ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

the Deathly Hallows ・・・ Nineteen Years Later

2007-10-14 | Harry Potter
忙しいのもあったのですが、どうも、おなごり惜しくて、最後牛歩になっていたレビューですが・・・・

泣いても笑っても最後のエピローグになってしまいました・・・・


先日、友人とHarry Potter シリーズの話をしていて、
「この作品は100年後に残る作品だろうか」
ということでしばらくおしゃべりしました。

100年近く残っている児童文学はたくさんありますが、Harry Potterシリーズは2100年ごろ、本屋に並んでいるでしょうか・・・・?

何十年も読み継がれる物語には普遍性があり、また、自分が読んだ思い出とともに、親が子に読み聞かせてやり、先生が生徒に薦めて残っていくもの・・・・・

さて、皆さんはどう思われますか? Harry Potterは100年後、読み継がれているでしょうか? 


「 Nineteen Years Later」 P601
(このレビューは、ハリー・ポッターの最新刊、Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Editionをテキストにしています。その「 Nineteen Years Later」についてのものです。
簡単な単語帳の「Vocabulary」のあとに、重要なネタばれを含む感想が書いてあります。
未読の方はご注意ください!
 )

Vocabulary;
p604 snog  キスをする

以下、物語のネタばれを含みます。それをご了解の上、よろしかったら左クリック→ドローして反転させてお読みください。


ネタばれあります!未読の方ご注意ください!!


HarryとGinnyは結婚し、Lily、James、そしてAlbusという名前の子供がいて、JamesはもうHogwartsに通っていますが、Albusはこれから入学するところ。

JamesはAlbusに「おまえはSlytherinに入るかも」と意地悪をいい、Ginnyに怒られます。

King’s Cross駅にはRonとHermione一家とその娘でやはり新入生のRose、その弟のHugoがいます。

Lupinの息子のTeddyも元気に成長しています。週に4回はHarryのうちに夕ご飯を食べに来るし、これから一緒に住むことになるかも・・

NevilleはLongbottom教授になっています。

AlbusがHarryに「もし僕、Slytherinにはいっちゃったらどうしよう」というと、Harryは

「Albus Severus、君の名前はHogwartsの二人の校長先生の名前をとってつけられたんだよ。そのなかの一人はSlitherinの生徒で、たぶん僕が今まで知る限り、一番勇敢な男だったんだ。」

うお~~ん!
Albus Severus !!!

もう泣いちゃうよ!!
最後の最後まで涙を振り絞る気だね、Rowlingさん!!

(しかも兄弟ながら、JamesはAlbus Severusをちゃっかりからかってるし。歴史は繰り返されるのか?(爆))


Harryのおでこの傷はあれ以来、痛むことはありません。
めでたしめでたし・・・。







さてさて、長らくお付き合いいただきました「Harry Potter and the Deathly Hallows を英語で読みましょう♪」のレビューはこれにておしまい。
とても楽しい旅でした。お付き合いいただいた皆様、心から感謝いたします!!!

今後、またぽちぽちと、Harry Potterについて思いついたことなど書いていくかもしれませんので、これからもよろしくお願いいたします♪


コメント大歓迎♪
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未読の方はご注意ください! 

ネタばれコメントをしてくださる方、できましたら、どうぞ1行目に「ネタばれあります」と書いてからコメントをお初めくださいませ。よろしくお願いします。






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15 コメント

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ネタバレあり!! (jester)
2007-10-14 08:49:26
コメント欄もネタばれ解禁します。

これ以下のコメントには、重要なネタばれを含む危険があります。

未読の方はご注意ください!!



ネタばれコメントをしてくださる方、どうぞ1行目に「ネタばれあります」と書いてからコメントをお初めくださいませ。


よろしくお願いします。
稀代の名エピローグ (サム)
2007-10-15 13:38:48
 ネタばれあります。

 ジェームス、リリー、アルバス、セブルスとそうそうたるメンバーから名前を譲り受けたハリジニの子どもたち。しかし、ここになぜかシリウスがいません。アルバスのミドルネームにセブルスを持ってきたということは、ジェームスのミドルネームがシリウスなのでしょうか。いずれも精神的な繋がりが(形はどうであれ)強かった二人の名前をペアでファーストネームとミドルネームにしたと思えば理屈は合いそうです。

