なかなかいい提案だと思う。
敷地内薬局の問題がいろいろ出ている。
反対だけしている本家本元もあるが具体的な提案が欲しいところだ。
名古屋大学医学部付属病院も敷地内薬局の誘致に動いているそうだ。
もちろん地元薬剤師会は反対の姿勢で、病院長に「断固反対」の文書を手渡している。
ただ、地元薬剤師会の会長は反対の姿勢ではあるが「国のルールで良しとしている以上は反対してもしょうがない」と述べているそうだ。
なかなか潔い(いさぎよい)。
であるなら敷地内に、改正医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく高度薬学管理機能を有する薬局にして欲しいとの要望をしているそうだ。
その条件として365日24時間体制などが含まれている。
この要求は”痛いところを付かれた”って感じじゃないだろうか。
どうせやられるならハードルを高くする。
病院側としても365日24時間体制に向けた大義名分が出来る。
こういうのはいいねぇ。
もちろん無菌調剤室の設置なども重い付加になる。
大学病院だけでなく地域の医療機関から出る注射処方箋を一手に引き受けてもらうのもいいかもしれない。
って、かなり意地悪な提案である。
不動在庫とその消耗付属品の対応が難しい。
また、患者宅が遠くても行かなきゃならないコストはかなりの負担になる。
また地域の薬局との棲み分けで行くと、以前からブログにも書いているが、病院にはより紹介外来率を高めてもらうのもいい。
普段の診察や外来受診は地域の医療機関で行い。
検査や入院が必要な患者は地域の基幹病院を紹介で受診する。
紹介患者は紹介状を持参して基幹病院で検査など受ける。
その結果は紹介元の医療機関に報告される。
従って、薬は基本的に紹介元の医療機関から出される。
何となく外来患者は多いように見えるが処方箋は出ない。
これでもやりたいのか。
水曜日から出張に出ている。
iPad操作が下手でコメントに対応できません。
月曜日には東京に戻ります。
しばしお待ちください。
ルールの中でも戦い方がある。
良い例ですね。
勉強になりました。
ありがとうございます。
次回改正は心配ご無用!
今までを捨てて、新しい挑戦が唯一の活路だと思います。