「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

大船フラワーセンターの「菊花展」

2008-11-14 10:50:00 | Weblog

大船フラワーセンターは菊の香りに包まれている。
今朝の「菊花展(24日まで)」は天候にも恵まれまずまずの人出だ。
同時開催の「寒蘭展」も慎ましく心豊かな企画だった。

■キジュの実

キジュの木が花開いていた。
高さ23mのカンレンボクは中国原産「喜樹」に因んで喜寿の人に
お祝いとして苗木を贈ると喜ばれると書いてある。

「かくれんぼ」ですって!珍しいと声を上げる人がいた。
ハンカチの木のピンポン玉のような実、
皇帝ダリア(巨木になる)など秋たけなわである。

■秋バラ

特にバラ園は薫り高く美しい。
今は秋バラの季節だという。

■大船フラワーセンター

そこで一句
 ケイトウは温室を背に咲き競い たかし
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七曲坂「自然の学校」

2008-11-13 09:34:00 | Weblog
玉縄城址まちづくり会議提供
七曲坂「自然の学校」を開催した。

植木小学校2年生が七曲坂に水仙を植える。
地元テレビ局も取材にきている。

坂の下にある「植谷戸公園」では
副会長の 関根肇さんの話を聞く。


2つのクラスが一斉に作業をすると危険なので
坂の途中にロープを張り
2クラス別々にさらに班にわかれてもらう。


小学校2年生の小さな手が
シャベルで芽が出たばかりの水仙を植え、
素手で土をかぶせていく。
さらには雑草を抜く作業もしてくれた。

子どもたちの「故郷(ふるさと)」に
毎年、美しい花が咲きますように・・・。
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長谷寺ざる菊

2008-11-12 12:49:00 | Weblog
寒い午後
氷雨すら降ってきたが
長谷寺は相変わらず大勢の観光客だ。

11月22日~12月7日まで紅葉ライトアップをするという。
境内に入ると「ざる菊」を育てていますという説明がある。

この努力が長谷寺を有名にしている理由かもしれない。


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鎌倉市社会福祉大会

2008-11-11 14:27:00 | Weblog
第25回鎌倉市社会福祉大会が開催された。
鎌倉市社会福祉協議会(通称「しゃきょう」)は社会福祉法人。

11月11日は「介護の日」らしい。
その日に開催するのも意義深いものかもしれない。

開会宣言、石渡市長挨拶に続いて表彰が行われる。
地域福祉に功労のあった方、
民生委員児童委員として永年努力された方、
多額の金員(お金のことをそう呼ぶ)を寄付された方々。
壇の下で鎌倉市社会福祉協議会会長より表彰状が手渡される。

2年ほど前までは壇上での表彰式だった。
壇から降りて会長が表彰状を手渡す。
形式的なことは止めにしたのかもしれないが・・・。
なんとなく違和感のある儀式ではある。

■講演「本音を吐けない子どもたち」

青木悦さんというフリージャーナリストの講演
演題は「本音を吐けない子どもたち」
親の前では自由になれない、
友だちに本当のことを知ってほしくない、
の子どもたちの病的な部分を浮き彫りにされた。
秋葉原の事件や福島の「自分が殺した母親の首を持って歩いた」事件
生々しい話の中で考えさせることの多いテーマだ。
子どもを全面的に受け入れる場所としての家庭、
丸ごと受け入れる地域や学校などを作っていくこと、
それがこれからの大きな課題のようだ。
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龍宝寺開山忌

2008-11-08 15:15:00 | Weblog
「龍宝寺」の門前に「開山忌」の案内が掲示されている。
11月8日(土)午後3時開始となっている。


■開山忌の本堂
開山忌が行われる本堂は静まり返っている。

曹洞宗「龍宝寺」の開山は泰絮宗栄
開基は北条綱成
ただし、玉縄城4代城主・氏勝が現在地にうつしたという。
創建は文亀3年(1503年)
徳川家の保護もあり新井白石の碑がある。

■十月桜

境内では十月桜が咲き誇っている。

■開山忌が進む
壇信徒ではないので外側から開山忌を拝見する。
鐘と太鼓の音で儀式が着々と進んで行く。

■静かな境内

振り返ると境内は11月らしい静けさである。
十月桜と色づき始めた龍宝寺の森が見える。
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関谷地蔵

2008-11-07 23:02:01 | Weblog
関谷の畑から降りてくると
人だかりが見えた。


■関谷地蔵堂の祭

11月3日は年に一度のお祭りだという。
城廻村 貞宗寺の僧侶が経を上げる。
浄土宗の寺は明治時代まで「寺子屋」だったという。
小学校令が出されて玉縄小学校の前身として
植木の貞宗寺に学校ができた。

城廻の人たちは子どもが通うのには不便だと
この場所に「分校」の設置を願い出たのだと言う。
城廻が東海道に近い要衝の地だったばかりでなく、
土地の人たちが教育熱心だったことを示すようだ。

■貞相寺さんのお話

時代とともに人々の信仰心も薄れていった。
関谷インターの開設にともないお地蔵さんも引っ越しをしたことがある。
すると、交通事故なかでも死亡事故が激増したのだという。
住民の力でもとに戻してからは重大事故はなくなったらしい。
地域を守るのは地域に住んでいる人たちの力なのだと住職は伝えておられた。

■準四国相模八十八箇所・弘法大師像

この地蔵堂は「準四国相模八十八箇所」の18番だという。
相模八十八箇所の写真が飾られていた。
撮影・関根肇と書かれている。
断られた場所はその旨の記載がある。
お祭りが終わると大切に町内会会館に仕舞うのだという。

2008.11.3記
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笛田の未田

2008-11-06 11:58:00 | Weblog
鎌倉市の笛田地区では
刈り入れの終わった田んぼから
稲の芽が出て稲穂になる「未田(ひつじだ)」が見られる。


■笛田のはさかけ
一方で刈り入れた稲穂を干す「はさかけ」の様子を見ることも出来た。

 うららかな日差しを浴びて
はさかけの夫婦の齢(よわい) 尋ぬるなゆめ たかし
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庭のツワブキ

2008-11-05 07:30:00 | Weblog

我が家のツワブキが花開いた。
小鳥が運んで来たのか、
庭には幾株かが濃い緑の葉を見せている。
春先の芽は蕗と同じように湯がいて食べる。
美味である。
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建長寺「宝物風入れ」

2008-11-03 14:21:00 | Weblog
■建長寺入り口

文化の日には建長寺を訪ねる。
宝物風入れの看板が賑やかだ。

■秋の建長寺三門

「宝物風入れ」を見るために門をくぐった。
建長寺三門は秋の気配が濃厚だ。

■建長寺得月楼

建長寺の得月楼も建てられて5年の歳月が流れ
建物の色も穏やかに池になじんでいる。

■建長寺抹茶

宝物風入れを見る途中で
抹茶の接待を受ける。
天目茶碗に入った茶の緑が美しい。
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五島美術館の茶会

2008-11-02 09:04:00 | Weblog
成蹊大学茶道部創部50周年
記念茶会に「OB席」を設けることになった。
11月2日(日)午前10時~午後4時
五島美術館・庭園内の茶室「富士見亭」である。
上野毛(東急大井町線)下車


OB席「富士見亭」の外観

現役は薄茶席と濃茶席
合計3席に延べ200人の客人をお迎えした。

富士見亭の内部風景である。

床の間は「秋潭」故大久保宗碩の書
客席は立礼で点前は畳の部屋という奇妙な形の茶室だ。

一面の窓からは富士山が見えるという。
夕方ほんの暫し山の姿が見えたようだ。
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