ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

スイカの皮の食べ方レシピ♪

2013-07-30 | グルメ
あつ~~い外から帰宅して、冷蔵庫からキュ~~っと冷えた

スイカ

を出してざっくりと食べる!!!

のがjesterの夏の醍醐味です
(スイカが冷えた表現に「キュ~~っ」が使えるかという疑問・・・)

大好きですが、制限なく食べてしまうと冷えておなかが下ります。
・・・いい加減というものを知らなくてはいけません。


さて、スイカって捨てるところがありません

皮も、タネも、食べられるのです♪

最近は「カットスイカ」なるものをスーパーなどで売っていて、買ってらっしゃる方もよくいらっしゃいますが、横目でそれをみて、もったいないな~~と思います。

スイカの白い部分はウリ系の野菜と同じに使えます。
スイカ一個分の皮って結構な量があります。




まずは定番の「浅漬け」。
ポン酢とか浅漬けの素とか適当な味で漬け込んで食べます。
外側の緑の縞々が一番栄養がありそうですが、硬くて歯が立たないので、ピーラーで剥いて薄切りに。

ポリ袋に入れて、漬け味をつけて揉み混んで、すぐに食べられます。
きゅうりより少し固めの歯触りです。

友達に食べさせると「これ、あなたの食べた後の皮?」と聞かれます。
ちょっと気持ち悪いと思われてるかも。

確かにそう思われるかもなんですが、jesterはかじって食べたわけではありません。
jesterは、スイカを食べるときにナイフを使います。
赤い部分はスプーンで食べますが、皮に近くなるとちょっと硬くなり、無理にスプーンですくうとあたりに汁が飛ぶので、最後のほうはナイフで切って食べます。
なので、不衛生ではありません~♪

今回は梅干しを付けたときにでた「梅酢」でつけました。
ちょっとしょっぱいですが、梅のお酢がさわやかです。



きんぴら。
今回白ごまがなくて黒ゴマを入れたので見場は悪いですが、ご飯のおかずにピッタリ。
お弁当のおかずにもできます。

浅漬けと同じに外側をむいて薄切りにして、ごま油でいためておかかとゴマを炒め合わせ、少々のだし汁(大さじ4~5ぐらい)で少し煮込んでお酒とお醤油を加えます。
水けを飛ばして出来上がり。
食べる前に七味を振ってもおいしいです。

スイカ自体にほんのりと甘みがあるので、jesterはお砂糖は入れませんが、お好みで入れるとしても控えめに。
癖がないので、少しだけ味や七味などの香辛料を強めにしたほうが美味しく感じられます。

そのほか、野菜スープに入れたり、おみそ汁の具にしたり、カレーに入れたり。
カレー味のきんぴらも美味しいです。
豚肉と炒め合わせてもいけますよ。


さて、スイカの種はアジアではよくあるおやつで、袋入りで売っています。
多分「タネを食べるためのスイカ」があるのだと思いますが、日本のものより大きい種です。
お行儀の悪い国では、海辺などにいくと、食べた後のスイカの種の皮がいっぱい落ちていて、虫かと思ってぎょっとします。

日本のものも、小さいですがもちろん食べられます。
洗って、干して、炒って、皮をむいて中を食べます。
ナッツ系の味でいけます。

でも・・・
洗っても、なかなかべたべたが取れず、皮をむいても中身が小さいので、だんだん面倒くさくなり、友達が来てびっくりさせたいとき(爆)ぐらいしかやらなくなりました・・・・

タネを炒って、お湯を注いで「スイカのタネ茶」というのも香ばしくて美味しいと聞いたことがありますが、やったことはありません。


ちなみにスイカの皮には実より利尿作用があり、コレステロールを下げる効果もあるとか。
また血管を拡張して血流を良くし、美肌作用がある、シトルリンという栄養素もあるのだそうです。
(詳しくはこちらなど

スイカの季節になると必ず食卓に上るこれらのメニュー、食べると夏が来たな~~と感じます♪





夏バテに効く! 自家製オレンジヨーグルトドリンク♪

2013-07-22 | Health & Beauty
猛暑から一転、涼しめの日々が続いています。
天気予報では「1000年に一度の猛暑」から「雨の多い低温な夏」に修正されたりして、うれしいけど、ちょっとさみしかったり。

なんだか蝉も鳴いてないし。
もしかして地上にでるタイミングを逸してしまったのかしら。
長いこと土の中にいたのに、かわいそう・・・

さて、あの猛暑の日々、どうしても冷たい飲み物やアイスクリームや氷(こないだ 書いた ばかりですが)を食べてほっと一息したくて、ついつい食べてしまってました。

けれど、胃というのは、冷えにすごく弱いらしい。胃を冷やしていいことはないのです。
なんか胃の調子がまたわるい・・・

それに冷たいものは甘いものも多くて、カロリーも気になるし・・・

そこで、



自家製ヨーグルトのオレンジジュースわり!

