花ごよみ

映画、本、写真など・

藁の楯 木内 一裕

2013-04-20 | 本 か行(作家)

藁の楯 (講談社文庫)

映画化されるということで、
俳優の顔を思い浮かべながら読みました。

映画の配役は警視庁警護課SP銘苅を大沢たかお
犯人清丸を藤原竜也が演じます。

登場人物が頭の中に浮かんできて
読みやすかったです。

内容はというと、
孫娘の仇を抹殺するため、
経済界の大物が、
清丸に恐怖感、絶望を思い知らせるためなのか、
十億円の懸賞金を、
人間の屑とも言うべき犯人の命に懸ける。

自己の危険を察した犯人である清丸が、
福岡で自首。
福岡から東京へと護送するよう銘苅達に命が下る。

日本中の誰もが、
警察官さえも敵になりうる状態。

群衆の心理状態を想像すると
こういう状況も
あり得るかもと思ってしまいます。

周囲の人物全てに対しての疑心暗鬼と、
凶悪犯の生命を守るべきなのかという
心の葛藤が生ずる中での危険な任務遂行。

清丸を守る必要性に疑問を持つ銘苅。
十億円に心動かされ
誰が清丸を襲撃するか見えない中で、
到着点まで移送しなければならない、
凶悪犯を命がけで
守らなければならないという、
発想、設定が面白いです。
スピード感もあってに引き込まれました。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

造幣局の桜

2013-04-20 | 写真(花、旅行など)

大川沿いを散策途中に
造幣局に立ち寄りました。

もうすでに見頃になっている桜もあり、
一足先に多彩な八重桜を
楽しんできました。
通り抜けではないので
造幣局周辺のみの桜です。
































4月8日

大阪市中央区




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする