過ぎ去りし王国の城
銀行から中世ヨーロッパの
美しい古城のスケッチを
持ち帰った主人公尾垣真。
絵には秘密があり、
アバターを描くことによって
その絵の中に入ることができることを知る
中学3年生の真は、絵が上手だが
ハブられている同級生の珠美に
アバターを描いてもらうことを依頼。
珠美はいろいろ複雑な事情をもつ少女。
それでもに不幸とも思える環境に
逆らわず平然と生きている感じ。
逆境に立ち向かう強さを感じる少女。
古城を探索するうち
パクさんという人物と出会う。
そして塔の中に閉じ込められた
少女がいることを発見。
十年前の失踪事件との関係を知る。
尾垣真と珠美とパクさん、
三人はある行動を起こす。
とても読みやすい物語。
ファンタジックだけではなく、
いじめやネグレクトなど
現実世界の問題も浮き上がらせます。
中世ヨーロッパの絵の中の世界と、
少年・少女達が抱える現実の問題。過去の事件。
読んでみたいです。
ちなみにkazuさんはいつも製本された本を読まれるんですか?電子書籍?
私はどちらかというと紙の本が好きなんですが、
収納的に今後は電子書籍の方がいいのかなとか考えています。
でもそれ以前に記憶力が弱くなって何日かあくとストーリーや登場人物の設定忘れてしまうのでなかなか手がつかないんですけどね(^^;)
沢山本を読まれてていいなぁーと思います^^
ファンタジーと子供達が抱えるつらい現実社会、読みやすくて面白い物語でした。
買うのは文庫本。
ハードカバーは図書館で借ります。
高いし、収納も困りますし。
文庫本はいつもカバンに入れていて
細切れの時間に読んでいます。
日が空くと登場人物の設定や名前、
忘れてしまうのよくありますよ。