 ハリーが息子アルバス・セブルス・ポッターに対してスネイプを認め讃えるシーンは、夜中に寝床で読んでいたんですが枕に顔を埋めてうめいてしまいましたよ。本当に泣かせる台詞です、ローリング氏。(;_;

 おませでやんちゃなテディは、獣化と変身のふたつの能力を受け継いだのでしょうか。だとしたら、以前にチラリとコメントさせていただいたように、物語の主人公としてなかなかに魅力的なキャラクターとなりそうです。続編かもしくは外伝か、一本書けちゃうんじゃない、ローリングさん?(笑)


サムさん♪ (jester)
2007-10-15 13:52:37
サムさん、いらっしゃいませ~ ご訪問うれしいです♪

早速ですが、1つ目と2つ目のコメント、合体させていただきました。
私もいつも自分のコメントに「ネタバレあり」と書くのを忘れて、編集しております。(爆)

まあ、ネタバレが怖い方はもうここに近づいてないかなと思うので、いいかもとは思うのですが、万が一、ふらっと来て覗いてしまう方がいると申し訳ないですので・・・

以下、ネタバレあります。

>しかし、ここになぜかシリウスがいません。

ああ~~! ほんとだ!
シリウスがいませんね~
本当にジェームズのミドルネームなのかもしれません。
それか、もしかして次に生まれた子につける・・・?

>ハリーが息子アルバス・セブルス・ポッターに対してスネイプを認め讃えるシーンは、夜中に寝床で読んでいたんですが枕に顔を埋めてうめいてしまいましたよ。

今でも読むと、ぐっと来ます、ここ。
最初に「え、Snapeは~」と思わせておいて、実はミドルネームが、というところがやってくれます、Rowlingさん。

>おませでやんちゃなテディは、獣化と変身のふたつの能力を受け継いだのでしょうか。

本当に、テディが主人公のスピンオフ、強く希望しちゃいます!
Rowlingさん自身はもう書かなくても一生左団扇でしょうけれど、これほどの金脈、出版社がほおっておくわけないし、かならず、次回作はあると思います。
そういういやらしい(すみません)思惑は別としても、この7部作でどんどん深みを増してきたRowlingさんにはまだまだたくさん作品を書いてほしいですね!


あっという間に・・・ (くっちゃ寝)
2007-10-15 16:00:17
ほんとに最後になっちゃいましたね。
jesterさん、長々とご苦労様でした
おかげでハリポタを2倍も3倍も楽しませていただきましたよ~
お名残惜しいことです・・・


で、ネタバレあります。


あっという間に19年。
(その間それぞれにどんなことがあったかは、読者の妄想にまかせてるわけですね?)
それぞれ家庭を持ち、子どもにも恵まれ、めでたしめでたしのハッピーエンド。
やっぱりこういう結末ね~と読み進んでいたら・・・やられちゃいました。
ハリーが、子どものミドルネームにセブルスとつけてたなんて~。
ここで、もう、涙がとまりませんでした。
布団に入った後も、ここを思い出すとまた涙が・・・。

本編では、ハリーがスネイプ先生の真実を知った後も、彼に対する感情が何も記されていませんでしたよね。
スネイプがリリーを愛していた、そしてハリーを守ってくれていた、silver doeは彼だった・・・。
そういうことに対して、ハリーの気持ちが描かれていないのがちょっと不満だったのです。
それが、最後の最後で、こういう形で描かれるとは!
ローリングさん、うまいです~
ハリーの思いが、この名前に凝縮されてますものね。ぐすっ

それと、ネビルが教授になっていたことが嬉しくって~。
でも、どんな教え方してるんでしょ。ちょっと心配。
誰と結婚したのかなあ。ひょっとして独身!?(ありえる)
ネビルのことは最後まで心配です~(おばちゃん同盟健在)。




くっちゃ寝さん~~♪ (jester)
2007-10-16 10:14:37
くっちゃ寝さん、毎度コメントありがとうございます!感謝~~

くっちゃ寝さんがいたからこそ、このレビューマラソン、最後まで走りきることができました!
深く感謝しておりますです!


以下、ネタバレあります~~

>やっぱりこういう結末ね~と読み進んでいたら・・・やられちゃいました。

ねえ~~
最後にこんな「泣かせ場」を用意してるなんてRowlingさん、憎い憎い!

