医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

そうじゃなくて

2009-11-26 07:44:35 | 薬局
そうじゃなくて、「服用する患者の身にもなって欲しい」って言いたかったのを忘れていた。
代替調剤が可能になり、錠剤がカプセルになっても患者はOKか。
今まで1錠で済んでいた錠剤が2錠になりましたで納得いくのか。
さらに、違う薬局に行くとまた錠剤に変更です。
「前回は2錠だったのに、ここの薬局は1錠でいいんですか。」
「えっ、処方せんでは○○錠10mgが朝だけ1錠になっていますよ」
なんて事になりそうだ。
ベンリー薬局でガスター20mgをガスターD錠20mgで渡したことがある。
もちろん間違ったのは私である。
たまたま在庫調査をしていて、その分が合わなくなっていた。
ひょっとしたら…
そうこう考えているうちに、その方から処方せんが届いた。
やっぱりDなしに間違いはない。
とりあえず、調剤して自己責任でお届けにあがる。
「前回のお薬は、口に入れると甘くなかったですか。」
「うん、うん、いつもと違っていたので、家族に確認してもらったの。」
「そしたら、ガスター20ってなってるよって言われた」
「そうでしたか、実は…」と説明して謝罪する。
この方は同級生のお母さんで、いつも薬を届けると缶コーヒーとお茶をくれる。
10月も伺った。
これが最後になると告げて、今度娘(53歳)と一緒に飲みに行こうと約束してきた。
薬局の都合で剤形が代わると、上手にやらないと薬局不信につながりそうだ。

それと飲み易さから言うと半錠も考えものだ。
どう考えても喉に引っかかりそうだ。
中には10数種類の一包に半錠が4錠含まれる処方があった。
錠剤の切り口はギザギザで両端は鋭く尖っている。
規格がないなら仕方ないが、半錠の規格があるのに処方するのは納得がいかない。
とは言っても、確認した結果が半錠指示なら、これも仕方がない。
中医協の議論の中に提供する側の都合ばかりではなく、サービスを受ける側のことも考慮して欲しい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OD歓迎! | トップ | 歩行困難 »

コメントを投稿

薬局」カテゴリの最新記事