医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

その4

2024-05-20 05:14:43 | 薬局
いつもと違って混乱が混乱を招きそうだ。

5月10日に疑義解釈(その4)が出ている。
すでに確認済みかもしれない。

今回の調剤報酬改定は何時もより何か変だ。
何気なく知らない内に修正が入っていたり、6月までの執行猶予がある割には疑義解釈が遅い。
その疑義解釈であるが既に削除が2つも出ている。
1つは「地域支援体制加算」、「連携強化加算」及び「在宅薬学総合体制加算」の周知についてである。
もう1つは「在宅薬学総合体制加算2」の施設基準についてである。
どちらも3月28日の疑義解釈(その1)に出てきた内容が再登場している。
同じ内容のように思う。
疑義解釈が出た後も多くの問い合わせがあって、焦って再登場したのだろうか。
それにしてもやっていることがおかしい。

5月10日の疑義解釈(その4)では、こんなことを本当に確認したのかと思う内容がある。
「連携強化加算」と「地域支援体制加算」における経過措置の問い合わせだ。
「連携強化加算」については3月31日に算定している。
「地域支援体制加算」についても5月31日時点で算定している。
これらの経過措置についての確認である。
両方とも通知に書いてあるじゃないか。
その通りって。
わざわざ貴重な疑義解釈の手を煩わすほどのことじゃない。
こんなことぐらい自分たちの判断でやれよと言いたくなる。

さらに問4には、今までと変わらないのに今さら何を迷うのか。
「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」は単に名称が変更になって「医療情報取得加算」になっただけだ。
それなのに医療機関ごとに算定可能かって。
算定要件には「来局した患者に対し」となっている。
今までどんな算定をしてきたんだと言いたい。
しかもレセコンを使っていたら必然的に算定になるのじゃないだろうか。

どちらにしても疑義解釈が出ているってことに注意して欲しい。
見逃してしまいそうだ。
支払い側は疑義解釈を見ているとの前提で対応している。
見ていないのは自己責任となる。

その貴重な疑義解釈にはもっと意味がある問い合わせを願いたい。
私でもわかりそうな疑義解釈は要らない。
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2 コメント

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Unknown (地方の一薬剤師)
2024-05-20 06:28:34
その5も出てますね。
わざわざ確認する内容かな…と思いますが…。
Unknown (駒形SAN)
2024-05-20 15:44:21
普通に考えてわかる質問じゃないかと思いますね。
そんな事まで確認しなきゃならない理解力何でしょうか?
ちょっとですね!

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