映画「日本のいちばん長い日」
太平洋戦争末期、ポツダム宣言をどう取り扱うかをめぐる軍部と政府、昭和天皇の行動などを描く。半藤一利のノンフィクションを基にした群像歴史ドラマ大作。
政府や海軍はポツダム宣言を受諾する方向で話し合う中、陸軍は徹底抗戦を訴える。
昭和天皇が「日本国民のために、戦局の好転の兆しのない戦いは、やめよう」
という趣旨の発言をする。
玉音放送の原板が録音されたものの、陸軍の若い兵士らは反乱を起こし、
原板の争奪に乗り出す。
放送局を占拠し、国民に徹底抗戦を呼びかけようとします。
陸軍の阿南大将は終戦を望んでいるのですが、
若い兵士の「徹底抗戦を」と訴える気持ちを御前会議などで訴えます。
天皇に請われて発足した鈴木内閣は、陸軍と海軍との折衝に明け暮れますが、
終戦に向かおうとする方針はぶれません。
反乱を起こした若い兵士が放送局を占拠し、国民に訴えようとするシーン。
「石をかじり、草を食んでも、敵を殲滅せんとし… …」
と宣言文を呼び上げますが、内地にいる若い兵士は、
激戦地のガタルカナル島やフィリピン・ルソン島などでは、
兵士が本当に草を食べて戦ったことが想像できなかったのでしょう。
若く熱い気持ちは伝わるのですが、
狭い了見で仲間を鼓舞しているように感じられてしまいました。
反乱を起こした若い兵士の首謀者を、松坂桃李が演じています。
陸軍の阿南大将は役所広司。
昭和天皇はもっくんこと本木雅弘。
鈴木首相は山崎努です。
役所広司は映画「山本五十六」で、海軍大将の山本五十六を演じましたっけ。
なんだか、そのイメージもあって、今ひとつ、入り込めませんでした。
☆☆☆
太平洋戦争末期、ポツダム宣言をどう取り扱うかをめぐる軍部と政府、昭和天皇の行動などを描く。半藤一利のノンフィクションを基にした群像歴史ドラマ大作。
政府や海軍はポツダム宣言を受諾する方向で話し合う中、陸軍は徹底抗戦を訴える。
昭和天皇が「日本国民のために、戦局の好転の兆しのない戦いは、やめよう」
という趣旨の発言をする。
玉音放送の原板が録音されたものの、陸軍の若い兵士らは反乱を起こし、
原板の争奪に乗り出す。
放送局を占拠し、国民に徹底抗戦を呼びかけようとします。
陸軍の阿南大将は終戦を望んでいるのですが、
若い兵士の「徹底抗戦を」と訴える気持ちを御前会議などで訴えます。
天皇に請われて発足した鈴木内閣は、陸軍と海軍との折衝に明け暮れますが、
終戦に向かおうとする方針はぶれません。
反乱を起こした若い兵士が放送局を占拠し、国民に訴えようとするシーン。
「石をかじり、草を食んでも、敵を殲滅せんとし… …」
と宣言文を呼び上げますが、内地にいる若い兵士は、
激戦地のガタルカナル島やフィリピン・ルソン島などでは、
兵士が本当に草を食べて戦ったことが想像できなかったのでしょう。
若く熱い気持ちは伝わるのですが、
狭い了見で仲間を鼓舞しているように感じられてしまいました。
反乱を起こした若い兵士の首謀者を、松坂桃李が演じています。
陸軍の阿南大将は役所広司。
昭和天皇はもっくんこと本木雅弘。
鈴木首相は山崎努です。
役所広司は映画「山本五十六」で、海軍大将の山本五十六を演じましたっけ。
なんだか、そのイメージもあって、今ひとつ、入り込めませんでした。
☆☆☆