Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

池井戸 潤 "ロスジェネの逆襲”

2014年01月24日 22時28分30秒 | Weblog

半沢直樹 Season 3.
表題にもあるとおり、バブル入行組の次の世代、ロスト・ジェネレーション(バブル期の後の世代。本来、ロストジェネレーションは第一次大戦後の云々はKotobankでどうぞ)が中心人物になっていて、半沢直樹はやや後退した既述。それでも、半沢氏、頑張って活動中、と言う、訳のわからぬ論評ですが、読んでのお楽しみ。話としては奇想天外。
ただ、銀行マンの、厳しい競争を、のんびりした職場で、適当に、いい加減に生きている、そこの貴方、読むと為になりますよ。お若いの!
現在、直木賞受賞作、"下町”ロケットを読み始めています。

話は変わりますが、”永遠の0”売れまくっているから別に良いけど、本屋大賞だけでなく、立派な文学賞受賞して何ら問題のない作品だと思います。現代風の、テンポの速い既述は、池井戸氏とは又違った既述ですが、共に"今”を表した表現法としてとても高い評価を受けるべきじゃないかとファンとしては思うのです。売れた、と言う実績だけが問題なのでなく、現代の日本の空気を表現して、感動、躍動感を覚えるって、とても素晴らしい事だと思います。