緊急事態宣言がほぼ解除されてどうなるのか。
今日から6月に入る。
既に沖縄県や鹿児島県などは梅雨入りしたようだ。
新型コロナウイルスがどうなろうと季節は変わり、時代は未来に向かって進んでいく。
診療報酬改定から2ヶ月が経過して、これと言った解説も説明もないが日常業務として問題なく動いている。
医薬品医療機器等法(薬機法)の改正は厚生科学審議会が2018年4月から10回にわたり審議され、12月25日に「とりまとめ」として公表された。
前回の改正の付則に「施行後5年を目途とする見直し」と書かれている。
その付則に基づいて審議されたものである。
法案として2019年の国会審議に出されたが、無駄に時間を要して、秋の臨時国会の11月27日に可決し成立した。
その後、12月4日に公布となった。
施行期日は、それぞれ、2020年9月1日から服薬期間中のフォローとオンライン服薬指導、2021年8月1日からは薬局の機能区分などの省令が出る予定となっている。
そんなことは新型コロナウイルスで忘れ去られているようだ。
先日、商業動態統計からドラッグストアの4月の調剤売上について報告があった。
前年同月比が11%と相変わらず好調だ。
長期処方になって処方単価が上がると調剤ポイントの魅力が増す。
新型コロナウイルス感染予防の臨時対応によるオンライン診療も徐々に増えているようで、その処方箋がドラッグストアに流れているそうだ。
患者はご丁寧に店まで処方箋を持参することが多いと聞く。
日本人は遠慮深い。
国は電話による服薬指導における薬の配達に補助を出しているが、どれだけの利用があるのだろうか。
その予算の分配はうまくいっているのだろうか。
心配なのは大も中小も公平性が保たれるのか。
組織に加入しない場合の疎外感はないのか。
補助金がなくなった時にお届けサービスは打ち止めなのか。
患者負担分はもらえるのか。
新型コロナウイルスは季節に影響があるのだろうか。
何となく収束に向かっているようだが、次に向けた対応の検証と準備は出来ているのだろうか。
今回、困ったことや問題など現場から上げてもらい、どのような対処が適切であったのかの検証が必要だ。
その内、その内と言っている間にその内がやって来る。
まぁいいっか!
その内にやれば…。
薬機法もその内にやれば…。
ブログの準備は3時半から4時前に始まる。
編集画面に切り替えるとリアルタイムで閲覧数が出てくる。
こんな時間にと想うけど数名が閲覧してくれているようだ。
このプレッシャーが何とも言えない。
ブログをアップすると、なぜかしら閲覧数が増えてくる。
アップしたことがわかるのだろうか。
札幌の日の出は4時ころである。
そろそろ薄明るくなってきた。
その内にやれば…。
薬機法もその内にやれば…。
↑余裕がある時代ならこれでいいカモってことですね。
変化が始まっている現在では???
薬局機能は重みを感じますね。駒形sanのお言葉から刺激を受けて過去を振り返りました。
2015年10月に厚労省が策定した「患者のための薬局ビジョン」~「門前」から「かかりつけ」、そして「地域」へ~ のPDFをもう一度見返してみした。すると患者のための薬局ビジョンの目的は明確に「医療費適正化」であることがわかります。ということは???この改革の目的がわかる気がします。ちなみにこのPDFには薬局にどんな機能が求められるのかも記されています。親切ですね。
コロナで需要が確実に変わりました。
しかし、改革のシナリオの大筋は変わらないでしょう。閣議決定事項だから。
仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
医療費は見える「活躍度」に配分されます。
それを絵にかいたのが「患者のための薬局ビジョン」かもしれません。
いつもありがとうございます。