>本編では、ハリーがスネイプ先生の真実を知った後も、彼に対する感情が何も記されていませんでしたよね。

ほんとですね~
あの夢みたいな死後の世界(?)にもSnapeはでてこなかったし・・・・

>それが、最後の最後で、こういう形で描かれるとは!ローリングさん、うまいです~
ハリーの思いが、この名前に凝縮されてますものね。ぐすっ

いろいろぐちゃぐちゃ語られるより、ここでグサッとかかれたほうが、ぎゅうって来ますよね。
それももう最後、というところに来て。
ほんと泣かされましたわ・・・

>でも、どんな教え方してるんでしょ。ちょっと心配。
誰と結婚したのかなあ。ひょっとして独身!?(ありえる)
ネビルのことは最後まで心配です~(おばちゃん同盟健在)。

そうなんですよ! Nevilleの子供は?
つか、結婚してるのか??
と、親戚のおばちゃんとしてはとっても心配。

なんかMcGonagall先生とお茶のみ友だちになって、とっても地味に教授生活をしていそうだ・・・
ま、それも絵になるけど。

Nevilleに関するスピンオフも作って欲しいなあ・・・


100年 (サム)
2007-10-16 23:15:26
 ネタばれありません(笑)。あ、いや少しだけあります。

 ハリポタが100年先まで語り継がれるかどうか私には分かりませんが、妻とふたりで「娘と息子が本を読めるようになったなら、絶対に読ませてみよう」と言っています(妻は最終巻を未読で、日本語版を心待ちにしていますが)。
 もしこんなふうに、親が「子どもに読ませたい、読んでほしい」と願うような作品ならば、きっと長く愛される物語たりえるような気がします。

 子どもにハリポタを読ませるとなると、私や妻も気が抜けません。トム・リドルやピーター・ペティグリューのような気質が幾ばくか、私の心の中にあることは分かっています。だからこそ「リリーやモリーの半分でも良いから、子を思い愛することができる親であらねば!」「ハリーやネビルやダンブルドアやシリウスやスネイプの半分でも良いから、勇気を示せる人間でありたい!」と背筋が伸びます。
 そうやって世の中が良い循環の中で回っていけば……なんて、いくらファンタジーが好きだと言えども幻想が過ぎますね。(^^;
 でも、世の中がホンの少し良くなる足しにはなっていると思うんですよ、良い物語って。
サムさん♪ (jester)
2007-10-17 11:36:29
サムさん、レスありがとうございます!
私が一番ご意見を伺いたかった辺へお返事いただけてうれしいです♪

以下、ネタバレはなさそうです・・

>ハリポタが100年先まで語り継がれるかどうか私には分かりませんが、妻とふたりで「娘と息子が本を読めるようになったなら、絶対に読ませてみよう」と言っています。

わ~楽しみですね!
最初の1冊は読み聞かせで始まるのでしょうか。
きっとお子さんたち、「続きは明日」といわれて、明日の夜が恋しくてどきどきするのでは?

>もしこんなふうに、親が「子どもに読ませたい、読んでほしい」と願うような作品ならば、きっと長く愛される物語たりえるような気がします。

そこがまさに長く愛されるかどうかのポイントですよね。
自分が長く愛して、時々読み返しては楽しめる物語であるかどうかが。

>子どもにハリポタを読ませるとなると、私や妻も気が抜けません。トム・リドルやピーター・ペティグリューのような気質が幾ばくか、私の心の中にあることは分かっています。だからこそ「リリーやモリーの半分でも良いから、子を思い愛することができる親であらねば!」「ハリーやネビルやダンブルドアやシリウスやスネイプの半分でも良いから、勇気を示せる人間でありたい!」と背筋が伸びます。

サムさんがいろいろ感じられながら読まれているのに感じ入りました・・・
同じ子を持つものとして、そういう感性をお持ちのサムさんを見習わなくては、と思いました。

ただ悪役、ヒーローと分けて、ヒーローのみに感情移入して読むのでなく、自分を振り返りつつ考えることができる読書体験って、子供はもちろん、大人にとっても大切なものではないかと思います。
私も背筋をのばしますわ!
(実は少々猫背です・・・)(殴


