以前、腰がかなり痛い、という人に
「どうして腰が痛いんだと自分で思われますか?」と最近、聞く機会があったんですが。そのとき、
「自分ではわからないんだけど・・・腰痛がひどいときに限って両親が『かなり歪んでるよ』って言うので、やっぱりそれが原因でしょうか?」
というお返事でした。とてもよくわかります。
こういうことですよね↓
姿勢がかなりゆがんでいるとき。
腰痛もかなりきつい。
姿勢の歪み→腰痛へ。
うんうん。
もしかしたら、一般的に言われてるのは、この考え方かも知れませんよね。
でも、これって逆にもできますよね^^
腰痛がかなりきつい。
姿勢がかなり歪む。
腰痛→姿勢の歪み
たぶん、痛みがきつければきついほど、見た目の姿勢はいつもとは違ったものになると思います。
普通、そうですよね?
痛みが激しいときに、「きをつけーっ」の姿勢をあえてとる人は・・・めったにいませんよね?
痛ければ痛いほど、通常ではない姿勢になっていくと思います。
痛くて転げまわる、膝をかかえて丸くなる、などなど。
それは、痛いからそうしているのであって、「膝を抱えて丸くなっているから、膝がもうれつに痛くなった」わけではありません(苦笑)。
冒頭の話に戻すと
「腰痛がきついときには、歪みもきつい」のは当然だと思います。
そうでもしないと、痛みが余計につらくなるからです。
ぎっくり腰になって、わざときをつけしてる人は、、、あまりお目にかかったことがありません。
そしてそして。
僕がやっているのは、つまるところ。
痛いときにその人がどういう姿勢をとるか、こそがヒントだと捉える方法論です。
膝をかかえて丸くなっていたら、どこかで膝を強打したのかな?って思いますよね(まあ、そんなドラマみたいな人はいないでしょうけど。苦笑)。「ああ、この人は背中をぶつけたんだな?」とは思わないですよね。
そうなんですよ。痛いときにその人がすること、とる姿勢、を見れば「膝をかばってるのか、腰をかばってるのか、お腹をかばってるのか、背中をかばってるのか」全部わかるじゃないですか。ね?
歪みは悪ではなく、痛みを緩和する姿勢です。
ということは、歪んでる姿をみたら、「どこを庇って緩和させようとしているのか」が見えてくるということです。
歪みって、、、大事なのかも知れませんよ~~~(笑)。
今日もありがとう。