尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

頚椎症性神経根症

2012-03-13 07:00:00 | 健康 整体
14日水曜日はセミナーを開催しているので日中はお休みをいただいております。

頚椎症性・・・なんどきいても覚えにくいですね。単に頚椎症と言われることもあります。あります、というかお客さんに教えてもらいました(おいおいっ)。

この方は、高知県から来てくださったんです。かいつう館に?
大阪への観光旅行のついでに(笑)。それでも、その旅行にうちを組み込んでくださった、なんて大感激です!

それでもう4年ほど、この症状に悩まされてるんだそうです。
以前の「筋・筋膜疼痛症候群」の記事のときにも書きましたが、僕が頚椎症性神経根症を治せる、とかいうわけではないんですよ。
病気はともかく、症状を楽にしてあげたい、とは思ってます。
この方は、右を向くと痛い、右腕を捻ったり、ある角度で腕を挙げたりしたら肩が痛い、んだそうです。ある角度で腕を使うと手に力が入らない、ともおっしゃってて今は休職中です。
ちなみに、肩に石灰もすこし写ってるので、そのお薬も飲んでるそうです。

不思議なのは、首の位置は動かさずに腕を動かしても、痛みが出るんです。頚椎の問題のはずなのに、首とはどう連動してるのかな~。

さて、ここからが本題。この方は、かなり激しい肉体労働をしておられました。ハンマーでガンガン叩いたり、バーナー使ったり、ボルトをしめたり、、、。

でね?「その話を聞いたら、それが原因かな~」って「素直に」思えませんか?ってことなんです。
だけれども、検査をする、レントゲンを撮る、ヘルニアっぽいのが写ってる、とこうなってきたら、「もうその話」は捨てられちゃうんです。どうでもいいこと、になっちゃうんです。しかも、もう4年前、のことですし。

「普通に」考えたら、ハンマーでガンガンやってきたのなら、相当に腕、肘、肩、手首、の筋肉にダメージなり疲労なりが蓄積してるだろうな、って想像できません?
だけど、、、レントゲンになにかが写っちゃたら、もう「そんなこと」は忘れられちゃうんです。

もともと、その仕事によって腕や肩や肘や、に負担がかかりすぎてたのが「スタート」なら、その蓄積して抜けなくなった疲労が抜けたら、良い状態になるんちゃいますの?って思うんですよ。
整体にもいかれたそうですけど、骨盤が歪んでるんで、肩にも負担が、、、という説明もあったそうです。
あのね?
そういう生活してごらんよ、同じように肉体労働して、肩を傷めて、、、『骨盤が歪んでますよ』って・・・

いいたいこと、わかっていただけます?
「それまでのその人の生活の歴史を、、、ムシすんなあああああっ」てことなんです。

検査は大事。とても大事。これがあるから、重大な病気が見落とされずに済みます。
検査はその瞬間を切り取って見せてくれます。ヘルニアも写ればガンも写る。とても大事なもの。
だけど、僕は、その人の「痛みがでたストーリー」を大事にしていきたい。
だって、そうなった「理由」があるはずだもの。

検査は、事実です。
問題は、事実が「理由」とは限らない、ということ。
骨盤が歪んでる。事実です。
問題は、その事実が、肩の痛みの理由とは限らない。

じゃあ、理由を推測するには?
痛くなった前後の状況にそれを求めるのは、なにかおかしいでしょうか?
痛くなったあとに写ってるもの、ズレてるもの、歪んでるもの、も大事でしょう。
だけど、痛くなる前になにがあったか、って忘れていい情報だとは思えません。

検査による事実ではわからないもの、もお客さんに向き合って話しを聞かせてもらうだけで、わかることもありますよ。
そういう整体を目指しています。

(頚椎の矯正もなく、腕全体を揉み揉みしてたら、、、痛みは一通り、なくなりましたけどね・・・その場ではという限定ですけど)

今日もありがとう。
コメント
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