股関節痛から考えること

高いヒールを履いてぐねった瞬間から股関節に痛みが、、、という方が来られました。

レントゲンを撮ったら「生まれつき股関節のはまりが浅い」んだそうです。
それは実際にご自身でも見られたそう。

その指摘と、体重をもっと落とすように、という指示があったそうで。まあガリガリではなかったですけど。

ここで言いたいのは、「もっと患者さんの話を聞こうよ」ということ。
病院の先生は仕方がないのかもしれない。だけど、僕らは時間がありますからね。

生まれつきかも知れないけど、この方が生きてこられた４０数年間、一度も股関節痛にはなってないんです。

しかも、寝た状態で股関節を動かしてもらっても痛みが出るんですね。

つまり、体重がかかってなくても股関節を動かすと痛いんです。
それ以前に、今までこの体重で痛くはなかったんです。

じゃあ、生まれつきも股関節も関係、薄いですよね？

というのが僕の観方です。


僕らは医者でもなく民間療法にしかすぎない人間です。医学的ではないけど、論理的を目指してます(笑)。
それは冗談としても。

「つじつまがあうのか？」っていつも考えみたいんです。
体重で説明がつくのか？反証はないか？
生まれつきで説明がつくのか？反証はないのか？

推測した原因と、実際の痛みが、矛盾なく説明できるのか？矛盾があれば医学的だって、疑う必要がでてきます。
もっとも矛盾のない説明はどんなものが考えられる？

こういう方向を僕は目指しています。

今日もありがとう。