医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

備えあれば

2009-12-26 07:52:56 | 薬局
いよいよ改訂作業も本格的に始まりますね。
予算が決まらないと出来ませんものね。
でも、大半は決まったいると思います。
そこで、取りあえず私ならを考えてみました。

診療報酬改定・薬価改正までに検討する事項
1.不動品の削減
当たり前ですが、不動品の解消は喫緊の課題です。
早急に、自社内での移動・消化促進を急がなければならなりません。
他社との交換は重要ですが、それどれが不動品リストの作成など思いの外時間がかかります。今からでも遅いくらいです。
出来れば1月中に終わらせたいですね。

2.在庫の圧縮
今回の診療報酬の財源は薬価の引き下げにあります。
形式的には6%前後のようになっていますが、現実は汎用品など予想以上に引き下げられる事が予想できます。
購入責任者には、在庫がもたらす影響を十分理解してもらう必要があります。
想定は10%を考えてもいいのではないでしょうか。
500万円の在庫があると、一晩で50万円が消出します。
1000万円だと100万円となります。
意識するとしないでは大きな違いが出ます。
また、3月は再来患者の予測を考えた在庫と、卸への大至急配達の対応なども検討する必要があります。
さらに、在庫を圧縮した場合、薬剤の不足も発生しやすくなります。
この対策も事前に検討を要します。

3.ジェネリックへの理解
今回の調剤報酬はジェネリックへの取組が評価されることが予想されます。
薬局での使用促進が進まないのは、やはり薬剤師のジェネリックに対する不安があるからです。
そこで、今からジェネリックメーカーを招いた勉強会の実施が必要となります。
何事も繰り返しがサブミリアル効果になりませんか。

4.事務職の活用
今回のジェネリック使用促進は薬局全体での取組が必要です。
処方せんを受け付ける事務職においてもジェネリックへの理解は重要です。
処方せんを受け取った段階で、ジェネリックの紹介などできると対応が早まります。
また、ジェネリックに対する手作りポスターなどをコンテスト風にすると、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
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