を愛飲しておりまする。

こちらの記事で簡単手作りヨーグルトについて書きましたが、とっても美味しいけれど、毎日作ってると、だんだん飽きてきて、冷蔵庫のヨーグルトの在庫がだぶついてまいりました。

それで、友達のE子ちゃんに教えてもらったのが、このドリンク。

ヨーグルトにオレンジジュースを適宜混ぜて飲むだけですが、爽やかで軽い飲み心地です。

しかもヴィタミンCもとれて、各種アミノ酸、乳酸菌もとれます。

市販のドリンクタイプヨーグルトと比べて、甘みも少なく、さっぱりとヘルシー

さらに一つまみ塩を加えれば、熱中症対策にもなりますし。(これは熱帯地方のラッシー=ヨーグルトドリンクには良く入っていますが、ま、お好みで・・・)

ごくごくと飲めるというには、ちょっととろっとしているので、一気に胃が冷えるということもなく、夏バテに効いてる感じがします♪


備長炭の風鈴

2013-07-17 | my favorite things/小さな幸せ

部屋の防臭剤用に炭を買いに近所の炭屋に行きました。

旧街道沿いにあるので、炭が日常生活で使われたころからあるのでしょう。

昔ながらの「炭屋」さんです。

今はおじさんが一人で店番をしています。

そこで、炭を買っている途中に、ふと誰かに呼び止められたような気が。

からん・・・・

振り向くと、そこにあったのは



「これは?」

「ああ、備長炭で風鈴作ったんだ」(炭屋のおっさん)

そう話している途中にも、店の外から風が吹くとゆったりと揺れてかわいい音がします。


そのやわらかい優しい音にひかれ、お財布と相談しつつもおうちに連れ帰ることに。


武骨な色形なれど、部屋の中にかけておくと外からの風を呼び込み、からん、ころん、と涼しい音を響かせてくれています。




ベネディクト・カンバーバッチ君、来日!テレビ出演!

2013-07-16 | Sherlock

シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ君が来日しました。
映画「スター・トレック Into darkness」のプロモで。
思わずテレビをパチリ。



今回の役は「世紀の悪役」と言われたとか。楽しみです。



日本のテレビに出てるカンバーバッチを見るとは、感激
インタビューにもクールに答えてて、ほんとに素敵でした!

日本食では「みそスープ」が好きなんだとか。
京都が好きなんだそうです。
日本ではみんなが笑顔で礼儀正しくてびっくりしたそうです。
これからはラブコメに出たいとか!
今後は「家族、家庭を持ちたい」のだそうです。


空港には1000人のファンがお出迎え。前夜からの泊まり込みも150人いたとか。

(この画像は「映画.com」よりお借りしました)

前回来たときはお出迎え500人だったのが倍増。
ワイドショーでもニュースでもやっていたし、そっか~~ カンバーバッチ、人気あるんだな。
トム・クルーズなどを抑え、映画雑誌の表紙登場回数が1位とか言ってるし。

(いまさら)

(でもあまり映画を見ない人に「カンバーバッチが好き」というと、「誰?」といわれるのだが)


ニュースではファンの前でおどけたカッコでファンの歓声をあおる動画を見ました。

ちょっともう年齢的に空港にお出迎えするのはしんどいけど、生のカンバーバッチ君は見てみたい気がするわたくしでした。




暑い日には虎屋の抹茶の「宇治金時」かき氷♪

2013-07-09 | グルメ
梅雨明けのあと、急に猛暑ですね。
カラッと暑いなら許すけど、じめじめと湿気があるとめげます。

炎天下を銀座の1丁目から7丁目までカゲロウ燃え立つ銀座通りを歩いた後、避難したのは虎屋。

暑いせいか、なんと9組待ち。

それでももうお店から出る気が起きず、イスでうたたねしながら待ちました。



やっと席に案内されて、オーダーしたのは抹茶の『宇治金時』。

とりあえず両手を合わせて拝みつつ、
「お~クリスマスツリー、お~クリスマスツリー、われは歩み寄れり」
とか歌っとこうかと思うほどの、そそり立つモミの木か!という大きさです。

アイスクリームとか練乳とかが一切ないあっさりとした甘みが潔し。

しかし・・・全部食べ終わる頃には鳥肌が立ち、思わずカーディガンを取り出して着たくなるほど寒気が。

         


暑い日には生き返る気分になる「かき氷、LOVE」の夏が始まりました。



なんだかここ何日かアクセスが多いな~と思ったら、昔書いたこちらの記事、池井戸潤さんの「ロスジェネの逆襲」のなかの「オレたちバブル入行組」の記事を読みに来たかたが多かったらしいです。

そういえば「半沢直樹」のタイトルで、TBSでドラマ化されたのでした。
こんな拙ブログにも影響があるなんて、テレビの力ってすごいなあ。


ジェノサイド 高野和明 ハワイで読んだ本その5

2013-07-06 | 読書

泣けちゃうほど美しい空と海は、カイルアビーチです。

ああ~~ またカイルアにいってぼんやり風にふかれつつ、本が読みたいにゃあ~


さて、ここに寝転んで読んだ本といえば、こちら。

ジェノサイド
ジェノサイド

この画像の大きさでjesterの中での評価がわかるしともいるかもしれませんが、かなり熱中して読みました。


高野和明さんの本といえば、

13階段 (講談社文庫)
13階段 (講談社文庫)