>そうやって世の中が良い循環の中で回っていけば……なんて、いくらファンタジーが好きだと言えども幻想が過ぎますね。(^^;
でも、世の中がホンの少し良くなる足しにはなっていると思うんですよ、良い物語って。

まえにくっちゃ寝さんのところでお話したのですが、私は小さい頃から、そしていまだに、悩んだりすると本を開けます。
そこに道を開いていくヒントがあって、励まされることが多いから。

子供たちが、正の方向を向いたお話をたくさん子供時代に読めるってことは性格形成でとても大切だと思います。
周りの大人たちに押し付けられた『正義』ではなく、自分が心から感動しつつ学んだものは、それからその子供が歩んでいく人生で、心強い友人になるし、信頼できる道しるべになると思います。
そういう子供が増えるにしたがって、社会も健全なものになっていくと思います。

そのうち「大人の嘘」に気がついて、人間の影の部分も悟っていくでしょうけれど、少なくとも子供の時代には、良質の読書で心を豊かにして、ニヒルに社会をながめ、眉を寄せて批判する青年でなく、肯定的に人生を構築できる青年に育って欲しいですよね~

きっとサムさんちのお子さんは、素晴らしい大人になると思いますです!

ハリポタが100年後読み継がれているか、については、また新しい記事で書いてみたいと思ってますので、またお付き合いくださいませ!
まったく関係ないけど… (段腹まいあ)
2007-10-20 22:11:45
この章とは無関係なんですが、こんな記事見つけました。。。
ネタバレではないと思うけど…

>Harry Potter author JK Rowling has revealed that the headmaster of her fictional wizard school is gay.

The award-winning writer "outed" Hogwarts headmaster Albus Dumbledore while appearing before a full house at Carnegie Hall in New York.

Her mega-selling fantasy series ended last summer with the seventh instalment, Harry Potter And The Deathly Hallows.

After reading briefly from the final book, she took questions from audience members.

One young fan asked whether Dumbledore, one of the series most popular characters, ever finds "true love".

"Dumbledore is gay," the author replied to gasps - and applause.

She then explained that Dumbledore had been smitten by rival character Gellert Grindelwald, whom he defeated long ago in a battle between good and bad wizards.

"Falling in love can blind us to an extent," Rowling said, adding that Dumbledore was "horribly, terribly let down".

She said the character's love for Grindelwald was his "great tragedy".

へぇ~、そうなんだぁ。不思議はないし、ちっとも驚かないけど、そこまで考えるファンも居るんですね。
ええ~~! (jester)
2007-10-21 20:13:03
段腹さん、段腹さんがくるまで先に進めないでお待ちしてましたよん!(かなりまじです~)

>不思議はないし、ちっとも驚かないけど

いえいえ、わたくしにはショック・・・でした。
そういう観点でDumbledoreを見たことなかったから。

これってどこに載っていた情報ですか?

これ、ネタバレありっていうのかなあ??
ネタバレはないと思うけど・・・

Dumbledoreがgay・・・かあ・・・・
なるほどね、って思ったりもしますけれど、そういう視点でみるといろいろ考えちゃう。
Snapeとの信頼関係とか・・・(考えすぎか)

ここです (段腹まいあ)
2007-10-21 23:45:45
>段腹さんがくるまで先に進めないでお待ちしてましたよん

ぎゃぁ~~、ごめんなさ~~い。

http://uk.news.yahoo.com/skynews/20071020/tuk-dumbledore-outed-by-harry-potter-aut-45dbed5.html
この記事、昨日夫が自分のPCで読んで「ダンブルドア、ゲイだって!」と叫んだ。
段腹はダンブルドアをガンダルフと間違えて、ガンダルフ→イアン・マッケラン→ゲイ…の思考をしてしまい()、「知らなかったのぉ~?」と返事をし、3秒後にハタと気が付いた。
「な・なんで~?誰がそんな事言ってるのよ!?」と聞いたところこのアドレスを送ってくれたのでした。。。言ってるのは作者だ~!
今日になってロンドンの子まいあからも別のアドレスが送られて来ました。
http://observer.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,2196020,00.html
ニュースなんですねぇ

ここにコメントしづらかったのは、この章が稚拙に思えて仕方ないからなんですよ。同じ人が書いたの? こんな書き方ならない方が良かった、と思ったんです。素直じゃなくてすんまへ~ん。

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