ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ダンブルドアはゲイだった。

2007-10-22 | Harry Potter
昨日、下の記事のコメント欄で段腹まいあさんに教えてもらった情報をあげて置きます。
コメント欄を開けない方もいらっしゃると思いますので。
(段腹さん、感謝!です)

RowlingさんがDumbledoreについて語ったことが話題になっています。

彼がゲイだった、というのです。

情報元はこちら
や、こちらなど。

タイトルはこうです。

「Harry Potterの著者、JK Rowlingが彼女の創作した魔法学校の校長先生がホモセクシャルであると暴露し、「ゲイの権利運動家」たちに歓迎された。」 

(Harry Potter author JK Rowling's revelation that the headmaster of her fictional wizard school is homosexual has been welcomed by gay rights campaigners.)


NYのカーネギーホールで行われていた「ゲイの権利運動」の会場にて、若いファンが「Dumbledoreは『真の愛』を見つけたのか」と質問したところ、Rowlingさんが「Dumbledoreはゲイです」と発言し、満場のため息と大喝采を受けた。

原文はこう。

Harry Potter author JK Rowling has revealed that the headmaster of her fictional wizard school is gay.

The award-winning writer "outed" Hogwarts headmaster Albus Dumbledore while appearing before a full house at Carnegie Hall in New York.

Her mega-selling fantasy series ended last summer with the seventh instalment, Harry Potter And The Deathly Hallows.

After reading briefly from the final book, she took questions from audience members.

One young fan asked whether Dumbledore, one of the series most popular characters, ever finds "true love".

"Dumbledore is gay," the author replied to gasps - and applause.

She then explained that Dumbledore had been smitten by rival character Gellert Grindelwald, whom he defeated long ago in a battle between good and bad wizards.

"Falling in love can blind us to an extent," Rowling said, adding that Dumbledore was "horribly, terribly let down".

She said the character's love for Grindelwald was his "great tragedy".



ふ、ふ~~ん・・・そうだったの。
Grindelwaldにねえ・・・・・

じゃ、Snapeに見せた涙のわけもそういう意味もあったのかなあ・・・?

Harry Potter and the Deathly Hallows をこういう視点から読み直してみたくなりました。
いろいろ謎が解けるかもしれません。


jesterにはgayの友人も何人かいて、ダイヴィングのバディ(一緒に潜るペア)にもいたし、彼らとは仲良し。

彼らは感覚が繊細で優しく、美しいものが好きで話が合いました。
人間観察も鋭くて、うそ臭い人物を見抜く目もある人が多く、好き嫌いははっきりしてました。
そういうところでも意見があう人が多いです。

おしゃべりしているときに彼らの恋人の話なんかも話していたし、かなりきわどい話もしていたので、自分ではそういう方面の意識は開けているつもりだったのですが、映画「ブロークバック・マウンテン」でヒース・レンジャーとジェイク・ギレンホールのラブシーンを見たときはちょっとショックでした・・・
やはり見慣れてないということなんだとは思いますけれど・・・

Harry Potterのシリーズが子供向けの文学であるという視点から見てということもあると思いますが、このニュースもちょっとショック。


「モンスター」という映画で、実生活もゲイであるサー・イアン・マッケランが孤独なゲイの老人が若者に抱く恋心を演じてましたが、Dumbledoreをそれに重ねて考えてみたりしております。


Gardianの記事によれば、One more reason to love gay men.と、とあるbloggerが言っているそうですね・・・

今まで以上にゲイの人が好きになったわ、っていうところですか。

ええと、よく考えてみれば、結構この意見にjesterは同感したり、・・・複雑な気分です。

皆さんはどうお感じになりましたか?


