ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近読んだ本「黄金の太刀」

2016年09月29日 11時48分38秒 | 本・映画 あ行
「黄金の太刀」






直木賞作家が渾身の筆で紡ぐ本格時代小説

刀商人と、希代の詐欺師とのだまし騙されの道中が描かれます。

二人とも刀に対する目利きは相当なもの。呼んでいるだけで、刀を知った気になります。


金を練り込んだ刀に一万両という法外な値がつきます。

しかし、純金は柔らかい金属。

見た目は華やかになり、観賞用にはいいでしょうが、実用的ではありません。

前職が鋳物屋(鉄を高温で溶かして鋳型に流し込み、製品にする)のてるりんとして、

面白く読めました。


☆☆☆☆

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