医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

進むおじさん化

2014-05-27 06:15:25 | 薬局
聞き捨てならぬ。

糖尿病患者で受診を中断してしまう患者は年間で8.2%で約22万人にのぼるそうだ。
自覚症状がないと治療の継続はなかなか難しい。
ただ糖尿病などな治療を勝手にやめると、病気が進み失明や足の切断などにつながる。
さらに、突然死の恐れさえもある。
サイレントキラーである。

この調査は厚生労働省の研究班が全国11地域の医師会と協力して2009~10年に、生活習慣病が原因とされる2型糖尿病患者約2,200人(40~64歳)を調査した結果である。
予定される受診日から2ケ月の間に来院しなかった人を中断として集計している。
中断の理由は「仕事で忙しい」、「体調がいい」、「経済的に負担」が多いそうだ。

これらを改善しようと研究班はかかりつけ医に中断を防ぐ手引書を作っている。
多忙な患者へは受診時間の配慮や知識の啓発などとなっている。
仕事が忙しければ痩せられるのでは。
私でも出張に出ると1日に1万歩以上歩く。
その分は夜の宴会で取り戻している。

高血圧症や糖尿病、脂質異常症はこれといった自覚症状がない。
この自覚症状がないとついつい変な安心感が芽生えてくる。
まぁいいっか!
その内、その内と思っているとだんだん悪化していく。

負担を気にする人には後発医薬品への切り替えがある。
これをチャンスの後発医薬品嫌いの医師へのアプローチはどうだろうか。
「患者負担から受診しなくなる人がいるそうです」と言うと怒られちゃうかな。

この他にも電話や郵便物、メールなどで受診を促すなど有効な手段としている。
それよりも医師からの踊りが一番かもしれない。
確かに、医師からの説明などには説得力がある。

でも、薬局だって同じだ。
忙しい人には長期で処方してもらい、自己採血による血糖測定などで自己管理が可能だ。
リフィル処方せんの様に定期的に薬剤師からの連絡があると頑張れる患者もいる。
もちろん服薬管理に基づく状況把握も出来る。
負担が気になる場合は、薬剤師からの後発医薬品のお勧めだってある。
今がやらなきゃならない時期だ。

少しリアルだけど糖尿病で失明した事例や足を切断した様子などが薬局内に掲示されていたらきもいだけだろうか。
何気なく医療機関の待合室などにはポスターとして貼ってある。
タバコを吸った人の肺と吸わない帆との比較は一目瞭然である。

生活習慣病の予防に薬剤師も立ち上がろう。
5月の連休中に
健康診断を受けてきた。
先日、結果が送られてきてがっかりした。
肥りすぎじゃないか。

ますますおじさん化が進んでいる。

現在、ダイエット中につき飲み会に誘わないで欲しい。

で、今度いつ行く!





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