悪の教典 上
悪の教典 下
上巻の表紙は黄色に黒いカラス
下巻は黒に赤い校舎
薄気味悪さを予感する表紙です。
見た目も爽やかで、
普通のいい人のようにカモフラージュし
生徒の信頼を受け、
慕われている教師、蓮見。
本当の顔は共感能力が欠落し、
人の心を無くした、
サイコパス(反社会性人格障害)。
学校内で自分の理想的な、
「王国」を作りあげるため、
自分にとって邪魔となる人物は淡々と排除。
正しいこと、悪いことの理解や
ひとかけらの罪悪感も、
持ち合わせない不気味な怪物。
彼は人間ではないのです。
人間らしい感情の欠落した
今まで読んだ本の中でも、
1、2を争うような
邪悪な人物でした。
自分のクラスの生徒を
蓮見曰く全員「卒業」することを計り暴走。
その方法も寒気がするような手法で…
長々と続く残虐な場面に、
もういい加減止めてと
言いたくなります。
悪魔なのに外見はイケメンの好青年。
その相反するところが、
この本を面白くしているような気がします。
怖ろしい物語ですが引き込まれます。
上下2冊を一気に読んでしまいました。
三池崇史監督、主演、伊藤英明で
映画化されるそうです。
HPは→こちらです。
酷いシーンの映像化は
見るのが怖いような…
伊藤英明、見た目は好青年…
いいかもしれませんね。
魅力的なサイコパスである、
教師蓮見(ハスミン)を期待したいです。
しかもあの先生を伊藤英明とは!
初の悪役なんじゃないかな。
楽しみです♪
TB、コメントありがとうございます。
映画化されるんですよ~
伊藤英明といえば海猿の
イメージですよね。
サイコパスの伊藤英明
楽しみですね。
保健室の先生を含めどうしようもない先生たちの描写は面白かったけど、それを裁くのが一番どうしようもないやつなわけで(笑)
伊藤英明には合う役だと思います(笑)
彼ってなんだか空っぽに見えるんだよなぁ・・・
一人一人、そう言えば
細かすぎますね。
ほんととんでもない先生ばっかり。
まともな先生っていたかな?
伊藤英明そういう風な角度から
見ると結構よさそうですね。