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抵抗力と感覚力

2005-09-22 10:34:46 | 健康 整体
この前、こられたお客さん兼知り合いの人が「外で食べるカレーは三口で充分」と仰っていました。それ以上食べるとお腹を壊すのだとか。



断食なんかをした後で、体にとって悪いもの、ほんのちょっぴり傷みかけたもの、を胃に入れるとすぐに吐いたりする、という話があります。それだけ、胃本来の機能が蘇ってきた、ということかも知れません。悪いものが入ってきたら、即対処する必要があるわけですからね。古来の人は、胃に入れた感覚で、薬草か?毒草か?腸に効くのか肝に効くのか、がわかったんじゃないでしょうか、、、。

ただ、良くわからないのは、ですね。同じ物を食べて食中りになる人ならない人がいますよね。それで、ならない人は抵抗力が強いのだ、と言うわけですが、、、O-157の時も、普段から腸の健康な人はなりにくい、とか言われてたような。僕も、そう思う派だったのですが、上記の話を見ると、一概にそうも思えないですよねー。すぐに「中る」のは、体がシャープなのかも?中らないのは、本来の機能が落ちているのかも?カレーの話の方も「古い油に中ってるのかも知れない」と言ってました。ならば、それがわかるほうが(つまり、下痢をする、とか)正常なのか???

でも、でもですね。昔、コッホがコレラ菌がコレラの原因だ、って言ったときに(近代医学の黎明期ですな)「そんなことがあるかいな」と証明するために、コレラ菌を入れたコップ一杯の水を飲み干して「ほら、なんともあるまい」と言った医学者もいるのね。これなんかは「信念や心の在り方が、体にどう影響するか」という方面の話で、ちょっとずれるのですが。

おそらく、下痢をする吐き戻すのは、抵抗力がない、または、感覚が鋭い、どちらなんだ、という答えがあるわけじゃなく、、、。
一般論ではなく、個別の話になってくるのでしょうね。本当は抵抗力があって、体の感覚もシャープであればなお良いんでしょうから。

補記
ただ、知識とはほどほどに付き合わなきゃ、ということも忘れてはいけないと思うのよ。「塩は1日何グラムまで」と誰かに決めてもらうのも「目安」としては便利ですが、体の感覚がシャープなら、「基準」より下でも、取りすぎればすぐに「不快な症状」を微かに感じたりするもんですから。ね。誰かに責任を負わせたいなら「基準よりも下の量を取っていたが、それでも塩分の取りすぎで高血圧になった。基準を定めた国は責任を取れ」て言えばいいのかもしれませんが、、、国の声より、自分の体の声、です。いま、塩分どうの、とか言い出したら、お菓子業界外食業界からクレームがくるから国も本気ではやってくれませんて。
コメント
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