医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

Zの悲劇

2023-03-03 04:54:27 | 薬局
これからの世の中がどうなるのか。

Z世代の45.7%が「将来、子どもがほしくない」と答えた調査がある。
全国の18歳から25歳までの男女およそ500人を対象に「結婚と子どもについて」に関する質問した結果である。
子供が欲しくない理由の17.7%が「お金の問題」だそうだ。
意外に少ない。
国が子育て支援など考えているようだが、そうなると的外れな気がする。
「お金以外の問題」が42.1%を占める。
その主なものは「育てる自信がない」(52.3%)「子供が好きではない」(45.9%)「自由がなくなる」(36.0%)とある。
これらの理由をみると何だか情けなくなってしまう。
自分だって子供の時期があって今がある。
国の行く末が気になる。

先日、新聞を見ていて驚いたのが韓国の合計特殊出生率が0.78の記事だ。
日本も低いが1.33(20年)である。
それに比べてもはるかに低い。
急速に人口減少が始まる兆しを感じてしまう。
北に負けるぞ!

28日に厚生労働省は人口動態統計の速報値を発表した。
それによると2022年の出生数は過去最低の79万9,728人だそうだ。
この数字は外国人も含めてで、日本人だけだと77万人を切るようだ。
因みに死亡者数は158万2,033人で自然減が78万2,305人となる。
先日、鳥取県の人口を上回る減少と伝えたが、それどころではない。
因みに、山梨県が42位で80.9万人、43位の徳島県が76.6万の間に位置する。
人口が減って栄えた国はない。

3月1日の新聞各紙が少子化問題を取り上げている。
朝日新聞では「将来の公的年金の水準低下」「介護職員数の不足」「幼稚園などの統廃合」などを上げていた。
日経新聞では、未婚者が希望する子供の数として男性が1.82、女性が1.79と過去最低だそうだ。
夫婦の理想の子供の数も2.25と最低となる。
孫の顔を拝めない時代が近い。

世界規模で見ると2022年の段階でトップは中国の14.48億人(20年からの25年の人口変動率:0.3)、次がインドの14.06億人(0.9)、3位にアメリカで3.34億人(0.6)と続く。
このまま行くとインドが中国を抜く日は近い。
そして、英語文化から中国語文化に世界が変わるかもしれない。
さすがにヒンディー語文化はありえない。
どちらにしても嫌だ!

我々にとって考えておかなければならないのは、このままでは現状の社会保障制度が破綻する可能性が高いってことである。
年金は下げるわけにはいかない。
では、何をどうコントロールするかである。
残りは医療と介護しかない。

何だかお先真っ暗な予想しか出来ないのが寂しい。

そうそう!
今日はひな祭り・・・関係ないか。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Webサイトについて (石田 和裕)
2023-03-03 18:42:44
お世話になります。
石田 和裕と申します。
ブログは拝見できるのですが、御社のWebサイトにアクセスできません。
こちらの問題でしょうか?
返信する
確認します! (駒形SAN)
2023-03-04 06:32:04
申し訳ございません。
デジタル関係は社長の担当でして、ただいま問い合わせております。
ご連絡ありがとうございます。
返信する
WEBサイトについて (駒形公大)
2023-03-04 13:30:33
石田様
ご報告有難うございます。
先ほど、エラー対応を致しました。

セキュリティ対策として行った作業に不手際があったようです。ご迷惑をおかけいたしました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (石田 和裕)
2023-03-05 07:10:51
良かったです。ご対応ありがとうございます。
あまり考えずにコメントに記入をしてしまいましたが、削除できたら、してください。
返信する
Unknown (駒形SAN)
2023-03-06 06:29:42
お陰様で助かりました。
これからもよろしくお願いします。
返信する

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