ところで、Gardianの記事の出だし、

「There could hardly have been a bigger sensation if Russell Crowe, Rod Stewart or Sven-Goran Eriksson had come out of the closet. Millions of fans around the world were yesterday digesting the news that one of the main characters in the Harry Potter novels, Albus Dumbledore, is gay.」

って言うのには爆笑しましたわ・・・・

ラッセル・クロウがカミングアウトか~
ぶふふ。



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど・・・ (くっちゃ寝)
2007-10-22 11:25:02
きのう段腹さんのコメント読んで、ええ~っ!!と驚いたものの、次の瞬間なるほど~と納得してしまいました。
そういうこともあり得るかな、と。

ダンブルドアがゲイだからといって彼に対する評価は変わりませんが(逆にミステリアスな面が増したかも)、でもあまり深追いはしたくないです~。
ハリーはそんなこともちろん知らないだろうけど、スネイプは感ずいてたのかしら?
なんてあれこれ考え出すと、ちょっとイヤだなあ・・・。

ハリーの親世代の関係も、そういうふうに捉える同人誌がありますが、私はそんなふうには思いたくないし・・・。
まあ、想像するのは勝手ですが。

しかし、ローリングさんもまた思い切ったことを発表したもんですね~

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くっちゃ寝さん、こんにちは。 (jester)
2007-10-22 18:47:08
くっちゃ寝さん、いらっしゃいませ~ 毎度ご訪問うれしいです♪

>ダンブルドアがゲイだからといって彼に対する評価は変わりませんが(逆にミステリアスな面が増したかも)、でもあまり深追いはしたくないです~。
ハリーはそんなこともちろん知らないだろうけど、スネイプは感ずいてたのかしら?なんてあれこれ考え出すと、ちょっとイヤだなあ・・・。

そう、複雑ですよね~
特に日本ではゲイってあまり日常生活では会わないし、なじみが薄いですよね。
でもアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなんかじゃ結構います。
「ハンサム」って思っていると・・・っていうこともよくある。(クワンタスのスチュワードなんて結構な%でゲイですし・・・・)

ゲイってあくまで基本的には『性的な嗜好』だと思うので、児童文学ではあまり出して欲しくないっていうのが、正直な感想かなあ・・・

>ハリーの親世代の関係も、そういうふうに捉える同人誌がありますが、私はそんなふうには思いたくないし・・・。

前にもお話が出ましたよね。
jesterは「やおい」っていうのかな、ああいう女の子が想像して喜んでるみたいなのは苦手でございます。
ロード・オブ・ザ・リングスでもすごくありましたよ~そういうのりの同人誌とかサイトとか。




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ゲイそのものは気にしないけど… (サム)
2007-10-23 12:46:41
 個人的には、ゲイ(男性同士は特に)は生理的に無理です。差別とかそういう次元じゃなくて、私自身がどうやったってそういう嗜好を受け入れられません。私の同性に対する最上級の誉め言葉は、「君になら娘・妹姉などを任せられる」という辺りがせいぜいで、性的ニュアンスを含む感情なんて想像すらできませんから。
 もちろん、ゲイの能力や人徳や功績などがそれがために減じられるとも思いませんし、私をそういう目で見ないのであればノープロブレムなんですが、当事者には絶対になれませんね。(^^;

 とはいえ、ダンブルドアはゲイであってもいわゆる「ショタ」ではなかったろうと思うし、私個人としては気にならない裏設定(?)です。
 むしろ気になるのは、グリンデルワルドとの対決が遅れたこと。アルバスの「想い」がその理由のひとつだったとしたら(そうではないと考える方がむしろ不自然?)、少し複雑な気分になります。
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Unknown (ぺぽ)
2007-10-23 14:56:00
どぉおぉぉぉ~(バタリ←倒れこんだ)
最後のレビューにもお邪魔しないで
「ここで書くんかい」と自分でつっこみながら
なんか反応せずにおれませんよ~~~

自分であまり垣根なしとか思ってた割りに
いざお隣さんがそうだった、みたいなショックで
ドンヨリのぺぽなのでしたー。
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サムさん、いらっしゃい♪ (jester)
2007-10-23 19:22:17
サムさん、コメントありがとうございます♪

>個人的には、ゲイ(男性同士は特に)は生理的に無理です。差別とかそういう次元じゃなくて、私自身がどうやったってそういう嗜好を受け入れられません。

男性ではそういうふうに思われる方が多いみたいですね。
「ブロークバック・マウンテン」などはどう思われましたか? もしかして「見る気にならない」というかんじでしょうか・・・・
(サムさんところのすんごく幸せそうな「馴れ初め」をこの間読まさせていただいたので、サムさんの映画の好みは『スゥイートホーム』だって知ってるjesterであります♪)

>とはいえ、ダンブルドアはゲイであってもいわゆる「ショタ」ではなかったろうと思うし、私個人としては気にならない裏設定(?)です。

『ショタ』ってなんだか知らなかったのですが、「正太郎コンプレックス」、少年好き、ってことなんですね。
うむむ。よく小学校の先生などでそういう人がいると言う話も聞きます。
でもDumbledoreは違うと思います!

