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クッピーラムネ

 小学生の子が「おみやげ」と言って、クッピーラムネの大きな箱をくれた。飛騨の限定品と書いてある。「クッピーラムネとは懐かしいな」と思いながら、箱を眺めていたら、作っているのは「ダイコク」という名古屋にある会社だと書いてあった。


名古屋の会社だとは知らなかった・・。するとこのクッピーラムネは名古屋地区でしか売っていないのか?そんな疑問がわいてきたので、少し調べてみた。すると、結構日本各地にいる人々がクッピーラムネについて書いていたので、きっと全国的なお菓子なんだろうな、と勝手に思い込むことにした。まあ、おいしいお菓子だから、日本中の人に食べてもらいたいのだが。
 その翌日、スーパーで普通サイズのクッピーラムネを買ってきた。だが、昔ながらのビニールの小さな袋に入ったものではなく、プラスチックの容器に入ったものだ。(限定品とは粒の大きさがまったく違う)

   
   
大きなのは、塾の生徒たちに分けてやろうと思っているので、普通サイズのものを買って来てちょっとした実験をしてみようと思い付いたのだ。それは・・、
「ラムネと言うくらいだから、この顆粒を水に溶かしたら、おいしく飲めるだろうか?」
という心に浮かんだ疑問に答えるためだ。粒のまま口に入れてもおいしいのだから、何もそんなことをしなくても・・、と思いはするが、一度浮かんだ疑問はきちんと解決しなくちゃ気が収まらない。バカげたことでも、「試して損はない!」という意気込みで実験に取り掛かった。
 
 ①500mlペットボトルを3本用意して、それぞれに100mlくらいずつ水を入れる。
 ②それぞれのボトルにクッピーラムネを5粒、10粒、15粒入れ、よく振って混ぜる。
 ③それを試飲して、味の感想を記す。
この順序で進めてみたところ、なかなか面白い結果が出た。それぞれを飲んだ感想を簡単に記してみる。
5粒 ・・水にうすく味が付いた程度。まだまだ・・。
10粒・・少し粉っぽい気がしてきた。それでもまだ味はうすい。
15粒・・普通のジュースに近くなった。後味も残って、これならいける。
だが、まだクッピーラムネは残っている。そこで、さらに粒を加えていって、それぞれ20粒、25粒、30粒としてみた。
20粒・・おいしい。ほのかに香りがしていい感じ。
25粒・・ますますおいしい。後味もいい。
30粒・・おいしいけど、そろそろ限界かな。これ以上入れたらくどくなりそう・・。

(写真左から、5粒、10粒、15粒、20粒、25粒、30粒入れたもの)

 


と言うわけで、私の結論としては、「25粒くらいがベストかな」。これなら市販のジュースと比べても遜色がない気がする。けちで有名な芸人「オードリーの春日」がこうやってジュースを作って飲んでいるという話を聞いたことがあるが、十分おいしく飲める。春日も気持ちの悪いキャラで売っているが、なかなか見所のある奴だ・・。
 しかし、この実験を終えて一番驚いたのは、30粒入れたものをすべて飲んだ後に、ほとんどクッピーラムネの粉が残っていないことだ。それだけ水によく溶けるということなのだろうが、だからこそ、口の中でもすぐに溶けて粉っぽさが残らないんだな、とちょっといい発見をした。
 やっぱり役に立ったよね・・。



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