸上競技
水曜日、この日は練習を少しだけ実施する予定にしていました。朝練では午後の練習のために動きの確認。先週末からかなりの頻度で午前中の練習の中で接地ポイントを意識するようにしています。冬期練習ではしっかりと動きを作ってきたつもりでいましたがなかなか上手くいっていない感じがありました。動きの速さは抜群に上がったのですがこれが重心の移動に結びつかず、さらにストライドを伸ばすと接地ポイントが前側にずれてしまうという悪循環。このままでは走れません。もう一度原点に帰ろうという意味合いもあってかなりの時間を割いて行っています。これが上手くいっている者は見ている私が信じられないくらい劇的に動きが変わっています。いや、それだけの素養があったから「かみ合う」という状況に持っていけただけだと思います。冬期練習の内容がやっと形になってきたのかなという感じですね。

練習をするという部分よりも前にもっと大変な事があると気づきました。翌日の授業準備です。通常の授業であれば教科書の内容などを見てある程度の道筋をつけておけば間違いなく授業は成立します。「陸上ばかりやっている」と思われるかもしれませんが、こう見えても授業の理解しやすさは生徒からはかなりの評価を受けています。ある程度ポイントを押さえていけば理解は進みます。が、翌日の授業は「総合実践」です。これは普通科高校ではイメージできない授業です。基本的に0から授業準備をしていかないといけません。「生徒にどのような力を身に付けさせるか」がベースにありそのための授業展開を教員側が考えます。商業高校の多くでは20年前から同じような内容をやっているところもあります。しかし、それでは「生徒のためにならない」という考えから5年くらい前に全く新しい「総合実践」を考えました。わざわざ外部に発表する必要もないですし、「外部にアピール」するエネルギーがあれば授業内容の充実を図るほうがいいだろうという考えから大々的にアピールすることはしていませんでした。この授業の中身は秀逸だと思っています。内容と展開、生徒の成長をしっかりと示していけばかなりの評価を受けるのは間違いないと思っています。「スーパーティーチャー」も夢ではないと思っていますが、全く興味がないので詳しくは公開してません。上からの評価は私にとっては意味がない。子供たちが卒業してから「実践をやっていて本当によかった」と言ってもらえることだけが我々の喜びですからね。

前置きが長くなりましたが翌日の授業は「blogの開設」としていました。今年は毎回の授業内容を生徒たちがblogを使って外部に情報発信をしていこうと考えています。学内の「教育力」だけではなく「外部の教育力」を使いながら生徒を伸ばしていくという考え方方からです。これまでの実戦でも「新商品の開発」という一つの方法を通じて、担当商店と何度も打ち合わせを行い「コミュニケーション能力」や「プレゼンテーション能力」を養ってきました。担当商店との打ち合わせなどは全て生徒本人が行うものです。教員側はサポートはしますが表立って関わることはありません。上手くいくのも上手くいかないのも生徒と担当商店の関わり方で決まってきます。
しかし、毎回生徒たちがどのような取り組みをして、どのような内容を話し合っているのかは逐一担当商店に伝わるわけではありません。細かい内容や進捗度は伝わっていないという問題点がありました。生徒は「新商品の開発」だけをやっているわけではありません。これは一つの教育ツールであって「商品を作る」ことがメインの授業ではないのです。そこまでに「班別会議」を何度も繰り返していく中で多くの「力」が身についていきます。目に見えモノではなく見えないものが本当は大事だと思っています。生徒たちの取り組みや成長を多くの方々に知ってもらうことで生徒のモチベーションも上がっていくのではないかと考えています。blogであれば簡単に公開できます。情報発信の方法やネチケットなどもここを通じて教えていくことができます。

blogでは「コメント」を受け付けることができます。外部からの評価や意見を参考に本人たちが取り組んでいく。また、他の班の取り組みを知ることで「負けられない」という「競争心」を煽ることができます。多くの要素を含んでいるblogですから思い切って導入することにしました。県の高校では「スクールネットワーク」というネットワーク環境にあり、一律の厳しいフィルタリングがかかっています。これにより掲示板への書き込みやオークション、ショッピングなどができなく制限されています。「万が一」があったらいけないという管理の面からセキュリティーが強化されているのです。しかし、本当に必要な情報を集めることができなかったり相手にメッセージを送ることができない。本当に必要な情報教育ではないと思っています。ネット上で最も問題になるのは「匿名性」であり、「他者の誹謗中傷」、「書いていいこと悪いこと」の判断基準が身についていないことです。ここをきちんと教えていく必要があります。
スクールネットワークの「フィルタリング」でほとんどのblogは引っかかってしまい閲覧することさえできません。なぜかコgooのblogだけは閲覧可能です。さらにgooのblogでは「コメントの事前承認」があります。他者が書き込んだコメントがすぐには反映されずに管理者の「承認」があって初めて公開されるのです。これにより「いたずら」や「いやがらせ」での書き込みができなくなります。高校生が「少しくらいいいだろう」という軽い考えで書いてしまうコメントでも問題がある可能性がある。これを事前に管理するのです。これを書き込んだ者には「ネット上の書き込みについて」の指導ができます。「ダメだ」というだけでは分からない部分をきちんと教えることができるのです。