>むしろ気になるのは、グリンデルワルドとの対決が遅れたこと。アルバスの「想い」がその理由のひとつだったとしたら(そうではないと考える方がむしろ不自然?)、少し複雑な気分になります。

これ、私も気になって、読み返してみているところです。
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ぺぽさん~~ (jester)
2007-10-23 19:46:31
ぺぽさん、いらっしゃいませ~ ご訪問うれしいです♪

>自分であまり垣根なしとか思ってた割りに
いざお隣さんがそうだった、みたいなショックで
ドンヨリのぺぽなのでしたー。

日本ではあまりカミングアウトしている人はいませんが、海外ではカミングアウト率がとても多い国もあります。
jesterは何人か友人にいますし、ある国で仲良くしていて、旅行なども一緒に行った60歳の男性(部屋は別です(汗))がそうでしたので、違和感とかはないのですが・・・・
実際にとても身近な人がゲイだった経験がないと、自分が本当にどう思うのかはわかりませんよね。

今回のDumbledoreのカミングアウト(?)で結構ショックを受けられる日本人も多いのでは?

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深まった世界観 (ぺぽ)
2007-10-24 09:34:03
一夜経って思うに
なんかハリーポッターという物語が
いっそう広く深く魅力的なものになったように
思えるのは私だけでしょうか。
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余談に乗っかっちゃって申し訳ないです^^; (サム)
2007-10-24 12:58:47
 「ブロークバック・マウンテン」は、「ゲイを扱う作品なので観たくない」というわけではなく「能動的に観ようとしなかった」ので未見です。でも、アンテナに引っ掛からなかったのは確かです。。
 「スウィートホーム」は、大昔ファミコンゲームになっていたんですが、それを結構遊んだんです。で、後になって映画そのものを観たとき、「うひゃ、チープぅ~! ひぇぇぇ古館の首がぁ~!」みたいな感じで印象に残ってたんですね。あのとき(例のエピソード)この映画を挙げたのは、半分ウケ狙いだったんでしょう(笑)。
 実際のところでは、好きな映画は「LOTR」「12人の怒れる男」「天空の城ラピュタ」「遠い夜明け」「スタンド・バイ・ミー」などなど。ジャンルに節操がありませんね。(^^;
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ぺぽさん~~ (jester)
2007-10-24 21:11:29
ぺぽさん、いらっしゃい♪

>なんかハリーポッターという物語が
いっそう広く深く魅力的なものになったように
思えるのは私だけでしょうか。

おお!そうですか~
確かに、Dumbledoreがすごく人間くさく、身近に感じられる気がしますね。
大人にとっては、いいのかも。
でも子供にとってはどうなのかしら・・・
本の中に書いてあったわけじゃないからいいのかな。
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サムさん♪ (jester)
2007-10-24 21:16:39
サムさん、いらっしゃいませ♪
余談に乗っていただいてありがとうございます!
コメント欄で余談を一杯したい人間なので、とっても嬉しいです!

>「スウィートホーム」は、大昔ファミコンゲームになっていたんですが、それを結構遊んだんです。で、後になって映画そのものを観たとき、「うひゃ、チープぅ~! ひぇぇぇ古館の首がぁ~!」みたいな感じで印象に残ってたんですね。

おお~そういう意味があったのですね~

>あのとき(例のエピソード)この映画を挙げたのは、半分ウケ狙いだったんでしょう(笑)。

そうなのですね~
わたしも「ショーシャンク」が好きなんですが、初対面で「スゥイートホーム」が好きですっていわれたら・・・受けるというより引くかも・・・(爆)

でもLOTRがお好きってうかがって嬉しいです♪
私も原作も映画も大好きなんですよ!
好きなあまり、今年の初めにはニュージーランドのマタマタ(シャイアを撮った場所)にまで、そのためだけに行って来たほどでございます。
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