Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

6/8 久々のLive Sit In Midnight Sun 北野坂 三宮

2024年06月09日 11時08分46秒 | ジャズ・ライブ

仕事が忙しく、なかなかLive乱入ができない今日この頃ですが、久しぶりに、Midnigt Sunに参りました。

橋本真悠子(Vo)川瀬 健(P)市川氏(Vib)上野山氏(Dr.)の豪華メンバーに乱入いたしました。石が多数飛んできて大けがするくらい、緊張の中にも調子に乗って重厚なサウンドの中で演奏、大変ハッピーでした。

この日は、クラ、リード合わせていて、調子良好、テナーもいつになく良好な状態。テナーは、家で練習できず、できても体力減少で無理なんですが、どんどん音がしょぼくなって、もう引退かな、って悩むくらい、そのため、リードの交換も何年もしていない状態。これって生名なんでもいけません。それでも、本日は〇。うれしかったなー!!ミッドナイトサンは、箱がよく、生のクラリネットでもしっかり響くようです。テナーは抑え気味に、なんちゃって。

ピアノにバイブの音が重なると、ほんとに良い、重厚なサウンドになるってのも今回目からうろこ。

一曲、バイブでの演奏もさせていただきました、って、まあごめんなさーいレベルですが。

橋本譲も結構乗ってたりして。素敵な声で歌ってましたね。彼女とは長年の知り合いですが、まったくストレートに歌うと、とてもきれいな声だとは今年の4月、初めて気が付きました。そういうのもいいですね。歌は上手ですからね。それに愛すべき陽性キャラですし。

市川氏にはVib.用マレット、Joe Lockeモデルを教えていただきました。ほぼ10か月、バイブ触らず、京都に置きっぱなしの状態、神戸にはないので、これ、買おうかと。今、私のバイブの音の好みはずばりJoe Locke!!キンキンしたきらびやかな音はライオネル・ハンプトン、ミルト・ジャクソンなどのプレーヤーが好んで使った音、勿論バイブレーションもしっかり。でもその後、ゲーリー・バートン・ジョー・ロック、特に後者の、渋めの音が優勢になったようで、特にジョーのモダンなプレーにはとてもついていけないのですが、音は素晴らしいのがわかります。Eddie Higgins With Stringsで、スタンダードで演奏していますが、本当に素晴らしい。立った40鍵足らずのバイブでの超絶技巧、超モダンな音運びは、私の理解を超えていますが、それにしても一番好きなプレーヤーです。同じような音が出るマレットを使っていましたが、今度はジョー・モデルで頑張ってみようかと。そそう、ウォーレン・ウルフって若手奏者もいましたね。ボビー・ハッチャーソンはどうだったっけ。彼もモダンなプレーしてましたっけ。

この日はベースがない編成ですが、それでも十分なくらい。上手なバイブ、ドラムが入るとパーカッシブな感じになるって、よくわかりました。もちろん、川瀬御大の演奏が当然のことながら光ります。

と、

大変勉強にもなった一日でした。また、お邪魔したいです。陶片追放にあっても。