ということで、この「blog」を授業に取り入れることにしました。ここまでは全く問題なし。が、このための教科書などはありません。生徒が一から作るというのも「可能」なのですが、これで1日が終わってしまう危険性があります。それでは困るので「マニュアル」を作成することにしました。ネット上を探してもそのようなものはありません(あるかもしれないのですが)。全て自作(笑)。かなりの時間を要します。プリントスクリーンでPCの画面をコピーして必要な部分を切り取り、ワードに貼り付け。こうやって「マニュアル」を作成します。ヘトヘトです(笑)。

その合間に生徒指導。最近はこの手の指導も私が主で行うような感じです。「ルールを守らなかった」事に対して指導をしました。「小さなこと」だと思われることかもしれませんが、小さな積み重ねが大きなトラブルにつながります。時間はかかりますが「生徒と向かい合う」ということが我々の仕事の大切な部分を占めています。こうやってblogを書くことでメッセージを伝えることはできますが、本当に大切なことは直接「言葉」で伝えないと伝わらないと思っています。大事な時間です。授業準備とこの生徒の指導でほとんどの時間を使っていました。

練習は・・・。前置きが長くなりすぎている気がしますがまー書いておきます。この日も短時間で。県総体へ向けてバトンの確認を中心にしました。並走とバトンパスを両方。うちは特別走力がある選手が複数いるわけではありません。バトンをミスすると致命的です。県選手権の時の女子は良い位置で来たのですがアンカーのところでミス。失格です。ここ数年多くのことを学ばせてもらっていますからある程度バトンはスムーズに渡るようになってきています。1年生をメンバーに入れて戦うというのは非常に怖い部分があります。まだまだその大切さがわかっていないからです。練習の時に使うスパイクと試合で使うスパイクのサイズが1~1.5cm違うという選手がいました。このことに私は気づいていませんでした。20足長測れば間違いなく1足長分違ってきます。実際のレースの時はバトンが詰まりました。ひょっとしたらこの1足長が影響しているのかもしれません。ここまで細かく考えていませんでした。日々勉強です。通常で考えると「あり得ない」ことであっても結構「当たり前」に起きることがあります。もっともっと気を配らないといけないですね。

こんな1日を過ごしていたので疲れたのです(笑)。また書きます。
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記憶が・・・

2012-05-12 | 陸上競技
あまりにもバタバタしていて記憶がなくなりつつあります。これでは良くないのは分かっているのですが・・・。

火曜日から中間考査のテスト週間に入りました。県総体まで残された時間は限られていますからある程度のことはやろうと思っています。しかし、今回のテスト週間は少し「休む」ことも視野に入れてやっていきたいと考えていました。そのかわり、やるときにはそれなりにやるという感じで時間を取りたいと。勉強時間を確保しないといけないですからね。特に1年生は勉強をする習慣が身についていません。ここは大きな問題です。強制的にやらせないといけない部分があります。

私が顧問になってからずっと勉強会を行ってきています。ある程度の成果は出ていると思っています。しかし、近年(本当に最近)何故か分からないほど成績が上がらない選手がいました。部活中も集中が切れますし、部内の輪を乱す行動が多くみられました。じっくり話をしてもほとんど伝わりません。激怒して話をしていた時に「勉強会で勉強をするから家では勉強しなくていいと思っている」という発言をしていました。ここが「全ての原因」です。結局、指導者の話を聞いていないのです。そして、心が動くことがないので何も変わらないのです。勉強する時間をどれだけ確保したと言ってもやる本人が全くやらないのであれば成果は上がりません。勉強も練習も同じです。練習時間だけ形だけの練習をやっても何も成果は出ないのです。「生活が性格を作る」というのを言い続けています。普段の生活が選手の性格を作り出していきます。指導者の範疇を超える者もいる。これはなかな外部からは理解してもらえない部分ですが・・・。

朝練は生活リズムを保つために実施。動きの確認だけを行いました。負荷をかけるという意味ではなく「規則正しい生活を送る」という意味合いでの朝練です。決められたことを毎日やっていく中で自分のリズムを作れたらと考えています。午後は私は会議。今年からかなり会議の数が増えました。放課後の時間を拘束されるのは非常に辛い。それでも仕事ですからきちんとやりますが。「結論」が見えない中で何を導き出そうとするのか?会議の本質について考えさせられる時間でした。もう少し「明確な方向性」が必要だと思いますね。
会議で一切練習が見れないというのは避けたかったので(自己中心的)、練習は勉強会をした後からとしました。ここ最近はこのパターンのほうが効率がいいのではないかと思ってやっています。放課後練習をするために服を着替えて練習が終わったらまた着替えて教室へ。この間に間違いなく無駄な時間が生まれます。ダラダラしてしまいますからね。それよりは勉強をしてから練習、終わったら帰宅して勉強のほうが無駄が少ないと思います。どちらにしても毎日勉強時間を確保しながらやっておかないと大変な事になる危険性が高いですから・・・。

ということで火曜日終了。この勢いで今週分をまとめて書いていきたいと思います。多分(笑)。
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