Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Selmerのクラリネットをゲット!!!!

2013年05月18日 04時56分16秒 | Weblog

懇意にしているM氏所有のSelmer のクラリネット、部屋の飾りものにしている、と聞いて、ずっと頂戴頂戴!!と叫んでいたんですが、いつまでたっても装飾品のままなので、Yamaha CSVmasterをゲットしたと伝えたところ、あげると。あのねーーーー!!!!
というわけで、ライブの日に戴いて、帰宅後、次の日、その次の日と、シルバーポリッシュでピカピカに。
中音のミが音の抜けがやや悪いので、キーを外してチェック。音孔の汚れ、キーの下のホコリ、ほとんど無い。更に、タンポがフレッシュ。これって、殆ど吹いてないんじゃない??
さすがにミの音は調整が必要と思われるが、他は殆どいじる必要がない。
クラリネットは、最初に買ったYamaha廉価版は人にあげて、現在4本所有することになる。
Yamaha CS 正真正銘の北村英治モデル。
Yamaha CSVmaster(最近ゲット)
Clampon 品名不明(ベルはプラスチック、と思っていたが、最近お付き合いを始めたリペアマンによれば、木だって。R-13位だけど、キーはニッケルメッキらしい。値段は定価30万台のもの??お買い得品とかで、ワイフがプレゼントしてくれたのだが、これをゲットした直後に英治モデルをゲット、殆どお蔵に入っていた。
今回のSelmer Prologue Ⅱ

Yamahaは、息が入りやすく、明るい音。素直な感じ。正に日本人向き??英治モデル、いい音がします。キーが柔らかい感じだけど、ヤマハの特徴らしい。Vmasterはちょっと音が好みで無い部分があるが、音は大きく、良く響く。クランポンは、やや地味な音。ちょっと単調??Selmerは抵抗が強く、音も結構ハーシュ。吹き込めば変わってくると思うが、芯のある音?!!
人のSelmer 二本、吹かせて貰ったことがあるが、結構良い。
勿論、同じ会社でも、品番により、個体により音は全然違うだろうが、共通項もある。
更に、最近、鈴木孝紀氏の影響で、バックンのバレルを使ったり。バレルは67mmのもので、65~63mmのものを買う必要があるが、バレルも含め、入荷がいまだにない。それに高価だし。
と、あまり参考にならない評価で申し訳ありませんが、それぞれの楽器は、クラの音がしている。マウスピースにも寄るし、リードにも寄る。リガチャーの影響もあるし。それに、短時間吹いただけで、楽器の良し悪しを判定するほどの能力も無いし。やっぱり数ヶ月は使わないと判らないのが正直なところ。それに、時間を空けて吹いてみると、又違う印象を持ったりする。
だから、楽器は増えるばかりで、ちっとも減らない。引っ張り出しては、時々吹いています。あれもこれも。
ほんとは、北村氏の吹かれているフィネスが欲しいけど、もう発売中止。それに高い!!その下のIdeal.IdealG,ネットでは評判よさげだけど、どうなんだろう?(バレルが短く、ロゴが地味で、ちょっと好みでない、なんちゃって、又、見た目に影響されています。)SEVmasterってどんな音がするんだろう??いくらカタログを読んでも判らない(って、当たり前か!?Vmasterはロゴが派手で、他にも装飾品が。って、見た目に影響されている)。鈴木氏のクランポン、プレステージ?フェスティバル?だったっけ、とてもいい音がする。バレルとベルはバックンで、ロボコップ風になってる。トスカってのもあるらしい。
まあ、楽器に目移りがして、技術アップがどっかにいってるのが、私の現状なんですが。トホホ。
後、欲しいのが、ルブランのBliss。廉価なものだが、ロゴに、金箔埋めて、派手派手に、なんて、やっぱり音はどっかに行ってしまっています。


手作りジャズライブ・京都第31弾(第3回大阪出張編)

2013年05月18日 04時52分30秒 | Weblog

今回は、今までに神戸のジャズライブハウスの老舗、ソネで二回ライブをしたメンバーによる演奏です。
ボーカリストは、久方ぶりに、三田裕子嬢の出演です。
このメンバーでのベテランといえば、やっぱり竹田達彦氏(D)。三田さんが選曲の妥当性を竹田氏に遠慮がちにお伺いした所で、竹田氏の突っ込み!!!それが受けて、メンバー大笑い。それから、とてもリラックスしたリハ、そのまま、本番までほんわかムードで、お客様もリラックス、とても良い雰囲気の楽しいライブになりました。セカンドステージには、ピアニストが遅刻、なんてこともあり、これまた、受けてました。
さて、関西のクラリネットの雄、鈴木孝紀氏は、やっぱり凄い。更に冴え渡った、メロディアスな、斬新な、オリジナルなアドリブに、お客様は聞き入ります。流石ですね。美しいクラリネットの音色は言うに及ばずです。ホントに素晴らしい、日本のジャズ界の次世代をになうクラリネット奏者です。突っ込みのきっかけになったポップナンバーでも、彼らしいアドリブ。音楽性の幅の広さを見せつけます。って、聞かせつけますだっけ?
竹田氏は、ベテランの味を随所に見せる素晴らしいドラム。何か、自分が上手くなったように感じさせる、そんな素敵なドラマーです。演奏が引き締まるのは勿論です。一番の存在感。それに、こんなにつっこみが上手だなんて、知りませんでした。この方は、私一押しのドラマーですね。ホントに素晴らしい。今回も、恐れ入りました。
ピアニストの藤井さちよさんは、随分若く見えますが、中堅の領域に?なんちゃって。ボーカリストの信頼の厚い方です。基礎のしっかりしたプレーヤーで、端正なアドリブが素敵です。それに、フロントをとても盛り上げてくれます。さらに、演奏中のお姿は、とっても魅力的なんです。今回は、いつも以上に彼女の表情が見えて、改めてそのことを痛感しました。控えめな、それでも芯のある演奏。お人柄もそう。そう、ライブって、プレーヤーの人柄まで見せるものなんですね。セカンドステージの遅刻にも、結構恐縮していた割に、落ち着いて対応。お人柄もとても良いんです。少し”天然”だったりして。
ベーシストの真木毅氏。いつもながらの笑顔と、落ち着いたリズム、安定したプレイ。この方もほんとに素敵なプレーヤーです。
三田さんは、とても久しぶり。更にスケールアップのボーカル。真横で聞いていて、とっても幸せでした。今回は、お客様の好みをと、ポップナンバー、更には、日本語の歌も、素敵に、ジャージーに歌いこなして、とても受けてました。ジャズボーカリストにとって、日本語の歌って、意外に難しいんです。三田さんは、CDも出して、アメリカにも行って、英語学習ソフトにも関わって、ポップスグループでの活躍もあり、大いに気合いが入っています。
今回のライブは、何時にない、とても家庭的な雰囲気。期せずしてそうなったのですが、プレーヤー同士の会話、お客様からのつっこみリクエスト、等、楽しい雰囲気。お客様もとても楽しんでいただいたようで、ファーストでお帰りになった方は、たったの一人だったとか。初めてライブハウスに足を運んだ方もいらっしゃったようで、楽しかったとお褒めの言葉を戴きました。
有り難うございます。
追記。
今回は、Bluesetteも演奏したのですが、リハでの鈴木氏の小憎らしいばかりのハモりに感動しました。ピアノトリオもこれ以上ない盛り立てよう。ちょっとビビりました。その感動で、本番は些かならずトチッたりして。とてもいい経験をさせていただきました。
プレーヤーの方々に、そして、お客様に、感謝感謝。