尾てい骨が痛いときも。

三人のお子さんをほぼ年子で出産された方が一年後に来て下さいました。
頭痛、肩の重さ、下半身太り以外に、寝てると尾てい骨があたって痛い、とのこと。女性だけしか見られないというサイトの口コミでうちのことを知ってくれはったんだそうです。なので僕もどんなことを書いてもらってるのかは知りません(苦笑)。


仰向けで寝てもらって、片足を上げて反対側に空中でまわしてもらうと、尾てい骨のあたりに痛みがでます。お腹はカチカチ。それをここぞ、というポイントを緩めていくのですが、大幅には改善するものの、あと少しが残ります。 もう一回足を上げて・・・というのをやってもらうとだいぶ反対側にまで回っています。このときにまだ痛みがでるので、場所は離れるけど、お腹の上のほうに目をつけて施術してみると残っていた痛みも消えてくれました。

「他にどういうときに痛みを感じますか？」とお聞きしてみたら寝てるとき、そしてお子さんを抱っこするときも尾てい骨が痛いですね～とあとで教えてくれたのでずいぶんと参考になりました。
要はお尻がベッドに当たらなくても痛い、ということですからその情報で意味がかなり変わってきます。ためしに、痛いというとことを押してみましたが、「痛いと感じる場所をいくら押しても痛くない」ことがはっきりしました。

ということは、きっと「そこじゃない」んです。抱っこしても痛い、ということは「力を出すと痛い」ということ。こういうときは腹筋の影響が多いんですよねえ。なので抱っこ痛(抱っこしたら痛む腰、膝、肩、首、なんでも)全般にはお腹を重視してやっていくんです。


肩の重さは、腕とお腹でずいぶんと軽くなったそうでした。
帰ったらまた３人のお子さんの育児に家事に、、、がんばってくださーい。


今日もありがとう。