足のむくみ、身体のだるさ

足のむくみで、と来てくださった方。
全身をさわったのですが、お腹は完璧にカチカチです。
お客様ご自身がそのことに驚いておられましたが(苦笑)。

足ももちろんやり、全身のバランスもとって、お腹はとくに丁寧に。
最後に確認してもらうと
「自分の体重を感じなくなりました。痩せたわけじゃないですよね」と笑っておられました。
足がむくむ、ということはある意味で足だけで疲れをカバーできなくなったときでもあると思うんですよね。そういうときに頼りになるのは、足よりも上部にあり、面積のひろいお腹の筋肉たち。

そこがすでに硬くなっていると足の疲れも引き受けてあげられません。お腹と足の血液・リンパの行き来も滞ってきます。お腹の硬さが流れをせき止めてるわけですし。
そういう面からもアプローチしてあげると、足だけではなくこの方のように「自分の重み感がなくなった」という感覚も起きてくるようですよ。

僕も喜んでもらえてうれしかったです。


同じ日に、毎日起きてられないくらい体がしんどい、後頭部から首、背中にかけて辛い、という人が来てくださいました。通院歴もお聞かせいただきながら施術。やっぱりお腹がかた～い。
上記の方もこの方もちょっとしゃべりすぎちゃって、時間がギリギリになってしまって細かい動きは確認できてないんですが(苦笑)体はとても楽になったとのこと。上記の方ははっきりとおしゃべりが楽しかったです、とか言ってたような(汗)。

最後に、お帰りのときに「来たときは猫背が楽だったのに、今はしゃんとしてるほうが楽で猫背にしたら逆にしんどさがあります」とおっしゃっておられました。
そうなんですよね。身体は「楽」な状態を選択して「くれて」ます。あなたのしんどさが減るように・・・。
身体は常に「治ろう治ろう」としていると僕なんかは思うし、身体は常に「(あなたが)楽なほうへ」ともっていってくれます。
ある意味、僕らがやっているのは「(歪んだ)楽な状態から、(歪んでない→より効率的な)楽な状態へ」と移行させてるだけのことかも知れませんね。


今日もありがとう。