は、ハラハラして面白く、この新人は行けるかも?と上から目線(爆)で思ったものでしたが、その後、

幽霊人命救助隊 (文春文庫)
幽霊人命救助隊 (文春文庫)

がちょっと・・・

いや面白かったのですが、なにぶんセリフ全部に「!!!」ビックラゲーションマークがつき、みんな叫んでる、という趣向のコミカルなお話で、しかも長尺。

長い時間をかけて読むのは、ちょっと人生の無駄遣い(爆

読後になにかしみいるものもなく、ああ、ちょっともうこの人は自分的に相性がないかも、と思ってました。

なので、ブログにレビューをアップすることもなく、その後「ジェノサイド」がベストセラーになり、書店で平置きになった時も、「高野和明か・・・」と素通りしてました。

高野さん、ごめんなさい!!


さらにその後、書評でも高い評価を得ていたので気になってなにかのついでに買い求め、そのまま積読になっていたものを、ハワイに持ち込みました。

結果。

いまさらなんですが・・・面白かったです!

ハリウッド映画にしてもいいかも、と思えるほどの規模で展開するSFアクションです。

内容をネタバレしないように紹介するのは難しいので、アマゾンの紹介文を引用しますと(責任逃れ

「急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。 」アマゾンより

とまあ、こんなはじまり方をするのですが、これだけでは惹かれないかもしれませんね。

でも読み始めたら、研人がどうなるのか、イエーガーがどうなるのか、そしてあの人(たち)は・・・・
と、先がめちゃくちゃ気になり、夜も徹して一気読みしちゃう迫力でした。

じっくり読んだらほころびが気になるかもしれないんだけど、初読ではそんな余裕を読者に与えないストーリー展開で、ページをめくる手が止まりません。

内容的に、「あ~あ、こんなこと書いて、叩かれるぞ」ということにも触れてますが・・・

最近CIAの職員が「アメリカ政府が個人情報を広く防諜していたことを発表した」件で香港からロシアに逃れて話題になっていますが、作中のエシュロンを告発しようとして命を狙われるウォーレン・ギャレットを思い起こさせます。
「え、ほんとにあるんじゃん!」と思いました。


最後にある登場人物が
「寂しくないか?」と聞かれて答える
「猫でも飼うよ」

が心にしみていったハワイの夕日でした。







再び、「永山裕子 水彩と素描展」へ

2013-07-04 | スケッチ・美術展
引き続き、暇を見つけては銀座に通っております。

毎日のようにしてくださるデモンストレーションで、作品がどう出来上がっていくのかを見たくて…

今回、特別に写真撮影を許可してくださいました。

(すべての画像は、永山裕子さんの許可を得てjesterが撮影したもので、版権は永山裕子さんとjesterに帰します。許可なくほかに転載などなさらないでください。)



会場の中の一角にある、デモンストレーションの場所。

「個展をしていると、「この色は何色ですか?」と聞かれることがよくあります。それにこたえるのが苦痛で、デモンストレーションをすることにしました。このようにパレット上で2~4色を混色するので、どの色、といえないのです」

とおっしゃっていました。

(どうぞ、個展で永山先生にお会いしても「この色は何色ですか?」と聞かないでくださいませ。

「作品はマラソンの伴走のように、3つぐらいを並行して書き進めます。競い合って、どれもが良くなるように考えて。でもその中で成功するのは1つぐらいしかありません」

ということで、デモンストレーションでもすでに一つは止められ、現在3つを書き進めてらっしゃいます。

不定期で行われるために、いついってもご覧になられるとは限りませんが、私が行った日はすべてデモンストレーションしてくださいました。

画家が絵をかく姿を見られるチャンスはあまりありません。どうぞお暇があったら会場にいらしてください。

ただし、すざまじい集中力を使って描かれています。

おしゃべりは厳禁、携帯の電源も切ってくださるようお願いいたします。(一ファンとして・・・)



会場があくと同時に、たくさんの人が押し寄せて、作品に酔いしれています。
一階のエレベーターは11時までは会場の5階に止まりませんので、早く来られてもお待ちいただくことになります。



「繰り返す音の先」のグリーンをバックに浮き出る白いユリ。
繰り返す音は、スカルラッティのピアノだろうか、それともバッハ・・・

しばし作品の前に佇むと、画面からキラキラ光る音がこぼれてくるようです。


永山裕子さんの「水彩と素描展」は

東京セントラル美術館(中央区銀座2-7-18)
2013年6月25日~7月6日
平日 11:00~18:30/土・日 11:00~18:00

会期中にデモンストレーションを行います。
(不定期のため、会場へのお問い合わせはご遠慮くださいませ)



最終日まで、また心を柔らかい「水」で潤してくれる作品に会いに、時間を切り詰めて、銀座に通うつもりです。




しつこいようですが・・・

(すべての画像は、永山裕子さんの許可を得てjesterが撮影したもので、版権は永山裕子さんとjesterに帰します。許可なくほかに転載などなさらないでください。

また、会場で許可なく写真撮影をすることは厳禁されております。ご了承ください。)