Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

傳田(でんだ)文夫著 シングルリード調整法 ¥1529

2009年05月08日 23時25分43秒 | Weblog
九州の出張の際、ゲットしました。さて、読んでみて、目から鱗、びっくり仰天。
新しいリードの調整法、肝をつぶしました。
まあ、クラッシックの人は、程度の差はあれ、これに似た方法をとっているのでしょうが、私は、無手勝流。時々、プロのプレーヤーに聞きますが、まあ、解っているものと思うのか、めんどくさいのか、そんなことも知らないでよく吹いてるなと考えるのか解りませんが、その点はあんまり教えてくれません。その先のことをどうも色々伺っていたようで。
さて、新しいリード、長時間吹くな。できれば、5-10秒くらいでリードの癖をチェック。5分以上は吹くな。一日はあけろ。そして、又短時間吹いてリードを同様にチェック。もう一日おいて、さらに同様に。その後、多少吹くようにすれば、一ヶ月程度で比較的安定したリードができる云々。詳細は本を買って読んでください。
私は、今までそんな事してなかったっけ。要は、短時間吹いて、リードがどんどん変わっていくことが解る。と言うものです。も一つ、驚いたのは、新品リードを一発目に長時間使うと、使い物にならなくなる、と言うものです。さらに、リード選びが上達のこつ、と言うもの。一月に一箱くらいは使え。リードは長期間保存しておいた方が良い、などなど。
このことが本当かどうかは(多分本当なんでしょうが)、よく分かりませんが、少なくとも、今まで闇雲にリード選びをしてきた私としては、新しい切り口、と言うか、判断法を示されたようで、大変参考になりました。今まで、アンタ何にしてたの???という、あきれ顔が目に浮かびますが・・・・、とほほ。
さて、このことを、北村英治氏、滝川雅弘氏に聞いてみました。北村氏も独自の調整をされていますが、やはり同じような考え方が根底にあると思います。もう少しちゃんと聞けば良かった・・・、反省。滝川氏は、今もクラッシックの演奏もするのですが、酒で眠たかったのか、も一つ解らないコメント、でも、どうも似たようなことをしているらしい。時々、こりゃ真面目に答えないといけないと思ったのかどうか、正気に戻ったのか、よく分かりませんが、面白いコメント。クラッシック奏者で、一月に50箱も使う人がいる(50箱ですぞ!!!)、すっげー!!!!
実は滝川氏、演奏中も頻繁にリードを換えるのが当たり前で、このあたり、一家言持っているはずですが、聞けなかった。彼は、大分後になってから、正解を教えてくれることも多い人で・・・・。
滝川氏の興味あるコメントソノ2:クラリネットは10年でへたる。新しいクラを買いなさい!!(はいm( )m)リードは10時間しか持たない。長期間使えるリード、なんて嘘!!!
まあ、酒の上の話ですが、案外こんなところで、滝川師匠の本音は聞けると思います。高音をクリアーに出すためにもリードをとっかえひっかえ、10時間吹いたら捨てて、というポリシー、解りましたー!
そうそう、今度はサックスで、私とバトルをしようって。滝川氏のアルト、面白いですね。是非聞いてみたいです。
その前に、11/19,木曜日、滝川雅弘プロデュース、で、谷口英治、滝川雅弘、鈴木孝紀(3クラ+おまけクラ)、大野綾子(p)高坂照雄(dr)吹田善仁(b)での手作りライブが決まりましたーーーーーー!!!!!!!
谷口英治氏は、東京を中心に活躍する中堅クラリネット奏者。モダンスウィングのトッププレーヤーです。アメリカのコンコルドジャズフェスにも出演しています。高槻ジャズの名物の一つに滝川氏との2クラリネット・セッションがあります。手作りジャズライブの最後に残った目標、11月に達成できます。
楽しみだなー!!!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする