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力を抜けりゃあ、世話は無い

2005-09-03 11:25:32 | 健康 整体
こういうところで「はい、力を抜いて-、、、」ボキッってされたこと、ありませんか?あのときは、ちゃんと力を抜いてあげてくださいね。力が抜けてることが前提の技なんですから、、。

って。力を抜ける人はこういうところには来ないんですよ。つまり、体に余計な緊張がない、てことですから、コリも少ないし、柔軟性もあるから傷めにくい。抜けないから、どこかに不調がでて、こういうところに来るんですもんね。

もっと言うと、力が入っていることを認識できていないんですよね。それが悪いとはいいませんよ。力の入ってる人、って良い人が多いですから。でも、力が入ってることのわからない人に、力を抜かせることは、土台無理です。力が入ってるんだよ、ということを納得させてあげないとね。

ラジオ体操なんかで「のびのびと、なんとかの体操(運動)-」て言いますよね。でも、いつも思うんですが、あれは、力が入りすぎなんです。ジャンプするときでさえも、体を堅くしている感じがありませんでしたか?落下に移る瞬間までは楽にしてたらいいはずなんですがね。手を上に伸ばすときも、斜めのつま先に滑らすときも、きっちり力が入ってますよね?
力が入る、とは、体を縮めることです。基本的に、力を入れると筋肉は縮みます。ジャンプするときは膝をまげて足を縮めます。力を誇示するときは腕を縮めて力こぶをつくります。だから、のびのび(伸びる)とするときに力を入れてるなら、それは伸びずに縮んでるんだ、ってことなんですが(笑)。

そのあたりことが、こんがらがってる気がします。力が入ってると、ぎゅう、と固まるでしょ。それで、のびのび体が使えるわけがない。なんか、「リラックスしようと『努力する』」感じがして苦笑を禁じ得ません(なんて表現、いまどき使わないか)



うちで昔、お茶を出していた頃がありました。みなさん、手を伸ばす時点から腕に力が入ってるんですね。本当は、持つ瞬間に力を入れたらそれでいいはずなんだけど。歩くときも、地面を蹴ったらその足先は力を入れなくてもいずれ勝手に前に戻ってくるのに、ずっと力みっぱなしだったり。歩く、で思い出した。関係ないけど、こんな話があります。地面に直線をひいてその上をはみ出さずに歩く。これはなんなくできる人でも、その直線が地上100メートルの高さにあり、横に手すりもなんにもなければ、歩けなくなる。歩ける横幅は同じなのに、、、。お茶ひとつでも、持つ前からこぼさないように構えておられるんでしょうか。だから、僕はよい人が多い、と言うんですけれども。ということは良い人は病人になりやすいのかも知れませんね。

だから、できるなら、力を抜いた良い人になろうよ、というところですね。じゃ、どうすんねん、というのは、また後日。

怪しげな蘊蓄コーナー。
本当は、伸ばすときにも力を使います。ただ、伸ばすときに曲げる方の筋肉も一緒に力を入れちゃうんですよね。伸ばすよりも曲げたほうが力を使った気がするから。だから、変に疲れちゃう。それは、伸ばすときに力を入れる習慣が進化の過程でなかったから、だとか。手は、動物でいうところの前足ですよね。これは、大体、自分のほうに引き寄せたり、戦うときであればフックのように手前に円を描くように使用するので、前足を使うとは、曲げる縮める行為であり、「伸ばす、伸ばし切る」行為をしたことがないためだ、なんていうのですが。あ、幼児なんかは布団の上で、ぎゅーっと力を入れて全身を伸ばしたりしますね、そういえば。




コメント
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